思いがけず第二子を妊娠したのですが、およそ5年ぶりの妊婦生活なもので、以前とはだいぶ環境が変わったなぁと思いました。
そこで、家庭/職場/世の中など、2014年と2019年で変わったことをつらつらと挙げていってみようと思います。
個人・家庭における変化
戸建と自家用車を買った
2016年に戸建に引っ越し、2019年には車を購入しました。
生まれてからずっと賃貸暮らし、家族は誰も運転できない―そんな自分が家や車を買う日が来るなんて思いもしませんでした。
食洗機のある生活
戸建は注文住宅で建てましたが、私が一番重要視したのはビルトイン食洗機でした。旦那に家を建てる際の最低条件*1として提示したくらいw
第一子が生まれて食器の数も増えた今、便利すぎてもう食洗機のない生活には戻れません。。
自転車に乗れるようになった
引っ越しに伴い、保育園の送迎に使うためにママチャリを購入。小学生以来の自転車運転だったため、最初はまぁ酷いものでした。
twitter.com練習初日の感想
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2016年9月17日
・サドルグラグラで「生まれたての子鹿」と揶揄される
・手を握りすぎる
・右折怖い!
・並走、追い越しやめて(>_<)
・対向車怖い!
・歩道の真ん中に杭立てないで(つд`)
・気持ちがずっと声に出たまま走ってる #アラサー自転車を買う
その後も練習しようやく旦那の免許皆伝を得て、保育園送迎に使えるレベルに。ただ、やはり子乗せ運転技能には自信がなく、第二子妊娠でお腹が大きくなったのを機に自転車通園をやめました…。
自動車も16年ぶりに練習…
しかし今、ペーパードライバー歴16年の私があろうことか自動車に乗ろうとしています*2。。
この夏の酷暑送迎が身重の体にきて、自動車に乗れたら…と何度も思ったのがきっかけです。
まだ徐行運転(時速5キロ以下)で前進しかできませんが、近所のスーパーに買い物に行けるようになる日が来るといいな…いつか…。。
私と旦那の給料が逆転した
- 私︰残業無/時短/降格→給料減
- 旦那︰残業減/転職/出張増/昇格→給料増
第一子出産前はお互い遅くまで残業が当たり前だった世界。元々私の方が基本給が高く、18:01から残業代がきっちり出るのでさらに賃金差がありました。
しかし、復帰後は残業もほとんどできなくなり、引っ越しによる時短勤務、病児保育だシッターだと社内制度を利用しまくり天引きの嵐*3、キャパオーバーで自らチームリーダーを降りたりして給料は激減。
一方で旦那はブラック企業からの転職に成功し給料アップ。転勤制度が無いため出張が増えましたが、残業時間はかなり減りました。しかも仕事ぶりが評価され主任に昇格し、いつしか賃金差は逆転していました。
娘がいる(頼もしい反面不安も)
夫婦2人だけで過ごす穏やかな妊娠期間と、娘がいる騒がしい賑やかな妊娠期間とでは全然違いますね。。
娘はもう少しで5歳、自分でできることも多いため世話自体はかなり楽になっていますが、送迎したり遊び相手になったり遊びに連れて行ったりと、なにかと構ってあげる必要性が出てきます。
娘は「赤ちゃんのお世話いっぱいする!」と張り切っており頼もしいですが、いざ生まれたらどうかなぁ…ヤキモチとか焼くのかなぁ。
(私の)職場における変化
時間休制度ができる
以前は「全休」「半休」しかなかったのですが、復帰後は1時間単位の有休「時間休」が使えるようになりとても助かっています。
登園に時間がかかっては時間休でまかなう…ということを繰り返していたら年間取得上限*4に到達してしまった年もありましたが。。
リモートワーク制度ができる
2017年から段階的に試験導入され、現在はほぼ全ての部署でリモートワークが可能になっています。
第一子妊娠中はまだこの制度がなかったため、10時19時の時差通勤で通勤ラッシュ緩和*5をしていましたが、第二子妊娠中はリモートワークを週4で入れることで対処しています。体への負担を軽減できるのでとても助かっています。
産育休社員へのサポートが以前よりも充実
第一子の産休に入る頃から職場には先輩ワーママが何人かいましたが、あれからさらに増えて私の後輩世代も次々とママに。
ライフイベントに伴う社内支援マップ、産休育休社員向け社内SNS、復職予定者の集いなどなど、産休育休をとる社員に対する人事のサポートも以前よりさらに手厚くなった*6ような気がします。
男性育休が自然な光景になる
数ヶ月単位の育休をとる男性が以前よりもちらほら目立ちました。取得者も部長クラスから平社員まで様々です。また、保育園送迎のため時差出勤している男性もいます。
ちなみに旦那の会社は男性育休どころか男性時短の前例すらないらしく、旦那がファーストペンギンになれるのかどうか…先行きが少し不安です。。
業績が悪化する
詳しくは書けませんが…これはもう時代の流れ上しょうがない…とりあえず第二子育休から復帰するまでには元気を取り戻していただきたいです(他力本願)。
サービスにおける変化
認可外保育園が増えた
うちの地域の話ですが、住み始めた頃に比べて保育園(特に認可外)の数はかなり増えたと思います。第二子保活で候補を探してて「こんなところにもできたんだ!」という驚きがありました。
コープの離乳食/幼児食が増えた
第一子の頃にも水やレンジで戻す裏ごし野菜などはありましたが、今は野菜だけでなく、白粥や白身魚など冷凍離乳食のバリエーションがかなり増えています。これはありがたい…!
世の中における変化
あの「保育園落ちた」ブログ騒動が2016年。ずっと続いている待機児童問題が、当事者以外にも知れ渡り様々な議論を巻き起こしたのももう3年前になります。
育児・介護休業法の改正
2017年10月から育休が最長2年まで取れるようになりました。
とはいえ、第二子保活は0歳4月を狙うつもりですが…ほぼ5歳差なのできょうだい加点が使えるラストチャンスに賭けたいのです。。
液体ミルク解禁
便利なのにどうして日本には無いのか?!と話題になった液体ミルク。私も当時電子署名をしました。
2018年夏にようやく国内で製造・販売が解禁され、2019年春にいよいよ発売。今では薬局でも普通に見かけるようになりました。私も機会があったら使ってみようかと思います。
たかが5年、されど5年
娘が生まれてからもうすぐ5年ということで身の回りの変化について挙げてみました。
育児や仕事に追われてあっという間に過ぎた感があるものの、こうして見ると色々変わったなぁと感じます。
子育てに不寛容な世の中だなぁ…と感じる側面はあるものの、少しずつでも育児をとりまく環境が良くなっていくといいなぁと思いました。
*1:旦那が家を建てる気満々で、当初私はあまり乗り気ではなかったのですが、①ビルトイン食洗機を設置する②私の個人部屋を設ける、の2つの条件を承諾してくれたのでやる気が出てきましたw
*2:もちろん旦那立会の元で練習しています。こんなタイミングで死ぬわけにはいかないので…
*3:年会費や利用料の一部は会社負担で、残りは自己負担のため給料から天引き。3歳半を過ぎたあたりからほとんど病気しなくなったので、最近は落ち着いてはいます。
*4:制度上は勤務時間✕5日分の時間数を取得できます。8時間勤務なら40時間。
*5:実際は1時間遅らせても電車は混んでますが…やらないよりはマシでした。
*6:第二子妊娠で受け取った産休前面談資料には、保活のポイントや使える制度一覧などが載っていました。