2008年8月26日に放送された「学校へ行こう!MAX~V6全員登校!夏休みなのにメッチャ体張りましたスペシャル!~」
11年続いた「学校へ行こう!」の最終回を翌週に控えた、番組最後の6人旅でした。
- 「V6の夏休み'08」
- 撮影ポイント①大室山
- 撮影ポイント②伊豆シャボテン公園
- 撮影ポイント③福寿丸
- 撮影ポイント④長浜海水浴場
- 撮影ポイント⑤後楽園ホテル
- 撮影ポイント⑥旧網代中学校
- みのもんた特別授業
- まとめ
「V6の夏休み'08」
6人のビジュアル
剛くんと長野くんがほんのり茶髪。
エンブレム入りの白シャツに緑のストライプネクタイ、青ズボンというカジュアルな学生服スタイルでした。
8月某日、みのさんに伊豆へ呼び出されたV6。しょっぱなから大きな吊り橋を渡っています。もちろん1人へっぴり腰な坂本くん…
旅のルール
最高の思い出を作ってもらうため、みのさんが用意した1冊のアルバムが手渡されます。
副題にある「1人は6人のために!6人は1人のために!」を見て懐かしがる6人。6人旅って感じだねー!と沸き立つ一同。
このアルバムは写真がなく、タイトルしか書かれていません。6人がこれからそのタイトルに沿って写真を撮り、思い出を増やしていくという粋な計らい。主なページは以下の通り。
- 大草原で大喜びするメンバーに駆け寄るV6(大室山)
- かわいらしい動物とふれあうV6(伊豆シャボテン公園)
- 伊豆の名産「伊勢海老料理」を堪能するV6(福寿丸)
- ビーチの妖精に男らしさを見せつけるV6(長浜海水浴場)
- 真っ白なキャンバスにメンバー全員でメッセージを書き込むV6(後楽園ホテル)
- 夜の学校で互いの絆を確認するV6(旧網代中学校)
撮影ポイント①大室山
リフトに乗って大室山の山頂へ来た6人。標高581m…絶景に感動する一同ですが、やはり坂本くんだけ一歩後ろに…引率の先生みたいと言われるw
そして、ここで行うミッションが発表されます。
「上空200mから落ちてくるボールを6人で力を合わせてキャッチ!!」
上空200mからボールをキャッチするチャレンジ
アーチェリー場で待機していると1台のヘリが飛んできます。そこからボールを落とすそうで、チャンスは6回。投球者は番組元プロデューサーの戸高*1氏。この日のためにと、タキシード&グラサンといういでたちで乗っています。しかし特別ゲストが戸高氏とあってがっかりしている6人w
手持ちのたも網をそれぞれ構え「戸高の球取ろうぜ!」と意気込むものの、さすがに上空200mからは難しい…風に煽られることもあり、なかなか成功しません。。
途中から大きめの網も登場しますが、最後の6球目もワンバウンドで網に入るという失敗。惜しい…
最後のチャンス
戸高Pを乗せたヘリは去ってしまいましたが、ラストチャンスということで今度はラジコンヘリが登場。
「絶対取るぞ!」と6人で手を合わせ気合を入れたあと、配置につく6人…って上空10mに格下げしとるwww
難なくボールが入りクリア。大喜びの写真が撮れましたw
撮影ポイント②伊豆シャボテン公園
次なる撮影ポイント・伊豆シャボテン公園にやってきた6人。
バードパラダイスで園内でも滅多に見ることができないというハシビロコウ*2を探すことになるも、意外にもあっさり発見しますw
日本に9羽しかいないというハシビロコウ。ご飯タイムを皆で見学。バケツの中に入っている鯉をむしゃむしゃ食べるさまを見守ります。
さらに園内を散策し、リスザルにときめく一同。赤ちゃんをおんぶしている母猿や、餌を欲しがる猿たちにきゅんとしています。剛くんが猿によじ登られて怖がる一面も。カメラの上に餌を乗せる剛くん、寄ってきたリスザルのアップ撮影に成功。
ひとしきり戯れた後、発表されたミッションは「6人全員がコンゴウインコを手に乗せ笑顔で記念撮影!」
コンゴウインコ手乗りチャレンジ
結構爪が尖そうなので大丈夫かと訊くと「おとなしく手に乗ってるはずなので」と飼育員さん。「はず?!」と不安になるも、順々に挑戦することに。
「鳥といえば長野くん、鶏肉大好きだもん」という謎な理由から長野くんからスタート。そしてイノッチ、岡田くん、剛くん、健くん、坂本くんと特にトラブルもなく次々成功。撮った写真、剛くん若干へっぴり腰?w
撮影ポイント③福寿丸
次は伊勢海老料理店「福寿丸」にて食事。このお店は残念ながら2017年秋頃に閉店しています。
V6メンバーに関するクイズに答えて3ポイント取った人から好きな伊勢海老料理を選べるシステム。6人それぞれフリップに答えを書き、その人と答えが一致していたら1ポイントです。
伊勢海老争奪V6クイズ
Q.坂本が落ち込んだ時、必ず聞くV6の曲は?
