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「舞台少女未満」から「舞台少女」へ︰「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The STAGE 中等部- Rerise」感想

約1年待ってようやく見れた続編!

今回も盛りだくさんでどこから感想書こうか迷ってしまった。とりあえず餃子が食べたいですね(?!)

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The STAGE 中等部- Rerise」

開催概要

https://revuestarlight.com/musical/stage_siegfeld_rerise/revuestarlight.com

開催期間2025年6月7日〜6月14日(全8公演)
場所飛行船シアター
チケットS席(1階席前方)︰15000円
A席︰11000円
B席︰9000円
配信6/14昼夜 各4400円
脚本江嵜大兄
演出吉田武寛
出演者
(敬称略)
青木陽菜 松澤可苑 深川瑠華 久家心 佐當友莉亜
華成結 中﨑花音 安藤千伽奈 濵川明那 園田れい
篠原ありさ
感想ハッシュタグネタバレあり︰#舞台リライズみたよ
ネタバレなし︰#舞台リライズ

中等部舞台第4弾

「Regalia」「Rebellion」「Remains」に続く4作目。

良子がロマーナに行ってしまい、皆が奪還を決意するところで終幕した前作Remains。その続きとなる。

Remainsの感想はこちら▼

www.yururito.net

会場・座席について

会場はいつもの飛行船シアター。

初めてロマーナのグッズも登場したが、事前通販も会場販売も売切れの嵐であった。

グッズラインナップ

今回はシークフェルトとばくだん焼のコラボがあり、会場内でも販売していた。(ちょっと迷ったけど今回は見送った)

また、ステージは開演前から時計の文字盤が映っていた。

舞台リライズ(6月7日夜公演)の感想

記憶補完のため、6/14夜公演(千秋楽)の配信も視聴している。

※ここからネタバレ注意!!

時間配分はおおよそこんな感じだった。

  • 舞台パート︰100分
  • 休憩︰15分
  • ライブパート︰25分

開演前アナウンスは中国語のものも流れていた。海外のファンも増えてるんだなぁ。

「花より餃子」のインパクトがやばい

いきなり本筋と無関係な話するけど、これはどうしても触れざるをえないww

ジュリナが撫子にオススメの漫画「花より餃子」*1を紹介するシーン。詩呂たちが乗り込んで来る直前の何気ない会話かと思いきや、しっかり長尺の*2劇中劇(ジュリナの脳内世界)になっててたまげたww

いっけな〜い遅刻遅刻〜で登場する薮野よもぎ(良子)のカチューシャには餃子が。今朝食べた餃子がくっついてたらしいがどゆことww

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そして学園の金持ちイケメン軍団S3こと矢沢玲(尊)、西園寺翔(詩呂)、東門聡一(クイナ)。イケメン役やるならこの3人だよな…という解釈一致すぎるキャスティング。尊は花沢+道明寺って感じ*3かな…?素の尊では絶対ありえない大げさな壁ドンや言動が面白すぎたw

個人的には詩呂の「ほーら金だ金だ拾え貧乏人ども」って金をばら撒くところがめっちゃツボった。

そして「待ちきれないTeaParty」を軽やかに歌い、スクリーンにはエンドロールまで…もはや撫子はツッコミするのも追いつかない状態ww

この前後はバリバリのシリアスシーンなんだけど、突如ぶっ込まれた花餃との寒暖差で風邪ひきそうだったw

犀川先生のシーンに感動

前作で良子を引き止められなかったことを悔やむステラ。尊の言葉が突き刺さり様々な声に思い悩み、雨の中ずぶ濡れでいると犀川先生がみつけて駆け寄る。

先生もかつては演出家とバチバチにやりあう舞台少女だった*4のよ…と切り出すと、かつての自分を見ているようだとステラに歌いかける。

この先生とステラのシーンが本当に良くて、先生の優しさに思わずウルっときてしまった。先生…(´;ω;`)*5

(このシーンの直後に花餃だったんだよ信じられるか?!w)

ステラと吾妻の邂逅

意外な組み合わせの2人によるシーンもなかなかよかった。良子への思いが強いという意味では共通点のある2人だが、こうして絡むシーンがあったのは嬉しかった。

決闘*6で春歌にボロ負けし、絶望の淵にいた吾妻。ステラの目の前で倒れた吾妻を雨が凌げる場所まで運び出すと……ここで突然の「別れの戦記」オマージュ!絶命寸前のマリアヴェーラになりきる吾妻だが、一方のステラはぽかんとしててそのギャップが面白かった。

こんな自分を助けるステラを優しいと評する吾妻。優しすぎる*7故に「あなたは眩しくない」と呟く。

シークフェルトに受かるために努力してきたのに、良子は才能だけで合格した!と恨み節を言う吾妻に、それは違うよと諭すステラ。Regalia〜Rebellionで影で努力する良子を側で見てきたからこそ言えるんだよなぁ。

そして良子自身が気づいていない良子の凄いところを語りだすと、吾妻はそれに大きく頷き共感する*8

自信がないのにとんでもないことをするのが小鳩良子なんです!

