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生で観れて本当によかった!:「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The MUSICAL- 遙かなるエルドラド」感想

待望の舞台エルドラド、最高すぎた…!

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The MUSICAL- 遙かなるエルドラド」

開催概要

https://revuestarlight.com/musical/musical_eldorado/revuestarlight.com

開催期間2026年5月11日~17日(全10公演)
場所東京ドームシティ シアターGロッソ
チケットS席グッズ付:22000円
A席グッズ付:15400円
A席グッズ無:11000円
配信5/17昼公演(定点):3800円
5/17千秋楽(スイッチング):4800円
上演台本・演出児玉明子
出演者
(敬称略)
佐藤日向 岩田陽葵 小山百代 生田 輝 相羽あいな 小泉萌香 伊藤彩沙 富田麻帆 小林由佳 飛龍つかさ
アンサンブル:岩淵心咲 大塚優希 大橋美優 小川さくら 倉知あゆか 小島愛彩 佐々木楓 杉森菜摘 鈴木彩海 林本奈々 廣瀬水美 福田楓
スウィング:中村莉子 水野伶美 栁沢明璃咲
感想ハッシュタグネタバレ有︰#いつか必ず二人で
ネタバレ無︰#舞台エルドラド

ミュージカルパート110分、ライブパート20分。休憩なし。

朗読劇、ゲームを経ての舞台化

「遙かなるエルドラド」は劇場版スタァライトの劇中劇で、稽古シーンの一部として描かれたのが始まり。それが2023年に朗読劇として上演され、翌2024年にはコンソールゲーム化。同年末にはそれをベースにした朗読劇も披露された。そしてこの度、TheMUSICALシリーズ第2弾の演目として舞台化された。

www.yururito.net

www.yururito.net

配役は劇場版や朗読劇とも異なるバージョンとなり、サルバトーレを純那、アレハンドロをまひるが演じる。また、これまで兼役だったキャラクターにも個々のキャストが割り当てられ、キャバレロ卿は青嵐の八雲先生が演じることとなった。

2023年朗読劇との配役の違いは以下の通り。

役名 2023朗読劇 2026舞台
サルバトーレ 愛城華恋 星見純那
アレハンドロ 天堂真矢 露崎まひる
イサベル 露崎まひる 愛城華恋
ミゲル 西條クロディーヌ 石動双葉
コロンブス ジュディ・ナイトレー 西條クロディーヌ
ルイージ (なし) 大場なな
カルメン 露崎まひる 花柳香子
パブロ ジュディ・ナイトレー 天堂真矢
キャバレロ卿 西條クロディーヌ 八雲響子
ズルフィカール ジュディ・ナイトレー ジュディ・ナイトレー

会場・座席について

今回の会場はシアターGロッソ。普段はスーパー戦隊のヒーローショーなどが行われる、高低差が特徴の縦に長い舞台である。

www.tokyo-dome.co.jp

会場内に公演ポスターは貼られておらず、グッズ売り場があるのみだった。

「遙かなるエルドラド」(5月13日昼公演)の感想

感無量…。観に行けてホントによかった!!

実は今回なかなかチケットが取れなくて大変だった。1次先行から3次先行まで全て落選し、一般では土日全滅。たった1週間しか上演しないため、どうしても観に行きたくて家族に相談して平日昼公演のチケットをなんとかもぎ取った。配信もあるけど、やっぱ生で観る醍醐味ってあるよね…。

ストーリーと演出面

※ここからネタバレ注意!

3年前の朗読劇はストーリー自体初見だったが、今回はストーリーを知っている状態なので各シーンじっくりと堪能できた。朗読劇の来場者特典で配られた台本、あれを読んだときキャバレロ卿まわりのシーン描写やばいなと思ったけど、それを今回の舞台では容赦なくやっていた。エグい…

特にエグかったのが、父も友も妹も家督も失ったアレハンドロが死のうとするくだりの演出。父が代わる代わる船乗りたちを抱き、サルバトーレに乱暴に跨り、それを背後からミゲルが殺し…絶望したカルメンシータが自害し*1、そのナイフを無表情のイサベルがそっと手渡し…あれは舞台だからこそできる、悪夢の追体験だった。

朗読劇は主に声や表情で演じ、登場退場もスポットライトの明暗で表現されるため、見る側が脳内で登場人物の動きを補完するところもある。しかし舞台ではキャストが全身を使って場面を見せてくるので、視覚的な衝撃も凄かった。過去と現在を当時に見せる演出や、想いがすれ違っている描写、2隻の船がもまれる様子など…やっぱ舞台って面白い!

そういえば例のシーン、サルバトーレが縄に手をかけたからまさかホントに飛ぶのか?とハラハラしたが、結局飛ばず暗転で場面転換した。Gロッソだからさもありなんと思ったが、キャストの安全面に配慮したのかもなぁ。

その場面転換で回想(指輪交換シーン)来るのエモすぎる…そして「なぜ…なぜ…」のくだりに引き戻される切なさよ。。

あと時々舞台に大きな奈落ができていて、海に落ちる描写で使われていた。何人か高所からホントに落ちていて凄かった。

スタァライト的な場面といえば、序盤にあった船乗りたちによるプレコール。あれ好き。曲もカッコよかった。

あと、アレハンドロたちがサルバトーレたちの元に乗り込み「Gilded Dreams」が流れたとき「スタァライト名物・目が足りないタイムきたー!」って思った(笑)ほんとどこ見りゃいいんだ状態だったけど、ルイージとコロンブスの関西弁やりとり笑った。

