子供が生まれると生活が一変するとはよく言われるが、「おもちゃの増加」も大きな変化の1つだと思う。
買ってあげたもの、誰かからもらったもの、お子様ランチのおまけ、家で作った工作物…年々いろんなものが増えていく。
整理整頓を頑張っていた頃もあった
まだ長女が小さいうちは、私がほぼ毎晩おもちゃの片付けをしていた。毎日毎日驚くほど散らかすが、それでもなんとか頑張って仕分けて片付けていた。
2歳頃プリキュアに興味を示し、プリキュア関連の食玩やガシャポンを買うことも増えたが、小さなものやセット品は欠けることがないよう特に目を光らせて*1いた。
当時さんざん遊んでいた「キラキラ☆プリキュアアラモード」のおもちゃは、努力の甲斐あって現在もほぼ残せている*2。
twitter.com「キラキラ☆プリキュアアラモード」から3年経つけど、当時2歳だった長女のおもちゃを全パーツ失くさずに現在も遊べてるの、我ながらホント頑張ったなぁって… pic.twitter.com/4Kvll3BTQ9
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2020年3月1日
が、ワーママ生活が忙しくなるにつれ、片付け頻度は減っていった。
一方でおもちゃはどんどん増えていった。
片付けても片付けてもおもちゃの山
2階の長女の部屋におもちゃ収納スペースはあるが、よく遊ぶものはわざわざ取りに行く(のに毎回付き合う)のが面倒になったので、やがてリビングの一角に敷いたパズルマットの上に置かれるようになった。
「プリキュア関連」「アンパンマン関連」「折り紙・シール・文具類」「アクセサリー・キラキラ系」「人形のお世話グッズ」「その他」という風に箱に分類し、散らかっては片付けるを延々と繰り返す。他の家事にも言えることだが、マイナスをゼロにする作業はなかなかしんどい。
片付け終わった瞬間がピーク
twitter.com片付け欲がごく稀に発生する。
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2018年12月18日
ずっと事態を知りつつ放置し、見ないことにしてきた現状をようやく受け入れ、改善せねばと覚悟が決まると発動する。一度発動すると捗るが、積み上げた総量が半端ないので全体のインパクトは小さい。そして翌日にはまた散らかり出すのである。#ゆるいワーママ特集
子供のそばでおもちゃの片付けをしていると、片付けているそばから子供に引っ掻き回される。
片付け中にしばらく見なかったおもちゃを発掘し、早速それで遊びだす。そしておもむろに放置。その繰り返しでまるで進まないし、結果的にそれほど片付かなかった…なんてこともざらにある。
twitter.com料理人ができたての料理を食べてほしいように、客人には片付けしたての状態を来訪時に見てほしいんですよ。そこがピークなんですよ。
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2019年11月30日
でも来訪を待つ間、少しでも片付けの手を止めてしまうと子供があっという間に散らかしてしまうから、ピークの状態はなかなか観測してもらえないんですよ…
来客があるときに夜中に必死こいて片付けても、翌朝起きてくれば早速散らかり始める。来訪者が到着する直前まで片付け続けないと、ピークの状態が保てないのだ。
子の成長とともに新たな問題も
子供が大きくなるにつれておもちゃのバリエーションも増える。既製品だけでなく、自分で工作したものや別のおもちゃ同士の魔改造品なども登場。
要る要らないを判断したり、自分で仕分けて箱にしまうことも多少できるようになったものの、途中で飽きて遊びだすのでまだまだ大人の介入なしには片付かない。
twitter.com5歳娘、ようやく家でもおもちゃ片付けてくれるようになったんだけどね… pic.twitter.com/TIfED0DqYz
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2019年12月13日
トイレットペーパーの芯やら段ボール・緩衝材などがひとたびみつかれば「それ使う」と言われてしまう。そうして工作資材もあちこちに増えていく。
作業中のデスクを片付けにくくなる