良子の話でひとしきり盛り上がったあと、「良子に会いたい」と呟くステラに「はい…」と同調し、自分で自分の言動にハッとしてる吾妻がかわいいw *9良子のキラめきに目を焼かれてるゆえの愛憎入り交じる感じ、いいねぇ…

尊と春歌の過去

前作ではあまり触れられなかった2人の過去が、ストーリーが進むにつれ少しずつ見えてくることとなる。

「サロメ」の台本に母親の写真を忍ばせていたことを春歌に気づかれ、「春歌にだけは話してもいいだろう」と尊はサロメにこだわる理由を話し始める*10のだが、それはあまりにも衝撃的であった。

世界を駆ける大女優だった尊の母が、精神を病んでから人形にばかり話しかけるようになって尊のことを全然見てくれなくなったというのだ。母親はやがてその状態のまま死んだ*11…これは幼い尊にとっては辛すぎる。

自分が最高のサロメを演じること、それが亡き母の願いとして重くのしかかり、サロメへの執着となっているんだなぁ…

一方で、ロマーナ歴代カリギュラの名前が判明する。初代は直江冬子、2代目はかんなぎ美鈴…。春歌の姉がロマーナの基礎を築いた初代カリギュラだったのだ。だからカリギュラではなくロマーナそのものに忠誠を誓っていたのか…

2人のバックボーンが見えてきたところで、怒涛のレヴューに突入する。

良子の救済

ki-ringtoneが鳴り、レヴュー開幕。詩呂の前に現れたのは、黒い闇に覆われた良子だった。

シークフェルトに帰りましょう、と呼びかける詩呂。もうあそこに居場所はない、みんなを傷つけて裏切った私をほっといて!と頑なに拒否する良子。

Rebellionでダークサイドに堕ちた詩呂を一生懸命説得したのは良子だった。あのときの良子の言葉に救われた、今度は私が救う番です!と言う詩呂がカッコいい。やがてそこにステラも参戦。吹っ切れた表情のステラを見て安堵する詩呂が優しい。

しかし良子の周りには黒い闇の檻*12が張り巡らされている。まるで鳥籠のように…。

ステラは武器を置いて、その檻の先にいる良子の腕を両手でしっかりと掴む。ステラといると自分が惨めになる、と拒む良子に「私の舞台には…良子が必要なの!」と叫ぶシーンも印象的だった。

こんな牢獄が良子の舞台だっていうのなら私が壊す!

私は良子を諦めない!

救済のレヴュー(良子VSステラ&詩呂)

羽が折れて泥まみれの自分が惨めだ、という良子に「綺麗だよ」と手を取るステラ。歌い出したメロディはRebellionで演じた「別れの戦記」の劇中歌「Sing of freedom」のアレンジ…。*13エイラとフィオナが友好を交わすシーンのあの曲で、良子の心の檻をほどいていく。

「最後にレヴューできてよかった」と言う良子に「最後じゃないよ、だってその衣装が物語っているじゃない」と指摘するステラ。良子がずっとシークフェルトの制服で、レヴュー服もこれまでと同じだった理由づけとして納得である。なんだかんだ良子の心はずっとシークフェルトにあったのだ。

「本物には敵わないけど、私達も良子を家族だと思ってる。だからもっと頼って*14ほしい」と良子に手を差し伸べるステラと詩呂。これでようやく良子奪還!

しかしそこへ「サロメ」の衣装を身に纏った尊と春歌の姿が。ここの2人の演技、ほんと凄かった…ヨカナーンの首にすり寄る狂おしいサロメを、ステラと詩呂に見せつける。

ステラ、お前は私のヨカナーンだ…

お前の声は私を酔わせる…

たとえ首だけになろうと私はお前のキラめきを奪う!

