本を買って満足して、あるいは読む時間がとれなくてそのまま積み上げてしまう所謂「積ん読」という言葉がありますが、
私には「積ん読」ならぬ「積み録画」「積み円盤」が膨大に存在しています。
ヲタクに「暇」という文字はない
推しが複数いることにも起因しますが、コンスタントになんらかの供給があるので「暇」になることがまずないのです。
新譜発売、特典映像、ネット配信、FC限定コンテンツ、歌番組出演、ドラマ出演、バラエティ番組出演、映画公開、プロモーション活動、コラボグッズ、イベント、ライブ、舞台、…供給の種類も挙げればきりがありません。
常に未消化のコンテンツが存在し、隙あらば消化したいと思っているので、「何もすることがなくて退屈」なんてことはない*1のです。
満足に消化するための1人時間が足りない
しかしながら、こちらに充分な消化時間がないのです。ヲタ活を25年くらい続けている私ですが、中高時代は宿題や受験勉強に追われ、大学時代はレポートに追われ、就職後は残業だらけで金だけ増え、結婚後は2人の時間を優先し、出産後は仕事と家事育児に追われ、「ヲタ活」という個人活動*2に充てられる時間がじわじわ減っていきました。
でも、子持ちになってもヲタ活自体を封印する気はさらさらなく、旦那の協力を得ながらできる範囲でやっています。特に家でできるタイプのヲタ活、「録画消化」はちまちまやってはいるんですが、いかんせん溜まっている量が半端ないのでいつまで経っても積み録画は無くなりません…
積み録画
リアタイできない→後から見るタイミングがなかなかない
平日は保育園の送迎、仕事(リモートワーク)、帰宅後から寝かしつけまでの怒涛の家事育児。休日は子供ら中心の生活。
放送時間帯の問題もありますし、見れる時間であっても前々から根回ししとかないとリアルタイムで見ることはほぼ無理です。
なのでほとんど全ての番組は後から録画を見る形になります。
私専用のレコーダーは2階の自室(通称ヲタ部屋)にあり、子供は立入禁止。鑑賞に集中できる環境はあるものの、そもそも自室にこもれる時間があまりないのです。。
ダビングは2年遅れ
以前の記事でも書きましたが、録画・編集・ダビングのサイクルはだいたい常に2年遅れで回っていたりします。最近は見たら即編集する運用*3にしているので、2年前の未編集番組さえなんとかすればある程度まとめてダビングに回すことはできます。
今年は慣らし保育が始まった育休ラスト1ヶ月に作業する時間が取れたので、やっと「2年遅れ」から「数ヶ月の遅れ」程度まで追いつくことができました。
積み円盤
いつでも見れる→いつまで経っても見ない
さらに深刻なのが「積み円盤」。
CDの初回特典映像とか、アニメやドラマやライブのDVDなどが自室にびっしり収納されているのですが、ちゃんと全部観終えた円盤は数えるほどしかないと思います…。。
アニメ・ドラマやライブは初見ではないこともあり、買って自分のものになった途端に安心しちゃうんですよね…
早く観たい気持ちがありながらも、すぐには時間が取れずとりあえず自室に置き、そのまま日が経って埋もれてしまうのです。特に「積み録画」はHDD残量を圧迫してきて消化の優先度がどうしても高くなるため、いつでも観れる円盤はいつも後回しになるのです。
全て観終える日は来るのだろうか
録ったのに見てないもの、持っているのに見てないもの、そんなものたちで溢れかえる日々。少しずつ消化しても、また新たに供給されて積み上がる一方。
この調子だと、仮に私が突然この世を去ってしまったら激しく後悔することになります。「あの円盤見ずじまいだったな…」と現世にめちゃくちゃ未練を残すでしょう。そうならぬよう、できれば悔いのない人生にしたいところですが、果たして全て観終える日は来るのだろうか…。。