正解は「MFTP」。しかし見事に6人バラバラwww
Q.グルメな長野が人生最後に食べる晩餐は?
「食べたいもの?舐めたいもの?」って聞いてくる剛くんw舐めたいってなんだよww
正解は「白いお米」。米と答えた坂本くん・イノッチ・岡田くんが1ポイント。おにぎりと書いた剛くんは「塩にぎりだよ!」と食い下がるもポイントならず。
Q.森田が今一番ハマっている芸人は誰?
正解は「有吉弘行*3」。誰も当たらないだろう、と思われたがなんと岡田くん正解!
Q.岡田がお風呂に入った時、一番最初に洗う場所は?
「頼むぞ!岡田」と言いながらスラスラ解答を書くも、自分で爆笑し赤面してる剛くん。やっぱ書き直すと言って伏せたフリップをイノッチが横からチラ見。晒されたフリップには「ポ◯チ◯*4」と書かれていました…www剛くんwww
正解は「毛」。どこの毛よ…と一瞬ざわめくも髪の毛の意だったようで、頭と書いた剛くんが正解。
健くん、イノッチにまつわる問題はダイジェストで割愛。。ここで坂本くん・岡田くんが2ポイントでリーチ。一方健くんだけ0ポイントで「メンバーのことわかってない方」呼ばわりされてしまいますw
Q.長野が憧れる先輩アイドルは?
正解は「少年隊」。坂本くんと健くんが当たったため、坂本くんが1番乗りで伊勢海老ジャンボフライゲット。
Q.森田がコンビニで必ず買ってしまう物は?
正解は「カフェオレ」。しかし本当はカフェラテと書こうとして間違えたらしいwww
健くん・岡田くんはカフェラテと書いたのに、剛くん判断でカフェオレと書いたイノッチに軍配が上がりました。
健くんにまつわる問題*5もイノッチが正解し、2抜けのイノッチは伊勢海老海鮮丼をゲット。
クイズが長引き坂本くんのフライが冷めかけているので、次を最終問題とすることに。
Q.坂本を動物に例えると何?
正解は「ラマ」。長野くん・岡田くんが当て、それぞれ釜飯と鬼殻焼きをゲット。
譲るかと思いきや…?
残るは天ぷらと海老せんべい。
ジャンケンで決めようか、というくだりで突如剛くんが「俺せんべいでいいですよ」と健くんに譲るような姿勢を見せます。え、優しい…
しかし健くんが「俺どっちでもいい」という言葉を聞いた途端「じゃあ俺天ぷら!!」と翻る剛くんwww
こうして6人はそれぞれの伊勢海老料理を堪能するのでした。海老せんべいも顔のふた回りくらいでかくて美味しそう。
次はビーチだと沸き立つ中、イノッチがしょーもないダジャレを言ったらしく*6剛くんにツッコまれる一幕もw
撮影ポイント④長浜海水浴場
着替えて海水浴場にやってきた6人。
ミッションは「全国2位の女子大生とガチンコビーチバレー対決で勝利!」
「ただね、僕たちもバレーボールでデビューしてますから」とイノッチ。6対2のハンデ戦ということに「いいの?」「逆にかわいそうだよね」と余裕の表情を見せる6人。
ビーチバレー・ハンディキャップマッチ
ここからは実況・解説つきの試合映像。川合俊一さん!