それぞれの決着

再燃のレヴュー(撫子VSみんく)

前作「一番星のレヴュー」にて、クイナからキラめきの在り処を教えてもらったみんくはもう迷わない。撫子にもう一度好きになってもらえるように輝くんだ!と立ち回るその姿に「あなた…誰!?」*15と驚く撫子。

スイプリ時代とも「偶像のレヴュー」のときとも違う新しいみんくを目の当たりにした撫子は、「同じ舞台に立ちたい、もっと本当のあなたを見せてください!」と再燃。

我等友情永久不滅摩武駄致の(ジュリナVSクイナ)

相変わらずなっげー!!!w

しかも読めてるクイナに「あれ読めんのか!?」と訊くジュリナw

レヴュー前、ジュリナの悩み相談*16を経てマブダチ認定されたクイナ。ロマーナの特攻隊長とシークフェルトのクラス委員長、ほんとこの2人似た者同士で微笑ましいw

究明のレヴュー(吾妻VS良子)

シークフェルトの席を奪った上に、ロマーナからも僕を追い出すのかと序盤は病みモードだった吾妻。しかしステラとの邂逅を経て、良子のキラめきが眩しくて劣等感を感じつつもどこか拠り所としていたことを自覚する。

良子とレヴューしながら生への実感に満ち溢れた吾妻は興奮気味に言う。「君が眩しい理由、僕に教えて下さい!」

忠誠のレヴュー(春歌VS詩呂)

ロマーナの鉄血宰相とシークフェルトの番犬が再び対峙。

詩呂は初代カリギュラだった姉のことに触れ揺さぶりをかけていくと、鉄仮面のような春歌が「すべてを悟ったようなその顔が気に食わないのよ!」と感情を剥き出しに。

守るものがある者同士、互いの挟持をかけてぶつかり合う。


そして、大レヴュー前のステラと尊のシーン。このシーンもめちゃくちゃ好きだった。

「どうして私を見てくれないんだ…一目でいい、私のことを見てくれさえしたら、きっと愛おしく思うことだろう…」

尊の「サロメ」、この台詞だけ心からの叫びに聞こえた、と言うステラ。尊の心を縛り付けているのは誰なのかと問うも、尊は答えない。

ステラは「私はあなただったかもしれない」と続ける。「魔笛」の失敗がなかったら、私達は高めあえる仲になれたんじゃないか――たくさんのifの先に、私と尊の続きを想像してしまうと…。

4組がそれぞれ前に進もうとしているのを見てステラは叫ぶ。

過去に立ち止まっているのは私たちだけ!

だから進めさせてもらうわ、ずっと止まってた秒針を!!

ここで「Rerise」の秒針イントロ入るの良すぎる!!そして尊とステラ、ロマーナVSシークフェルトの大レヴューの幕開け!!

虹と大輪のレヴュー

「Rerise」を歌いながらの殺陣、毎度ながら目が足りないよ〜!!

(とにかく見どころ多すぎて語彙力ないのでMV貼っとく…)


そして3組はロマーナ側の上掛けが飛び、残る2組は向き合ったまま暗転。そして…

宿命のレヴュー(尊&春歌VSステラ&詩呂)

ペア合体口上から始まるタッグマッチ。ここのステしろとみこはるの決めポーズもめちゃくちゃカッコいい。

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そして流れ出した曲、初めて聞く曲なのになんか聞き覚えがある…?!

ま、まさかこれ、「Star Devine」のオマージュ!?歌詞もメロディも違うけど、テンポと曲の流れは「Star Devine」だよこれ!!見ながら興奮が止まらなかった。アニメ10話のかれひかVS真矢クロのレヴュー・デュエット「運命のレヴュー」で使われた曲だよ…それを意識してるよね絶対…*17

そして詩呂が春歌の上掛けを跳ね飛ばし、ステラの剣が振り下ろされると尊の肩から上掛けがズルリと落ちた……。

※決着後のくだりがあまりに好きすぎたので、ブログを中断して漫画を描いた。(初めてのFAで超絶似てないけどごめん…)

www.pixiv.net

「運命のレヴュー」で真矢クロが負けたときクロディーヌが「負けたのは私だけよ、天堂真矢は負けてない!」と叫ぶんだけど、「宿命のレヴュー」のみこはるは「私は負けてない!」「負けたのです!」と叫んでてここも対比になってるなぁと…

普段鉄仮面な春歌がやや涙声で、尊にカリギュラでいてくれと頼むところ…もう何と言ったらいいか…。2人が先代を打倒したときのこと、詳細は描かれてないので想像するしかないんだけど、あのとき以来の共闘なんだよな…。

その場を去る尊に向かって「Danke!」とお礼を言うステラ。ほんといいシーンだった…

礼式のレヴュー

レヴューはまだまだ終わらない!今度は詩呂が自分に決着をつけるとき。

Regaliaでは従者としてステラを支えた詩呂。しかしRebellionを経て「自分の舞台を生きて」とステラに言われ、Remainsでステラへの接し方を少しずつ変えてきて出した結論、

「お嬢様の隣に立ちたい。従者ではなく友人・仲間・ライバルとして」

あ~〜尊い…尊い!!