いつでもどこでも思い立ったら工作を始めてしまう。リビングの一角だったり、作業台と化したミニトランポリンの上だったり、はたまたテーブルだったりと一定しない。
そして作業半ばで食事や風呂、就寝などで中断することもよくある。作業場は紙や空箱などの資材が散乱する。ゴミは適宜捨てるように伝えてはいるが、逐一チェックする余裕もなく長女のペースに任せてしまっている。
(私自身も大学の研究室で、作業中のデスクをそのままにして翌日続きから始めることがよくあった。だからわからんでもないのだ…)
工作物が完成するまではそっとしておこう、と放っておくとどんどんいろんなものが並行で作られていく。そうすると作品の部品なのか、部品を作る際に出たゴミなのかを傍目には判別しづらい。
次女誕生でますます手がつけられず
しかも次女が生まれるとその世話が生活の中心となり、ますます片付けに割く時間もやる気もなくなっていった。
twitter.com・来客という理由(モチベーションUP)があって、
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2019年12月20日
・娘1(指数関数的に散らかす)が不在で、
・娘2(本能のままに中断させてくる)が寝ていて、
・自分にやる気がある(集中力UP)ときの
部屋の片付けは1時間でかなり捗ったw
ごく稀に好条件が重なれば片付けることもできるが、優先順位が高い他の家事や育児に時間もリソースも取られてしまうことが茶飯事だ。
そうしている間にも散乱していくおもちゃ。
そのうち私は考えるのをやめた…
考えるのをやめた結果、旦那が立ち上がる
私が日常的におもちゃ片付けをしなくなってから、リビングはもはや無法地帯と化している。テーブルだけでなく、床やダイニングテーブルにまで一部侵食してきている。
私も旦那も特段綺麗好きなわけではないが、さすがに閲覧注意レベルに散らかってくると見過ごせなくなってくる。
そんなとき、旦那がゲリラ的に片付け始めることがある。
twitter.comライブから帰ったらカオスだったリビングのおもちゃが綺麗に片付いていた。旦那が娘立ち会いのもと断捨離をしたそうな。
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2019年7月21日
ビニール袋2つ分の「捨てるもの」の中にはつい最近もらって喜んでいたオマケとかもあって、ちょっぴりせつなくなった。でも捨てていかないと増える一方だもんな…。。
旦那と私の片付けアプローチが異なる
旦那のおもちゃ片付け方針は以下の通り。
- 大きなもの、小さなものでざっくり仕分ける。収納場所は一定せず、目の前にあった適当な箱に入れる
- セット品の一部かどうかは考えない。片付けない長女の責任なので、パーツ紛失があっても知ったことではない
- ゴミと判定したものは即捨てる(長女在室時は本人に訊いている)
一方で私の片付け方針は以下の通り。
- おもちゃの種類(プリキュア系/アクセサリー系/人形系など)で仕分ける。収納場所は一定している
- パーツ紛失があるといちいち訊かれるのが面倒なので、セット品は同じ場所に集める
- 最近よく遊んでいるもの、工作部品の要不要はだいたい判別できる。経緯を把握している故に、どれも捨てられなくなる
旦那のアプローチは「とにかく早く片付くが、あとから探すときに苦労する」し、私のアプローチでは「モノの住所は定まるが、やるには膨大な時間・やる気が必要」なので一長一短である。
twitter.com旦那は目に余ると判断するとがさーっと片付ける。セット物のパーツかどうかは関係ない。ゴミと判断したものは容赦なく捨てる。そして残ったものは特に分類せず箱にドバっと入れる。
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2020年2月22日
長女立ち会いでやるものの、後日「あれはどこ?」と訊かれ、私もわからないことがよくある。
なので現状は長女立ち合いのもと、片付けの主導を旦那に任せつつ、「捨てる」と判断された中で長女が見逃していそうなモノだけ再確認させる、というフローでおこなっている。それでも片付くのは氷山の一角に過ぎないが、、
これ、次女のおもちゃも増えた日にはどうなってしまうのか…悩ましい問題である。