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"姫神演舞"の美しさが忘れられない︰舞台「『Dancing☆Star プリキュア』 The Stage2」(ぼくプリ2)感想

待望の第二弾!

先月、ぼくプリ2初日ソワレを観てとても面白かったのだが、昨今お絵かきにハマって脳のリソースを取られてしまいなかなかブログを書けずにいた。そんなわけで全公演終了後の今、かなり大遅刻でこの感想を書いている。

「『Dancing☆Star プリキュア』 The Stage2」(ぼくプリ2)

www.marv.jp

開催概要

開催期間東京公演︰2025年2月15日〜2025年2月23日(全13公演)
京都公演︰2025年3月1日〜2025年3月2日(全4公演)
場所東京公演︰シアターH
京都公演︰京都劇場
チケット全席指定︰12000円
注釈つき指定券︰1100円
配信全景映像(2/23昼)︰3000円
スイッチング映像(2/23夜・東京千秋楽)︰4000円
全景映像+スイッチング映像セット︰6500円
スーパーバイザー鷲尾天
脚本・演出ほさかよう
出演者
(敬称略)
田村升吾 滝澤諒 森田桐矢 寺坂頼我 小辻庵
和合真一
鳳翔大 安藤夢叶 梶田拓希
川久保拓司
大澤信児 壁 川北和郁 Daikichi 安久真修 KESO HARUYOSHI 平井颯太

2023年に上演され話題となった「ぼくプリ」の続編。今作は新たに晃雅の父や、満天星高校ダンス部の面々が登場する。

▼第1弾の感想はこちら

www.yururito.net

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会場・座席について

シアターH

今回の会場は大井競馬場前駅にあるシアターH。

会場内のグッズ案内などが書かれたところに、前作に登場した室井先生たちの写真があってちょっとほっこりしたw

観客はほとんどが若い女性だった。グッズ列も盛況で、パドドゥポシェットを抱える姿もちらほら。

「ぼくプリ2」(2月15日夜公演)の感想

※東京千秋楽配信も視聴している。

晃雅の過去と新たな技

前作で晃雅のバックボーンが気になっていたけれど、本作はその晃雅をメインとする回だった。晃雅・爽々奈のストーリーがめちゃよかった。

のばらに「君のダンスからは荒々しさしか感じない」と言われて苛立ち、フォローしにきた爽々奈に「自分が何が好きかもわかってねーやつが偉そうに語ってんじゃねーよ!」と口走りすぐハッとして謝る晃雅。ここで爽々奈も何かあるんだと感じさせるのだが、あとから語られた過去は思った以上に重かった…

亡き先代(母)に代わり巫女として神楽を舞うことになった一人息子の晃雅。しかし男が巫女の格好で踊っているのを周囲にバカにされ、やがて家を飛び出しその過去を隠すように。今でも夢で魘されるのだから相当辛かったのだろう…口の悪さもそこから来てるのかなぁと思った。

高校入学後、爽々奈は晃雅をダンス部へ勧誘しようとする。爽々奈はかつて神楽を踊っていた晃雅を見て純粋に素敵だと思い、一緒に踊れたら…という気持ちから誘うのだが、そのことで散々バカにされてきた晃雅は警戒心を強めてしまう。爽々奈が言った「好き」が、かつて嘘の告白をしてきた面々と同じに見えてしまったのだろう。

爽々奈は「好き」に深い意味はなかったと謝り、やりとりの中でぽろりと重い過去を吐露する。子供の頃から"両親が大好き"って演技をしていてそれが癖になっていると、そして笑顔で「好き」って言ってればいつか名前で呼んでもらえると期待していたと…皆大好き精神の爽々奈が、ここまで愛に飢えていたとはかなり衝撃的だったな…。

「ずーーーーっと演技してきたからさ、自分がなんで笑ってるのか、何が本当に好きなのかわかんなくなってきちゃったんだよ、きっとどっかおかしいんだよ…」

爽々奈がイビルダンサーに取り込まれかけたとき、ダンスはどうなんだと問う晃雅。ダンスを踊っているときだけほんの少し自分が好きになれる、と応えた爽々奈に「お前はおかしくない、俺は爽々奈とダンスがしたい!」と言うところが胸熱で、ああこうして2人はプリキュアになったのか…と感慨深かった。尊い…