元バレー部の坂本くんがブロックするなど、序盤はなかなかV6の奮闘が続きます。しかし女子大生ペアも負けていません。
「みんなお尻の食い込み直して!」と気合(?)を入れる剛くん。
すると女子大生ペアはV6チームの穴、健くんがいる地点にアウトギリギリのボールを投げ、健くんがそれに触れてしまい1点先取。2・3・1の不思議なフォーメーションの理由が明るみになってしまいましたw
その後もV6の必殺技を繰り出すなどして接戦になるも、女子大生ペアの勝利。
このままではタイトル通りの写真が撮れない…6人は揃って土下座し、リターンマッチを申し込みました。
泣きの一回・リターンマッチ
今度は5ポイント先取にルールを変え再挑戦。
V6チームが先にマッチポイントになり「マッチでぇ~す!やっと言えた…」とイノッチw言いたかったんだw
しかしその後女子大生ペアも得点を上げ、お互いマッチポイントに。接戦の末、ギリギリでV6勝利!*7
「全国2位に勝った!」
「ってことは全国1位じゃないかよ!」
という謎理論で喜び、勝利の写真が撮れました。
撮影ポイント⑤後楽園ホテル
ホテルの大広間で待っていたのは、1粒のお米に100文字以上書き込める米粒職人・真庭一郎さん。先生の作品を見て驚く一同。
白いキャンバスとは米粒のことだとわかり、「キャンバスちっちゃ!」と剛くんの影からひょっこり出てくる岡田くんが可愛いw
ここでのミッションは「6人で1つの米粒に『学校へ行こう』と書き込む」
まずは1人ずつ練習したものを披露して先生に寸評してもらいます。弟子になれると絶賛されるイノッチ。スマイルの絵は褒められるも、「高倉*8」と書いた米には普通ですねと評される健くんw
米粒文字入れチャレンジ
いよいよ本番。書く順番は席順に、岡田「学」→三宅「校」→森田「へ」→井ノ原「行」→長野「こ」→坂本「う」でいくことに。
「俺、”へ”ですか?ちょっとモチベーションが…」と不満げな剛くんw
岡田くんはまた「キャンバスちっちゃ!」と言いながらもいい感じに学の字を記入。
剛くんの「へ」やイノッチの「行」はクレームがあったものの、なんとか読める6文字になったので成功w
撮影ポイント⑥旧網代中学校
最後は夜の廃校が舞台。ミッションは「2人ずつ3組に分かれて肝試し」
「ライティングがおかしいなと思ったんだよ…」とイノッチ。どんよりする坂本くん。
1階から校舎に入り、3階の男子トイレにある鍵をみつけ、音楽室にある宝箱を開けて中身をゲットするというもの。もちろん途中には様々なトラップが仕掛けられています。
スタート前に「僕、昔見えたんですよ」と言う岡田くん。そんな岡田くんと剛くんのペアからミッション開始。
森田・岡田ペア
「れっつ…ごぉ~」と不思議なテンションで入っていく岡田くん。
「意外に剛ビビリだからな」と待機中の健くんが言う通り、剛くんはおっかなびっくり歩いてちょいちょいビビっていますw
「1人じゃなくてよかったほんとに…」と言いながら進んでいきますが、美術室の絵画が一斉に落ちたときは尻もちついてましたww鳥肌が立ったもよう。
岡田くんがトイレの個室を1つずつ開けていき鍵をゲット。宝箱の中身を手に入れゴール。手に入れたカードはどう見ても「絆」の右上部分ですがw
井ノ原・三宅ペア
入る前は「全然俺平気だよ!」と自信満々の健くん。イノッチも平気そうな様子。
そんな2人を剛くんは別室モニターで見ながら「バカ兄弟」呼ばわりw
数々のトラップに驚きつつ進む2人ですが、たまたま校舎にいたセミが飛び、さらにビビります。これはさすがにスタッフの想定外w
しかも、武者に追われるトラップではイノッチと健くんが逆の方向に逃げてしまいバラバラにwww
絵画落下やトイレのガス噴射でもいちいちリアクションしていましたw終わったときのイノッチ、超汗だく…
坂本・長野ペア
そして一番の怖がり・坂本くんがナイスリアクション。
武者に追いかけられているとき、手をクロスしながら胸元を押さえて走っており、いわゆる「手ブラ」状態にwww
美術室では、落ちた絵画の1枚がぶつかりテンパる坂本くん。
「もうやだよ…」
「元気出せよリーダー…」
しょぼくれる坂本くんを励ます長野くん、小学生の会話かよと健くんのツッコミw
なんとか鍵を手に入れ、あとは音楽室に向かうだけ…というところで最後に追いかけてきたのは武者だけでなくなんか10人近くいるwwこのペアだけの出血大サービスだそうで、「一揆だ」と評されてました。
ゴール後に健くんが手ブラのことを訊くと「胸が痛かった」とのこと。ブラが外れたんじゃないかと思ったよ〜とイノ健w
3枚のカードを組み合わせて「絆」完成。ホントだホントだと驚くみんなに「なんとなくわかってたよ!」と剛くんがツッコミw
みのもんた特別授業
アルバム最後のページは、タイトルが伏せられていました。"最後にめくれ"とあるのでめくってみると「みのもんたの特別授業(90分)に心打たれるV6」。「長え~」と剛くんw
6人が特別教室に向かうと、既に満里奈さんと夏帆ちゃんが着席していました。みの校長も登場し「学校へ行こう!」メンバー集結。
最初で最後の、みの校長の特別授業が始まりました。
「学校へ行こう!」がスタートした1997年。当時は少年犯罪やいじめ問題などが社会問題となっていた…という真剣な話をしていたみのさんですが、岡田くんを見ながら「三宅くん」と言ってしまうミスw
「11年間お付き合いさせてもらっていたんですけど…」と言う岡田くんに「俺たちまだまだなんだよ!」と励ます健くんw
学校へ行こう!
