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「地下謎への招待状2014 REVIVAL」を解いた感想・当時版との違いについて

駅構内ポスター

地下謎が3年ぶりに復活!

「地下謎への招待状2014 REVIVAL」を解いてきました!

開催期間も終わったので、2014年版との違いなどほんのりネタバレを含みながら振り返ってみたいと思います。

地下謎への招待状2014 REVIVAL

開催概要

realdgame.jp

  • 開催期間︰2022年12月22日〜2023年3月19日
  • 謎解きキット︰2500円(一日乗車券付)

東京メトロ×SCRAPの大人気企画。東京メトロ圏内の駅や周辺施設を巡って謎を解いていく、周遊型謎解きイベントです。

コロナ禍後初・3年ぶり開催

2014年から始まった地下謎は冬の恒例イベントとして毎年10月に開催されていましたが、コロナ禍で2020年2021年は中止となってしまいました。

2022年に至っては開催有無の言及すらなく、もうこのまま自然消滅してしまうのか…?と思われましたが、同年12月に「2014REVIVAL」の開催を発表。約3年ぶりの復活を果たしました。

twitter.com

駅でのキット入手は事前予約制に

以前は指定の駅の定期券売場で直接買えた謎解きキットですが、今作からはWeb事前予約をした上で指定の日・指定の駅で受け取るスタイルになりました。

駅での直接販売はしていません。当日購入ができるのは、都内に数ヶ所あるリアル脱出ゲーム店頭のみとなります。

私は別用で池袋に行くことがあったので、その日に池袋駅を予約して行きました。

謎解きキット

キットのお供・ペグシルは2018年版から採用された消しゴム付バージョンになっています。また、2019年版から登場した「段差なしコース」も用意されており、当時版から進化しています。

2014年版との違い(ネタバレあり)

ゲームの流れはほぼ同じ

  1. カードの6つの謎を解く→駅判明
  2. 6つの駅に出向き、それぞれ謎を解く→キーワードが集まる
  3. キーワードを元に謎を解く→最後の駅判明
  4. 最後の駅で謎を解く→解答フォーム入力

ゲームの流れは原点の2014年版とほとんど同じです。2016年版から登場した行き先がわからない状態での電車移動や、解答入力後に出てくる真の最終問題などはなく、オーソドックスでシンプルです。

なので、2016年以降から地下謎に触れた人は少し物足りなさを感じるかもしれません。

行き先はほとんど違う

2014REVIVAL 2014
a 半蔵門→千鳥ヶ淵公園 後楽園
b 池袋→Esola 池袋→Esola
c 表参道→秋葉神社 明治神宮前→五輪橋
d 六本木一丁目→泉ガーデンタワー 本郷三丁目→東大赤門
e 大手町→丸の内ストリートギャラリー 銀座
f 茗荷谷→カイザースラウテルン広場 永田町→Echika fit
LAST 銀座 西早稲田


なんと、Esola池袋以外は全て異なる行き先でした。

しかも以前は屋外スポットが2箇所(五輪橋と東大赤門)でしたが、今回はほとんどが屋外の謎解きとなっていました。時間の都合で夕方から参加したのですが、真っ暗な千鳥ヶ淵公園で写真と同じモノを探す謎解きは少々大変でしたw

日が落ちたあとの千鳥ヶ淵公園

子連れでしかも夕方から始めたので、1日では終わらず別日に続きをやりました。千鳥ヶ淵公園もですが、カイザースラウテルン広場も子供たちが楽しそうにはしゃぎ回っていました。

カイザースラウテルン広場は子供たちも興味津々

解き方が似ている問題も

2014REVIVAL 2014
a 路線図裏面の文字を線結び 路線図裏面と謎b,c,d,e,fのカード裏面を繋げる
b 一日乗車券を路線図に重ねる カードと同じ大きさのモノ(千円札)を探す
c 路線図を折る 路線図を折る
d ペグシルを路線図に挟む 使用済み一日乗車券を回転
e カードを下から見る カードを下から見る
f 謎a,b,c,d,eのカード裏面を繋げる 路線図裏面の文字を線結び
g c駅のモノを見て解く c駅のモノを見て解く
h e駅のモノを見て解く e駅のモノを見て解く
i d駅のモノを見て解く d駅のモノを見て解く
j 謎g,h,i,kのカード裏面を繋げる 謎g,h,i,Ⅲのカード裏面を繋げる
k a駅のモノを見て解く (なし)
g,h,i,j,kのキーワードを集めて解く a駅でスタンプを押す
f駅のモノを見て解く b駅で得たアイテムを重ねる
b駅で得たアイテムを重ねる f駅のポスターを見て解く
LAST 折った路線図をステンドグラスと照合 折った路線図をステンドグラスと照合


駅名やキーワードを導くための謎の数々も新しくなっています。ただ、解き方は同じでも答が違っていたり、解き方そのものも変わっていたりと、懐かしさと新鮮さを感じる作りになっていました。

最初の6問についてはaとfの解き方が逆転しており、さらにbとdの解き方が変わりました。2014年版のbは当時(私も含め)なかなか苦戦したので、解きやすく変えてきたのでしょうか?

中盤、駅へ行った先での謎解きも面白かったです。だいたいはすぐ解けるものが多いですが、中にはちょっと時間を要するものもあるのが地下謎の醍醐味です。今回は六本木一丁目駅(泉ガーデンタワー)の迷路問題がギミックに富んでいた印象です。

泉ガーデンタワーの案内板

2014年は西早稲田のステンドグラスがラストステージでしたが、今回は銀座。ここも当時版からのオマージュを感じました。

ファイナルは銀座駅構内のステンドグラス

歴史を感じるリバイバル地下謎

2014年〜2019年の6回にわたり開催されてきた地下謎。新要素が増えて年々進化していきました。

  • 英語版(2016)
  • 行き先わからぬまま電車移動(2016)
  • 真の最終問題(2016)
  • はじまりの場所(2017)
  • 途中の駅が選択式(2017)
  • 謎水自販機(2017)
  • ビンゴ(2017)
  • 消しゴム付きペグシル(2018)
  • ステッカー(2018)
  • ラッピング自販機(2018)
  • 謎解き公衆電話(2018)
  • 段差なしコース(2019)

こうして初回をあらためてやってみると、これらの要素がなかった最初のころを思い出し懐かしく感じました。

また、行き先となった場所にも、2014年当時と変わっているモノもあります。

たとえば表参道の秋葉神社。調べてみたところ2019年ごろに改装されたようで、とても綺麗になっていました。

モダンな感じの秋葉神社

また、謎の舞台ではなかったものの千鳥ヶ淵公園までの道のりの目印として登場したのが株式会社LIFULLの黄色いモニュメント。2017年にこの地に移転しているので、2014年当時はなかったモノになります。

転活で来たことあるんだなw

prtimes.jp

まとめ

久しぶりの地下謎、復活したことそのものも嬉しいですし、開始当初のワクワクを思い出して懐かしくもありました。

どうやら新作もあるようですし、今後の展開も楽しみです!

謎解き成功!