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そんな過去が語られつつ、晃雅と父親とのわだかまりが楽たちによって解消されていく流れも良かった。父親は本当は晃雅を嫌いになってない、と楽はいち早く見抜く。この家のために息子の人生を犠牲にしてしまい可哀想だから、家から遠ざけ恨まれようとしていたことが判明し「必死に生きてきた先輩のこれまでを可哀想でまとめるな!」と啖呵を切る楽。その言葉が響いて、ロザリアードの攻撃から晃雅を庇うところはグッときた。

「過去にあったできごとをなかったことになんてできないんだ。でも夏目くんが言ってたんだ。過去があったからこそ今の自分があるんだって。僕達だって一緒だよ。辛いことがあったからこそこうして出会えた。昔の晃雅も今の晃雅もどっちも僕は大好き」

爽々奈のこの言葉、そして過去と向き合った晃雅が変身してない生身の状態で浄化技「姫神演舞」を繰り出し父親を救うところ、さらに2人同時変身と胸熱展開の応酬…!ソウルとカグラの変身シーンは前作はなかったのでホントありがとうございます!!

5人がいろんな組み合わせで合体技を繰り出す中で、ソウルとカグラも合体技を。それぞれの意匠(ミラーボールと和傘)が互いに出てくるのちょっとおもしろかったw

そして「姫神演舞・天津風」…美しかったな…。幼き晃雅が憧れた母親の神楽、あれを彷彿とさせるような癒しの舞だった。

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姫沼先生と音切兄弟

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姫沼先生初登場時のインパクト凄かった!あとから知ったけど、元男役スターの方なのね!

姫沼先生の口癖は「アンラブリー!」。古びた偏見や価値観にとらわれず、自分の美しさを追求する姿勢だが、百合夜に喧嘩売られて怒る舞人たちをバッサリ。眠と百合夜のヴォーグダンスをダンス部の面々に見せつけ圧倒させる。

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眠(弟)と百合夜(兄)のシンメ感良いよね…うん、良い…

百合夜の方が周りに対して終始喧嘩腰で、ダンス部に乱入して君たちのダンスは野蛮だと挑発。一方で眠のことは溺愛していて、眠を傷つける者は許さないの姿勢。すごく極端で危うい感じが良かった。

眠の方はダンス部に百合夜の非礼を詫びたり、楽たちのダンスも本当はもっと見たかったと言いに来たりとまだ友好的だったので、楽たちはすぐさま眠を取り込んで互いにダンスを教え合う仲にwしかし百合夜はそれをよく思っていないわけで…

2人の過去も悲しかった。ヴォーグダンスをバカにされてひっそり練習してた百合夜に、一緒に踊りたいとコンビを組むことにした眠。女の子より美しく男の子よりカッコいいダンスで見返そう!と前を向くのだが、B-BOYに絡まれて眠の体に傷が…。「絶望を振りまき全部壊したい、わかりあえない全ての人間に絶望を!」2人は自分から志願して姫沼先生=デス・パレード幹部:調教師ロザリアードの配下についたのだった…。

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闇の強化アイテム(名前忘れた。。パドドゥがロザリアードに渡したモノ)によってイビルプリマになった2人。周りに壁作る感じ、かつて独りで踊っていた舞人も共感し2人を説得する。

ここで眠が楽たちと交流したことが効いてくる。プリキュアを倒すための作戦として近づいた、と言いつつも眠は「友達をこれ以上傷つけたくない!」と本音を吐露。僕を捨てるのかと言う百合夜に、百合夜も隣にいてほしい、彼らと友達になってほしいと言うのだった。

好きなものに正直になっていい

今回の話も結構重かったなぁ…

男が巫女服で神楽を舞いバカにされた晃雅、女が男に扮して社交ダンス大会に出たのがバレて炎上した姫沼先生、ヴォーグダンスを踊って迫害された音切兄弟…「男のくせに」「女のくせに」と周囲の心無い言葉に傷つけられてきた面々。神楽も、社交ダンスも、ヴォーグダンスも皆それが好きだから踊っているだけなのにね…。

