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ヲタクなワーママのゆるゆる雑記ブログ

ハグプリ46話時点の考察:ジョージ・クライについて(前編)

年が明け、ついに次回作「スター☆トゥインクルプリキュア」の予告が流れ始める時期に入りました。

「次回作の存在」を見せつけられると「今作が終わる」ことへの現実味が増してきて、頭では分かっていてもまだそれを認めたくない自分がいたりしますw(要はハグプリロス)


さて、残りあと3話というところでようやくジョージ・クライについての記事を書いてみようと思います。

実は34話までのおさらい記事の執筆過程で途中までは書いていたのですが、そこからなかなか筆が進まず今に至った感じです。

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理想の王国

「僕も夢があるんだ。理想の王国。そこでは皆が心穏やかに微笑みを絶やさない、花が咲き乱れる美しい国」

「新たな苦しみがなければみんな笑顔でいられるだろう?だから時間を止めよう」

「皆が笑顔のまま暮らせるように 共に終わらぬ永遠を!」

「もう何も生まれない、永遠の幸せの始まりだ」

(第23話より)

これまでのクライの主張をまとめると、「時を止めれば新たな苦しみが生まれず、みんなが笑顔のまま永遠に幸せでいられる」ということになります。


時が止まっているのに「暮らしている」と言えるのか…?とか、クライ本人の時は止まらないじゃないか…とか、色々ツッコミどころはありますが、なぜこんな極端な思想に至ったかの手がかりとなりそうな描写が第46話で見られました。

民衆が増やすトゲパワワ

「未来の時を止めたのは僕ではない。時を止めたのはそこに生きる民衆だ。 文明の進化、だがその成長に見合うほど人類は尊い生き物ではない。 人が生み出したトゲパワワが世界に広がり、明日への希望の力・アスパワワは失われていった。そして世界の時は止まった。」

「君たちがどれだけ明日への希望の力・アスパワワを増やしても、際限なく人々はトゲパワワを増やす。 少女が目指すは花咲き乱れる理想の王国。夢は叶い人々は笑顔に満ちた。 だが、人々の望みは尽きなかった。1つの夢が叶えばそのまた次へ… 明日への希望は欲望へと変わり、王国を狂わせていった。 だから決めたんだ、時間を止めよう。みんなが笑顔のまま暮らせるように、共に終わらぬ永遠を」

(第46話より)

つまり、民衆がトゲパワワを増大させたから世界は自滅した、そうなる前に時間を止めて「永遠の幸福」をもたらそうという思想なのでしょう。

ここで1つ気になる点が出てきます。

未来の時、止めてなかったっけ?

第40話の回想で描かれた、ハリーとキュアトゥモローの話。あの時、オシマイダーを召喚させて未来の世界に襲撃をかけていたのは紛れもなくクライアス社です。

直接描写はないですが、襲撃とキュアトゥモロー捕獲によって未来の時は止まったはずで、「僕ではない」と言うのはどういうことなのかと。。責任転嫁しているのか、それとも本当に違うのか…。


クライの発言が真実だとして、考えられる可能性は

  • キュアトゥモローの時代を襲撃したのは確かだが、時間は止めていない(トゲパワワ増大でもたらされた結果にすぎない)
  • クライは何度か世界をやり直しており、この発言は一番最初に世界が止まった時のことを指している(キュアトゥモローの時代ではない)。

かな…と思っています。

仮説1:襲撃したけど時間は止めてない

ちょっと屁理屈めいていますがw

時間停止はクライがやったのではなく、民衆がトゲパワワを増大させたから。プリキュアがいなくなり、強大なアスパワワが生み出せなくなったのでしょう。

ところでキュアトゥモローはクライアス社に捕獲された後の会話で、ハリーに「仲間を失ってもか?」と訊かれています。このことから他の3人のプリキュアは絶命したのではないかと予想します。

「ホワイト以外のミライクリスタルは破壊した」*1というのは、時間を止めるための燃料として3人のミライクリスタルが負の力に変換されたことを意味しているのではないでしょうか。ちょうど第23話で謎の道具を使って時間を止めた時のように…。

あれ?だとするとやっぱ時間止めてるのでは…?