そして、6人は「学校へ行こう!」をテーマにスピーチをします。
坂本くん
- 学校は暗い・怖い・行きたくないという暗いイメージが多かった
- この番組のおかげで一歩踏み出せたという生徒の言葉を聞くと、この番組をやっていてよかったなと思う
- 僕らも卒業するが、新しい人達がまた新しい番組を作っていってほしい
長野くん
- この番組に出たことで人生変わりました、という生徒たちにあった
- 僕らが何気なく言った言葉が人の人生を変えることに役立てた。そういう瞬間に立ち会えて、この番組やっててよかった。
- 11年間やってきて、かけがえのない大きな財産をくれた番組でした
イノッチ
- 僕は一度中退していて、番組内で学校へ行き、今の学校はどうなっているか肌で感じた。
- 自分より10個下の学生はとても熱い
- 事件などネガティブな面ばかり報道してしまうからそれを真似するやつがいる
- 番組を通じて学生のいいところを見せ、後にクラスの人気者になれたという声を聞くと、僕たちのしたことは意味のあることだったと実感した
- 大人になった子が「学校へ行こう!を見て育った」と言ってくれるのは嬉しい
- 僕自身も「学校へ行こう!」に育てられた1人。みのチルドレンとしてこれからも学校へ行こう!精神を…(笑いをこらえる剛健にツッコミ入れて中断)
健くん
- 学生たちと触れ合って、今どきの子供たちが考えてることを親御さんも番組を通して知れたと思う
- この番組は親子のコミュニケーションの場にもなっていたんじゃないか
- 番組が終わるのは悲しいけど、親御さんにも子供にも楽しい「学校へ行こう!」だったんじゃないかと思う
岡田くん
- 学校の先生になりたくて高校へ進学したが、仕事に慣れないこともあり学校がめんどくさいと思う時期もあった
- でもこの番組をやっていたから、学校が楽しい気持ちを忘れずにいられた、頑張ろうと思えた
- 学生たちと触れ合うと楽しそうで、彼らが希望の塊に思えた
- 未来はいっぱいいろんなことがあるんだ、ということを今の学生さんはわかってほしい
- 学校は必ず卒業するもの、終わってしまうけどまた「これが自分の学校なんだ」と思える場所を作っていきたい
- 視聴者の皆さんも、学校を卒業しても学ぶところをどんどんみつけていってほしい
剛くん
- 今になって学生時代に戻りたいなと思うこともある
- 番組を通して学生たちと触れ合うことでそれを疑似体験できた
- 今を一生懸命生きてる学生に会えて、きっかけを与えたり背中を押してあげられた番組だった
- 新企画のロケメンバーにアサインされてると、期待されてるのかな…という思いで頑張ってきた
- 親から期待されてない子供はいないと思う、期待をプレッシャーと感じずに頑張ってほしいなと思う
言葉を選びながらゆっくりと話す剛くんは、締めの言葉に困ったのか
「そして…僕は、あの席に戻ろうと思います」
と言って着席w
最初で最後の授業が終わり、V6の6人旅はフィナーレを迎えました。このまま最終回の次回予告へ続きます。
まとめ
「学校へ行こう!」としては最後の6人旅。
伊豆編は「旅」というより「ツアー」の側面が大きかったと思います。行く場所とやることは予め決められており、移動は割愛、宿泊もなし、いきあたりばったりな出会いもなし、ということで、旅としては若干物足りない印象もありました(個人の感想)。
まぁでも肝試しとか普段あまり見れないV6が見れたのは楽しかったですけどねw
今回訪れたスポットをプロットした地図を載せておきます。