詩呂の通過儀礼として始まる「礼式のレヴュー」。背景のお城が素敵…そしてステラが剣で肩トントンする(語彙力)の尊い~~~~これ「アフレぐ!」のMVで一瞬映るやつだよね!

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このレヴュー尊すぎて美しすぎて覚えてないんだけど(おい)、詩呂がポジゼロを取って終幕。この曲に限らずだけどステラの高音は凄かった。

原石のレヴュー

こうして良子も帰ってきて、5人の絆が深まったところで犀川先生がまさかのレヴュー開催!

いつも悩める生徒に寄り添ってくれていた先生が、原石から宝石になれるかは自分次第だよ!と背中を押す側に。元舞台少女だったという文脈を知ってからのエールともいえるレヴュー、エモかった。

「Regalia」をBGMに5人の新口上!!

特に良子の口上がガラッと変わっていてよかったなぁ…

雨降って地固まる

クイナの台詞にもある「雨降って地固まる」。 Remainsから多かった雨の描写、その雨がようやく晴れて虹が出たんだなぁ…

尊は全国の演劇学校との交流プログラムを中止し、新しい解釈での「サロメ」を創る意欲を見出した。尊と春歌の関係性もいい感じに*18

シークフェルトの5人の元へ3人が改めて挨拶に来たときのやりとりもよかった。特に吾妻と良子。

「その制服、やっぱ君が着るべきだったんですね」

Remainsで僕が着る予定だったのに!と詰め寄っていたときと見違えるほど清々しい。

「君は僕の生きがいなんで、できるだけ長生きしてください」

と言って去るときに、吾妻が初めて笑顔見せるとこ好き。

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そして尊からの伝言、「Bis bald」を尊っぽくステラに伝える撫子w

また会おう、か…ロマーナまた会えるかな…なんかもう綺麗に完結した感じっぽいけど、中等部次章もあるよね?ね?!

ライブパート

千秋楽配信では犀川先生の口上も!しかも映像付き!!すごいw

  • 真夏の夜の恋騒ぎ(日替わり曲)
  • アフレぐ!〜Aufregendes leben〜
  • Regalia -継承-
  • Rebellion
  • Remains
  • Rerise
  • カテコ曲(曲名不明)

「Remains」のみロマーナの歌唱。

中等部の歴代メインテーマで固める王道セトリ!

ああ…完結したんだな…って聞きながらしみじみしてた…

まとめ

なんかもうすごくよかった(語彙力)。

これで舞台少女未満だった5人も舞台少女として新しいスタート切れたのかなって思った。

そしてRemains→Reriseの前後編が綺麗に完結したけれど、まだまだ彼女たちの物語を見たい。中等部新章もほしいしロマーナもまた出てほしい。

振り返り配信(第二部から)▼

*1:表紙イラストをジュリナ役の園田さんが描いたというから驚き!

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*2:これでも当初より半分ほどカットしているらしい(オールスタァラジオ 2025/06/23放送)

*3:花より男子未読勢なので検討外れなこと言ってたらすまぬ

*4:若き先生の姿がシルエットとして映る演出もとてもエモい。

*5:聖翔の走駝先生や青嵐の八雲先生ほど癖は強くないものの、生徒の悩みに寄り添ったりしっかりと支えている姿勢がよくて好きなんですよ犀川先生。そしてここにきて犀川先生もまた元舞台少女だったという設定が明らかになったのは嬉しかったなぁ。

*6:良子編入に反対する吾妻のくだりで判明するロマーナの決闘システム。ヤンキーだな!

*7:ステラーカイギュウの絶滅理由に絡めてるのかなぁ

*8:同担ヲタクの推し語りみたいになってたw

*9:気が動転して「吾妻ちゃん大丈夫?」に対し「あっ吾妻ちゃん大丈夫です」と言うのもかわいかったw

*10:幼い尊との声色の違い、瞬時の演じ分けすごいなー!って思った。

*11:直接は言ってないけど、おそらく自死なんだろうなぁ…

*12:本作はアンサンブル不在のため、ここはロマーナと犀川先生が担当していた。

*13:曲名は「キラめきの在処」とのこと。

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*14:経済的困窮からくる焦りと劣等感に対して、もっと頼ってよねと本気で言えるのがさすが名家のお嬢様である。まぁ中学生らしいといえばそうなのだがw

*15:劇スの狩りのレヴューで、再起する純那にたじろぐななの構図に似ている気がした。

*16:あのシーンも好き。ロマーナのことじゃないぞ!ってバレバレの嘘を通そうとしててかわいいw

*17:曲名は「Reproduction」みたい。すごい…

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*18:途中で3人が来て言いそびれてたけど、春歌のこと仲間だって言おうとしたのかなぁ〜