歌手として、俳優として、ミッチーこと及川光博さんの活躍を知っている方は多いと思います。
ミッチーはドラマや映画で様々な役を演じてきましたが、その中で「人外」の役があったことをご存知でしょうか?
「人外」とは文字通りヒトではない存在、例えば妖怪やロボットなどの類を指します*1が、今回はそんなレアな役柄についてご紹介します。
ミッチーがTV・映画で演じた人外キャラ
黎(2016年「スミカスミレ 45歳若返った女」)
記憶に新しいかもしれませんが、2016年放送の金曜ナイトドラマ「スミカスミレ 45歳若返った女」の「黎(れい)」。
黎は屏風に封印されていた化け猫。ある日屏風から飛び出し人の姿で主人公・澄の前に現れ、澄を不思議な力で若返らせます。物語上重要な役どころでした。
twitter.comあと約24時間後に、最終回オンエア!
— 『スミカスミレ』ドラマ公式アカウント (@sumikasumire_d) 2016年3月24日
クランクアップ時の #及川光博 さんと #小西真奈美 さん!
本当に素敵な黎と雪白でした(^^)
明日3/25(金)夜11時15分
「 #スミカスミレ 」最終回
一枚地域をのぞく pic.twitter.com/1INLjs41RW
原作漫画の黎もかなりのイケメンですが、こっちだって負けちゃいないさw
黎の基本スタイルは和装です!そしてミッチーのアイデアで取り入れられた黒ネイル*2やさりげない猫っぽい仕草もたまりません。
澄に主として仕える従順な態度や、ときに叱咤する場面も当時話題になりました。
仮面ライダー3号/黒井響一郎(2015年「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」)
2015年公開の映画「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」の仮面ライダー3号こと「黒井響一郎」。タイトルにもある通り、ほぼ主役です。
「幻の仮面ライダー」と呼ばれる3号を演じることができ、子供の頃の夢が叶って嬉しそうなミッチーが印象的でした。
私はあまり仮面ライダーには詳しくないのですが、調べたところ改造人間のようなので「人外」としました。
クローン人間(2009年「クローンは故郷をめざす」)
ミッチー初主演映画「クローンは故郷をめざす」。その主人公・高原耕平とそのクローン役で1人3役を演じていました。
実はこの映画観てなかったんです*3…なので多くは語れません。。すみません。
妖泉大王(2006年「西遊記」)
2006年放送の月9ドラマ「西遊記」。メインキャラを香取慎吾・内村光良・伊藤淳史・深津絵里が演じたことでも話題になりました。
ミッチーは第2話ゲストで登場。温泉の国の妖怪「妖泉大王」は全身紫の衣装に光る目を持つ異色のビジュアル。でもミッチーだから似合ってしまう不思議な説得力があります。
ちなみに「この目を見よ!」と金色に光った目を見てしまうと石化してしまいますΣ(゚∀゚ノ)ノキャー
ブラック・クロ―(2004年「キューティーハニー」)
2004年公開の映画「キューティーハニー」。庵野秀明監督・佐藤江梨子主演で実写化され話題になりました(そういやこの時期やたらアニメ実写化が多かった気が)。
ミッチーが演じたのは敵組織・パンサークロー四天王の1人「ブラック・クロー」。おそらくこれがミッチー出演映画・ドラマにおける初めての人外キャラですが、髪・顔・服装が半分白/半分黒という斬新なビジュアル。これデザインした人も凄いけど纏えたミッチーも凄い…。
そして他の3人と大きく異なる点は歌唱シーンがあるということ!演奏隊を引き連れて「ブラック・クローのテーマ」なる歌をハニーの前で歌い上げるのですw
しかもブラック・クローはガシャポンでフィギュア化もされています…もちろん私も買いましたw
【番外編】人外かもしれないCMキャラ
CMキャラはどこまでを「人外」とするのか微妙なところですが、いわゆる擬人化っぽいものを紹介します。
C.C.レモン(2010~2011年「C.C.レモン」)
正式名称あったか覚えてないのですが、C.C.レモンのCMキャラは全身黄色にレモンの帽子といういでたちでレモン擬人化っぽい感じがありました。2年にわたり起用され、色々なCMバージョンがあったことを覚えています。
レモン家族のお父さんという設定だったはず。おじいちゃん役の津川雅彦さんのインパクトも大きかったですw
年賀状仮面スキャナマン(2004年「プリントゴッコjet」)
覚えている人はどれだけいるのでしょうか…。2003年に発売されたプリントゴッコの新機種「プリントゴッコjet」のCMキャラとしてミッチーが謎のヒーロー「年賀状仮面スキャナマン」に扮していたことを…
PC普及と年賀状文化衰退の煽りでプリントゴッコはのちに事業撤退*4してしまいます。おそらくミッチーが最後のCMキャラクターでした。
【オススメ】ミッチーオリジナルの人外キャラ
ミッチー✕人外の魅力に気づいてしまった方にはこちらもオススメ。
ウォルフガング・ミッチーマイヤー(2013年「ファンタスティック城の怪人」)
ヴァンパイアですよヴァンパイア。
この「ファンタスティック城の怪人」というアルバム自体が1つの物語を編んでいます。死に別れた恋人を想うあまりヴァンパイアになってしまった怪人が、200年ぶりにその恋人をみつける…といった感じで、まぁ悲恋の物語なのですが、マイヤー様がとにかくカッコいい…。
同名タイトルの2013年ワンマンショーツアーは「ミッチーマイヤー」としてのパフォーマンスに終始メロメロでした。吸血されたいと何度思ったことか←
ミッチロリン星人/ミッチロイドTO-7(1996年「悲しみロケット2号」)
3rdシングル「悲しみロケット2号」のMVでは宇宙人(ミッチロリン星人)に扮したミッチーが見られます。探査ロボット(ミッチロイドTO-7)と2役を演じていますが、こちらはロボっぽい動きをするのみですw
ミッチロリン星人・ミッチーの片目メイクが当時めっちゃ好きでしたw
初期楽曲のMV集はこちらがおすすめ。なかなか濃厚な世界観を堪能できますよ。
おわりに
ミッチーが演じた人外キャラについてまとめました。こうして見ると意外とあるもんですね。
そしてどんなに奇抜な見た目であろうとも、その役を自分のものにして演じきるミッチーは凄いなぁと思います。
最近は普通の人間役が続いてますが、たまには人外役も見てみたいなぁ…と思うのでしたw
*1:定義は色々ありますが、この記事では「純粋な人間でないもの」とします。
*2: 【拡散希望】ドラマ「スミカスミレ」カウントダウン企画第4弾!
twitter.com
及川光博さん!
初回放送はいよいよ明日!
テレビ朝日系
夜11時15分〜お見逃しなく!
※一部地域をのぞく pic.twitter.com/OJRQKiUFlL
*3:2008~2009年あたりは私生活多忙につきちょこちょこチェックが抜けていた時期でもありました。。