ゆるりとねっと。

ヲタクなワーママのゆるゆる雑記ブログ

疲れた心にボボステ配信が効いた

仕事にどん詰まっている。

今の部署に異動してきてからずっと、未経験だったタイプのシステムをガッツリ触る羽目になり、やれユーザー問い合わせだやれ調査依頼だと毎日忙殺されている。

それだけならまだマシだったのだが、連携先都合かつシステムの根幹にモロに影響が出る部分の改修を自分1人が担当することになりいよいよ詰まってしまった。わからないなりに調べて少しは理解できる部分も増えたけど、上司には露骨に"遅すぎる"と思われている。魔法少女アニメでよく悪の組織の幹部がボスに詰められて切羽詰まる構図があるけど、まさにあんな気分だ。

結局私が持つはずだった他の仕事も上司が巻き取る形でこちらに専念しているのだが、ようやく実装フェーズに入ったものの、設計漏れやバグがみつかりまだ霧が晴れていない。

そんなわけで珍しくエンタメ消化が追いついていない。仕事など二の次三の次、推し活に邁進することが生きがいの私が、録画した推しの連続ドラマすらまだ見れていないのだ。さすがにこれはマズい。下手すると精神に異常をきたす。そんなときにふと、「ボボステ配信」の文字が目に止まった。

bo-bobo-stage.jp

「超ハジケステージ☆ボボボーボ・ボーボボ」の存在は知っており、少し気にはなっていた。

連載当時のジャンプ本誌を読んでいたし、たまにだけどアニメも見ていた。ただ、主要キャラクターはざっくりとしか把握しておらず、ストーリーもしっかり追ってなかったのでほとんど何も覚えていない。毛狩り隊と戦うアフロ男の話、というおおまかな理解…だからほとんどニワカもニワカなのだ。

そんなボーボボがまさかの舞台化ということで発表時はSNSでもかなり話題だった。そしたらなんと、ビュティ役が工藤晴香さんだというではないか…!くどはるさんはスタリラの鶴姫やちよ役で知り、MCを務めるオールスタァラジオも毎週聞いている。知っている人が出ている舞台というのは興味の対象になる。

しかもそれだけではなかった。セラミュやウテミュで数々のカッコいい役を演じ魅了した立道梨緒奈さん*1や、セラミュのセーラームーン役やスタリラの雪代晶役で私を虜にした野本ほたるさんも出演していると後から知る。推しが2人も…同じ舞台にいるだと…?!

これはもう見るしかないでしょ!配信ページを開いてから決済完了するまで、ものの数分もかからなかった。

開演。

うわ!ナレーションアニメと同じ太田さんじゃん!!ニワカの私でもなんか懐かしさを感じる…。

そしてボーボボ登場、まごうことなきボーボボ。背景にあるボーボボのアフロと鼻の穴も舞台装置になっており、あの意味不明に差し込まれる小ネタとかが舞台上でシームレスに展開される。早くもステージ上のハジケ世界に惹き込まれていた。

序盤、謎のつけものやビュティとの出会い。ビュティがお供することになるも「ただしつけもの、テメーはダメだ!」と言われてショック顔になるつけものwwなんだろう…ちゃんとは覚えてないのに「ああこんな感じだったな」とおぼろげな記憶が蘇るようだった。

そしてOP「Wild Challenger」へ。全キャストお目見えとなり、代わる代わるパフォーマンスするのめちゃめちゃかっこよ…りおなさんの魚雷ガールもバーンと決まるし、のっさんのブーブブ*2もめちゃ可愛い…。

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キャラビジュの時点でひときわ異彩を放っていた首領パッチ。足の位置が稲荷さんの膝のあたり、つまり膝立ちなことが多いわけで…でもそれを全く意識させない動きで駆け回るのホントすごくて感心してしまった。

ボーボボも首領パッチもハジケにハジケるのだが、アニメから飛び出してきたようなハジケぶりで自然と笑ってしまった。マイテルとの絡み(魔法のステッキで叩いたりコンパ台無しにしたり)もだし、魚雷ガールの前で自分の口を塞ぐときに首領パッチが「頭*3」の方に手をやるのを見て「お前の顔はどっちだよ!こっちだろー!!」とすかさず突っ込むボーボボにめちゃくちゃ笑った。あれ台本なの?アドリブなの?