仮説2:クライは何度か世界をやり直している

ちょっと大胆な仮説ですが、クライは人を越えた存在、人類の歴史を見つめる神*2か何かではないか?とも思い始めました。*3

「愚かな人々を救うためにあがく彼女たち(未来のプリキュア)の苦しみを取り去ろうとしただけだよ。」

「そう、苦しみだ。何度救っても人間が辿る未来は破滅へと続いている。プリキュアの戦いは無意味だ。」

「今、君(はな)は幸せなんだね。僕は皆を救いたい、破滅に向かう前に。人類が生まれ命を持つこと、それは悲しみ、悪いことなんだ。」

(第46話より)

クライにとってみれば、幸せなうちに時間を止めることが救済だと信じています。

先ほどの発言もそうですが、全体的にスケールがでかい。まるで何度も人類の破滅を見てきているような口ぶりを感じました。

トラウムがクライのことをこう評していたのも、ある意味「歴史の傍観者」だからなのではないかと思わせます。

「一言で言うと何もしない男なんだよクライは」

「彼はただ我々を見つめている。深い絶望に染まった目で」

(第46話より)

クライが関与せずとも人類のトゲパワワ増大によって滅亡した世界があって、それを見たから滅亡前に遡って(=キュアトゥモローの時代)先に時を止めようと思ったのかもしれません。

そういう考えに至らせた動機はおそらく、第46話の回想でチラッと出てきたピンク髪の女性*4でしょう。

彼女に何かがあったことで、今の「計画」が実行されているのではないかと。

クライの計画

度々クライやリストルが口にする「計画」。

計画の全貌は不明ですが、「世界の時間を止める計画」であることは確かだと思います。

「君たちがミライクリスタルを生み出しアスパワワを集めてくれると信じていたよ」

(第23話より)

はな達がプリキュアに覚醒することはクライにとって想定内でした。

そうして集まったアスパワワを使って時間を止めようとしたのでしょう。


ただ、キュアエールに時間停止を打ち破られたのに「計画は上方修正」と言ったり、マザーが復活したときも喜んでいたりと、はな達プリキュアが次々と歴史を書き換えていくのを興奮気味に見ているのも意味深です。

「マザーがついに目覚めた…!未来を司る輝きの力が明日を望まぬ絶望に染まったとき、どれだけ強大な力になるか知りたい」

(第40話より)

「また未来が変わった…!なんという凛々しい心、汚れなき魂、まるでマザーのようだ…キュアエール。共に終わらぬ永遠を…!」

(第42話より)

物語の書き換え

クライが手にしているあの本。

「とてもとても美しい物語なんだ。その世界では皆が明日への希望に満ちていた。人はそこを楽園と呼んだ。しかし永遠に続くきらめきは存在しなかった。美しい物語…」

(第8話より)

「この物語は君に運命を感じてるのかもしれないね。明日を失いつつある世界のため、剣は何も持たない少女を選んだ。そして少女は勇気を胸に戦った。なぜ少女は戦うことができたのか、誰かのために身を削ってまで…富のため?名声のため?」

「少女は剣に選ばれ民衆と共に戦う」

(第11話より)

「物語」と言っていますが、未来のことが書かれた予言書のようなもの*5なのでしょう。プリキュアが奇跡を起こしたとき、ページの書き換えが発生することがあります。

これまでにプリキュアが起こした奇跡は

  • この時代にキュアエールら5人のプリキュアが誕生したこと
  • キュアエールがプリキュアの剣をメロディソードに変えたこと
  • えみる・ルールーの願いを受け入れ、マザーが4つ目のプリハートを複製したこと
  • ミライクリスタルが10個集まったこと(想定では8個)
  • プリキュアオールスターズが出現したこと(これは番外か?)
  • ミライクリスタルホワイトがマザーハートに変化し、マザーが復活したこと
  • プリキュアの力によって、アンリがキュアアンフィニになれたこと

ですが、これだけ色々過去改変が起きているので遠い未来にも少なからず影響が及んでいるのではないでしょうか。。

この戦いが終わったらハリー・はぐたん・ルールーは未来に帰ることになっていますが、帰った先は元々の世界と全く同じではないはずで、そのあたりも描写されるのかされないのか気になるところです。


▼長くなってきたので、後半に続きます
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追記)答え合わせ書きました。 www.yururito.net

*1:第13話のパップルの発言より

*2:「ハピネスチャージプリキュア!」の神ブルーも姿形は普通の青年でしたし、神が普通に人間と会話しているような場面はありえると思います。

*3:「ある日強大な力を手に入れ」たことによって神に近い存在になったのかもしれませんが。

*4:おそらく彼女は「大人になったはな」だと思いますが、遠い子孫や他人の空似かもしれませんし、まだ確証はないので一応こう表現しておきます。前髪の具合が、第1話で切る前の状態に似ている気がします。

*5:余談ですが、本の中身はスタッフの茶目っ気を感じます。解読班によるTweet↓