家事育児は1人より2人で分担した方が負担も少なく効率よく動けるだろうと思いがちである。確かに多くの場面ではそうだ。ワンオペよりツーオペの方が色々と助かっている。
しかし「効率」の点では、我が家の場合必ずしも上手くいかないこともある。。
「2人いる」という安心と甘え
未就学児2人を育てている共働きの我が家では、フルリモートになった私が保育園の送迎〜帰宅後の家事育児を担い、片道1時間以上かけて出社している旦那はほぼ定時帰りをしつつ夕飯作り(あるいは調達)をしている。
仕事、保育園お迎え、諸々の家事、離乳食、夕食準備とノンストップでテキパキこなし、家族で夕食を囲んだあとにようやくちょっと小休止となる。
そこで一気にだらけてしまう。。
ソファに寝転がったり、娘の遊ぼうモードに飲まれたり、ゲームなどを始めてしまうともう抜け出せない。私も旦那も、まだ風呂と寝かしつけが残っているとわかっていながら再起動に時間がかかってしまうのだ。
大人が2人いるから、とつい油断してしまう。ツーオペはワンオペに比べて安心感はあるが、同時に互いに甘えをもたらしてしまう。
なんとなく、ワンオペの方がテキパキできている気がする。途中で休めず並行でこなせないのがしんどいが、全体のスピードとしては速い場合もある。
効率低下が就寝時間の遅れにつながる
ツーオペで生じる歪みはこんなケースでも起こる。
たとえば旦那が先に風呂へ行ったとき*1。後から私と子供らが入ることになるが、それまでの時間に私が残っている家事を捌いて少しでも翌日の積み残しをなくそうとしている。
今は私だけがリモートワークなので、前日の積み残しはモロに私がかぶることになるからだ。
しかし旦那が風呂から上がってきたとき、まだ家事が終わっていないとどうなるか。
黙々と家事を続ける私、旦那は子供らとわいわい。それならまだいい。子供らが家事をする私に絡み続ける一方で、旦那はソファでまったり…なんてこともある。いずれにしても、ここで全体の効率は少し悪くなってしまう。
全体の効率が下がると、それは子供らの就寝時間の遅れに影響する。
お互いに要望を伝え合う
ある日、これが元で寝るのが遅くなってしまい、旦那と私でどうすればよかったか話し合った。
旦那が風呂から上がったタイミングで家事を交代できてればよかったよね、という結論に至った。
しかし体感として、「私が子供らを風呂に連れて行くから、残りやってくれない?」と言い出すタイミングが難しい。私も私で作業途中で放り出すのに抵抗感があり、最後まで自分でやってしまいがちで引き継ぎする発想になかなか至れない。だから「続きこっちでやるから、風呂行ってきなよ」と言ってもらえるととても助かる。
いちいち言わなくても状況見りゃわかるだろ、と思うこともある。だが、いくら状況を見ていたとしても完全に"察して"は難しい。ならば「今どうしてほしいか」をお互い言葉で伝えあうことが大事だな…と思った。
*1:あくまで一例。風呂の順序や誰が子供らを連れて行くかは日によって異なる。旦那→私長女→次女、私→旦那長女→次女、私長女→次女→旦那、旦那長女→次女→私、などパターンは色々ある。