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個人的にツボだったのはところ天の助。佇まいがもうところ天の助そのもの(?!)。悲しい過去とか、ボーボボに食われてると気づくところとか、どのシーン見ても顔芸最高ww気づくと目で追ってしまうくらい好きなキャラだった。

田楽マンも可愛かったなぁ。横の黒子*4が操演してるんだけど、せつない歌を歌い上げてるのにサービスマンが勝手に黒子の布をめくり上げてくるwwやめなさいwww

ストーリーはガンガン進むが、その際スキップされる回も色々出てくる。ボーボボが「倒したような気がする」と言ったり、へっくんの見せ場が飛ばされ残念がってたり。さらに途中からダイジェストになる箇所があり、「ビュティよこれが時間の都合だ〜♪」って歌うボーボボが面白すぎた。あと「開演5分前に奴の断末魔が聞こえたはずだ」で納得させちゃうの究極のメタ発言でビビった。確かに開演前に謎のうめき声は聞こえてなんだ?マイクテストか?と思ってたけど、あれが伏線だったなんてw

他にも客席に背中見せちゃうつけものとか、予算の都合で衣装が用意できなかったお茶漬け星人とか、子供ボーボボとTUYOSIとのやりとりとか色々細かいネタを挙げるとキリがないんだけど、これだけは言いたい。

魚雷ガール最高かよ!!!

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OVER戦でボーボボが「第一形態には興味ねぇんだよ!」とメタ発言するのだが、私は原作を覚えていなかったためにその後の展開を知らずに見ていた。そしたらOVERの「真の姿」として出てきたのが魚雷ガール。そ、そこで出てくるんだwwww

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伝説の「ボケ殺し」である魚雷ガールに苦戦するボーボボたちだが、聖鼻毛領域ボーボボワールド全宇宙鼻毛裁判プラネットジャッジによってなぜか形勢逆転する。このカオスをよく舞台で表現できたな…すごい…

最後「わけわかんねえええーーーー!!」って叫ぶ魚雷ガール最高www大好きwww

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そしてブーブブの出番はかなり終盤だった。ボーボボの姉で、毛の王国への案内役としてべーべべと共に登場。てかボーボボ5人兄弟だったんだ(それも知らなかった)。

ボーボボが父TUYOSIの毛を剣のように抜いたシーンで言う「TUYOSIは父であり毛であり剣であるのよ!」ってセリフがツボったw出番は短めだったけど可愛かったなぁ…

ビュティのくどはるさんもめちゃ可愛かったし、ツッコミ方ももうビュティだった。「エーデル」の晶とやちよが、ブーブブとビュティとして同じ舞台に立つの感慨深い。

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カーテンコールは「バカサバイバー」を全員で。後から知ったのだがこれもアニメ版のOP曲だったのね。最後らへんの展開的に続編あるのかなぁ…?

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……

あっという間の2時間半だった。

面白くて気がつけば数回通しで繰り返し見ていた。超ニワカの私でもすごく楽しめたし、あのハジケぶりをまた摂取したい気持ちに駆られるw

やっぱりエンタメは心の栄養だなと感じた。仕事で鬱々としていた気分を晴れやかにしてくれたボボステありがとう!

仕事、戻らなきゃ…(´;ω;`)

*1:コメントが秀逸。観に行こうと思ってたら自分が演者側になるとはwwww.toei-anim.co.jp

*2:ブーブブというキャラを知らなかったので、配信初見では何役がわかってなかった

*3:=中の人(稲荷さん)の顔

*4:山内さんは田楽マン以外にも子供ボーボボとかボーボボ脳内で操縦する少年とか色々な役をやっててすごく気になる存在だったw声が可愛い。