「差別を受けてきた者たちに居場所を与えなかったこの世界を絶望でアップデートする」

ロザリアードの絶望は深く、激しい攻撃に苦しむ一同。ここのロザリアードの迫力凄かったな…

ここで、絶望を知らないお前らに…といったくだりでトップがこんなことを言うのだった。

「俺達だって絶望を知ってる!大事な人を目の前で失ってどうしようもなく落ち込んだ、いっそ自分も死にたいくらい絶望した!だけど必死に希望を見つけて生きてきた、だから皆に会えたんだ!!」

まって…楽に何があったの…??

これ絶対次回作の伏線だよね…めちゃ気になるんだけど!!

激しい攻撃の中でもがくトップが奏でる光のリズム。5人の力と会場のライトの応援で、ロザリアードを圧倒。

「過去の自分を否定するなよ。傷ついたあんたも、それを乗り越えたあんたも、どっちもあんただ!」とカグラがロゼリアードの手を取るところすごくグッときた。

5人のプリキュアから、好きなものを好きなままでいていいんだよという特大メッセージを感じた。

やっぱり気になるパドドゥ

パドドゥはコレオグラファーやロザリアードに力を与えた張本人。デス・パレード大幹部、闇の妖精であることがわかったわけだが…ロザリアードに話す時の低音たまりませんな!!

「プリキュアの希望の光が最も高まったときこそ、光の国を滅ぼせるほどの絶望を生み出せる」としてその機会を伺っているようにも見えるけど、闇の国の王にいずれ寝返るのかそのへんの匙加減がどっちなの~~!!って気になる。

「もうひとりで踊るのは嫌なんだ」とこぼすパドドゥ。どんな手段を使ってでも周りに恨まれても希望のスコアを完成させるために暗躍しているけど、プリキュアのことを信じているのも本当なんだろうな…うーん、次回でどう出るか。

「プリキュアが本当に希望の戦士なら彼が愛したこの世界もきっと守ってくれる、私はそう信じてる」

その他

  • 冒頭はパドドゥパート。可愛さを振りまきながら、「えっ、タダで(教えろと)?」突然地の声になって笑ったww

  • ニチアサ録画見てて戦いに遅れてきたトップに「リアタイで見ろ!」と怒るカグラw

  • 天弦神社でダンス合宿しようと盛り上がる中、晃雅が爽々奈の家に住んでることが発覚…!楽たちが「…同棲!!」と言うと「変な言い方すんなルームシェアだ!!💢」とキレる晃雅wwしかも爽々奈に部屋にカワイイものが多いことをバラされて狼狽えてるしw

  • 百合夜にバカ連呼された楽「バカ、バカって失礼だろ!俺こないだの期末テスト赤点3つに抑えたかんな!」ひどいww

  • 舞人、楽と颯斗を先輩呼びしていじられたり、後輩にも百合夜にもかわいいかわいい言われて「…みんなきらい!」って逃げたりかわいいw

  • 保湿クリーム使ってる颯斗を女みたい、って小馬鹿にしたことを謝る舞人。ロザリアードの言葉の影響かな…と迷う舞人に「敵が正しいことを言うことだってあるよ、そういうのを受け入れてこそヒーロー✨️」とキメる颯斗、確かに楽の影響を受けまくってるな…w

  • 負傷した晃雅を迎えに来た父親にパドドゥが言い訳するくだり、あそこアドリブなんだwwwww

  • ジュエル抜かれると幹部時代の記憶もなくすみたい。ラストで大会を見守る姫沼先生は雰囲気ガラッと変わった。室井先生も無事らしくてよかったな…

  • 和解後の晃雅父がお茶目でかわいいw

まとめ

前作が颯斗・舞人まわり、今作が晃雅・爽々奈まわりときたら次は楽だよねぇ…

楽の過去とかパドドゥとか気になるから早く続きを!

って…第3弾告知キター!!!

室井先生再登場か!?

でも役名書いてないのが気になる…!!