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劇場版スタァライト2回目鑑賞後のかれひか語り

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This is 天堂真矢!

もう一度、もう一度観たいと思い続けて、なんとか2周目にこぎつけた。

大まかな流れはわかっているので、初見で見逃していたところやもっとよく観たかったところを重点的に観れて満足だった。曲ももっとちゃんと聞きたかったし。

さらに、この日はキャストによる特別映像②の上映日でもあったのでそれも楽しめた。

今回は初見で触れていなかった部分を、主に華恋・ひかり周りをメインに書きたいと思う。

▼初見の感想はこちら▼

www.yururito.net

舞台少女・愛城華恋の誕生

今作では5歳・13歳・15歳の頃の回想がインサートされていくが、TVアニメでは(ひかり周り以外で)ほとんど描かれなかった華恋の日常*1がわかり、華恋の人物像がよりくっきりした気がした。

特別映像②でもその辺を小山さんが語っていて、TVアニメ時点では人間味を感じず華恋をどう捉えたらいいか悩んだとか。そこで三森さんと出した結論が「愛城華恋は存在しない・我々にしか見えない説」というwでも今作でその都市伝説は否定されたわけで。

引っ込み思案で、周りがやってるからなんとなくキラミラ(ゲーム)をしていた幼稚園時代の華恋。どこにでもいそうな子供だったが、ひかりとの出会い、舞台との出会いで華恋は一変した。5歳にして「運命」を感じたという、舞台少女誕生の瞬間。

余談も余談だが、私は5歳の頃劇団に所属していた。所属に至った経緯はあまり覚えていないが、単に習い事の一貫だったように思う。踊りが特に好きで、演技も好きではあったが「舞台に生きよう」というほどの情熱*2は今思えばなかった。だから5歳の華恋が舞台への情熱を燃やし続けて聖翔に入ったことは、本当に凄いことだなと感じた。

見ない・聞かない・調べない

5歳のひかりが華恋を舞台へ誘ったけれど、あの舞台を観たひかりは圧倒され諦めかけていたというのが意外だった。でもそんなひかりを蘇らせてくれたのは華恋。「2人でスタァライトする」その約束を拠り所に、離れた場所でそれぞれが舞台に生きようとする。

中学の友人が話す華恋の印象は、私がTVアニメで見た華恋の印象と近い。舞台に情熱を注ぐ快活な少女。しかし男子の発言にもあるように、華恋は彼女なりの不安を抱えていた。TVアニメではあまり描かれなかった部分だ。

「次会うときは舞台で」と約束した華恋が課した自分ルール「見ない、聞かない、調べない」。ひかりの母親から手紙の返事がきていても、頑なにひかりの近況を知ろうとはしなかった。ひかりがその約束自体忘れていたらどうしよう…という不安もあって、ついに自分ルールを破り検索窓に「神楽ひかり」を入力してしまう。このへんのくだりに華恋の不器用さを感じた。ひかりの方が不器用さが目立つが、本作を観て華恋の印象が変わった。解像度が上がった、と言ったほうがいいかも。

華恋の"卒業"

2人でスタァライトを演じるという約束は第100回聖翔祭で果たされたものの、その後ひかりは自主退学。進路も見えず、華恋はもはや目標を見失いかけていた。

「皆殺しのレヴュー」を見返してみると、始まる直前の車内では華恋とななが隣で話していた。そしてキリンのコールが鳴り始めたときには2人の姿がなくなっている。華恋がここで皆殺しのレヴューに呼ばれなかったのはなぜか、まだ自分の中できちんと解釈できていない*3

「競演のレヴュー」でまひるに詰められた結果、ひかりはようやく自分の本心をさらけ出す。華恋のファンになってしまうのが怖かった、だから逃げた。うずくまって泣きじゃくるひかりに寄り添い共感するまひるが優しくて頼もしかった。

そしてなんと言っても激動の再生産を終えた華恋の台詞、

「ひかりに負けたくない」

「ひかりちゃん」から「ひかり」呼びに変わった瞬間。ワイルドスクリーンバロックはこの瞬間に終幕する。

「私にとって舞台はひかりちゃん」だった、ひかりとの約束が全ての原動力だった華恋が、その呪縛を解き放ち「次の舞台へ」踏み出せるようになった。華恋もまた、卒業することができたのだ。ずっとしていた髪留めは、ラストのオーディションでは鞄につけられていたが、それも華恋の卒業を示唆しているのかなぁと思った。

5歳の華恋がひかりにトマトを手渡し、ひかりが華恋にトマトを渡す。華恋がトマトを齧るシーンはなかった*4が、トマトを手にした華恋のこれからを期待するラストとなった。

印象的だった上掛けを飛ばすシーン。東京タワーが真っ二つに折れてポジションゼロに突き刺さったあと、ひかりがふわりと飛ばし、続いて7人も一斉に上掛けを飛ばす。そして華恋だけはエンドロール後のラストシーンで飛んでいく。ここすごく好きで、いわゆる卒業式で帽子投げるあれを彷彿とさせる。

2回じゃまだ観たりない

エンドロールでひかりが国内外にいる皆のもとを訪ねていくが、イギリスにいるななだけ電話だったのはなんでだろう。あと、NYの純那とは一緒にレッスン受けているような描写があったが、ひかり自身はどこで活動しているのだろう。

色々とまだ考察・妄想の余地があって、スタァライトは本当にスルメみたいな作品だなぁと感じる。3回目も観たいけれどスケジュール的に叶わないので早く円盤でリピしたい。

*1:余談だが、5歳にして東京タワー近くに住んでいるあたり愛城家は高収入なんだな…と思ったりw まぁそれは月野うさぎにも言えることだがw

*2:転機となる出来事はあるにはあった。もしあのときあの瞬間にキラめきを放てていたら私は別な人生を歩んだかもしれない、そんな分岐点は小学生の頃にあった。しかし私はあのとき、演じきることができなかった。舞台に立てていなかったのだ。

*3:平たく言えば新国立へ向かう6人がファン気分で"舞台少女として死んでいた"からだったのだろうが、でも真矢や香子がそうだったかというと疑問が残るし、華恋は約束を果たして燃え尽きていたからある意味"死んでいた"し…。

*4:なかったよね?