てかさ…ここで歌うイサベルの「あの頃には戻れない 何も知らなかった日々」がもう…この状況にピッタリなうえ、同じ歌詞なのに「星のダイアローグ」のときと全然違う印象を与えるの上手すぎる…。

そしてラストシーンね…朗読劇のときも思ったけど、サルバトーレがみつけたエルドラドって何だったんだろうって。なんとなくあの世っぽくもあり、アレハンドロとの思い出を表しているようでもあり、上手く言語化できないんだけどこう…すごく印象的だった。

ライブパートと動画撮影OKタイム

1時間50分の演目が終わり、休憩ほぼ無しで第二部へ。第一部が凄すぎて、ライブパートどんな気持ちで見りゃいいんだ…と思った(笑)

でもシリアスな「Still, I Go」から始まったから、観劇後の気持ちを引きずったまま第一部の延長として見ることができた。そしてやっぱ来ると思った「LIFE IS LIKE A VOYAGE」で徐々に上がっていく。

そしてこの公演では「スタァライトシアター」「Gilded Dreams」の2曲が動画撮影OKだった。しかしうっかり肝心の華恋ソロ*2を撮り逃してしまった…!!

最後はおなじみ「Glittering Stars」で〆。

各キャストに関する感想

ジュディ・ナイトレー as ズルフィカール

朗読劇のときも思ったけど、ひと目でヤバそうな奴感が出ていてほんと好き…ひとたび登場すればザラリとした雰囲気をステージに振りまく圧倒的存在感は、さすがだなぁと思った。

八雲響子 as キャバレロ卿

いやもうほんと!!美しいのに気持ち悪い!!(褒め言葉)

ビジュや所作は美しいんだがサルバトーレら船乗りたちを陵辱する最低野郎なので、絡みのシーンがこう…脂ぎってぬらぬらしてる感がありつつ、女性キャスト同士が演じてるからどこか耽美的にも見えて、破壊力が凄かった…

前述のアレハンドロが死のうとするくだり、ヤバかったな…

天堂真矢 as パブロ

パブロね…幼少期のあのガキ大将がそのまま大きくなりました感がめっちゃ出てて、豪快で憎めないキャラに落とし込んでるのがとても上手いなと…!!なんか急にパブロが好きになった。

出番少なめの脇役でもしっかりと爪痕残すの、さすが天堂真矢だなと感じた。

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花柳香子 as カルメンシータ

いやもうね…登場時の可愛さ半端ない。サルバトーレに妹みたいに扱われることに不満げなのも、滾る情熱でカルメンまで踊っちゃってるのもめちゃ可愛いんだけど、その先の悲劇を知ってるから見ていてつらい…

あんなに情熱的に歌っていたのに、絶望後は呪詛を振りまくように歌って静かに自害する…あのくだりはほんとな…つらいな…

大場なな as ルイージ/ネグレッティ

髭のおじさんネグレッティ、事前に兼役って見てなかったらしばらく気づけなかったと思う!出てきてからも一瞬誰!?ってなったw(黄色いライトで確信したw)

サルバトーレがネグレッティを殺すシーン迫力すごくて、じゅんなな〜!!って心で叫んでた。

あとルイージがサルバトーレとともに船に乗るところも、じゅんなな〜!!って心で叫んでた。

西條クロディーヌ as コロンブス

謁見シーンで顔を上げたコロンブスが「ピーーーーッ!!!」と笛を吹き、まさかのマ○ケンサンバっぽい何かが始まったんだけどwwwwwww

前半のコロンブスの出番はあそこだけだけど、こんな大胆アレンジ入れてくるとは予想外だった。割とその前後がシリアスシーンなので温度差半端ないw

後半のアレハンドロを炊きつけるくだりもよかったなぁ。

x.com

石動双葉 as ミゲル

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あの、もう、いつ見てもイケメンすぎて……!!(にわか輝女子)

キャバレロ卿の片腕として暗殺スキルを磨いたミゲルが、真の敵であるキャバレロ卿をその手で殺すとこカッコいい…。サルバトーレとミゲルの並びを見るの好き。

愛城華恋 as イサベル

高貴な姫だ…いつもの王冠ではないティアラの華恋も可愛い。

いや〜しかし、アレハンドロ→イサベル→サルバトーレなのがなんともせつない。アレハンドロの前でもずっとサルバトーレサルバトーレ言ってるんだよなぁ…

アレハンドロとイサベルの曲もそれぞれ違う人を想って歌っていることがありありとわかるので、このすれ違っている感じを出すのが上手いなと思った。

こっそりアレハンドロの船に乗り込んだのがバレたとき、隠せない姫の気品(貫禄?)みたいなのが出ててよかった。

露崎まひる as アレハンドロ

まひるアレハンドロ、すごく良いなと思った。まだ何も知らないピュアな頃と、絶望に打ちのめされて復讐を誓うところの落差が魅力だが、まひるの持つ二面性と上手くマッチしているような、そんな印象を受けた。

イサベルにまで利用されていたと気づいて乾いた笑いを取るあげるところも好き。

サルバトーレとのシーンはどれもよくて、幼少期のエピソードや指輪交換のシーンもすごくジーンときた…。幼少期役を演じるアンサンブルさんとステージの上下で動きがシンクロする演出面白かったなぁ。

なぜ…なぜ…のくだりも華恋版とはまた違った魅力があって好きだった。

星見純那 as サルバトーレ

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サルバトーレやっぱカッコいいよね…うん…。あと、星見純那がついにポジゼロを取ってここに立ってるんだなぁという感慨深さもある。

キャバレロ卿に取り入るフリをして抱かれているところ、そんな表情もするんだなぁってゾクッとしたw

そしてなんといってもネグレッティとキャバレロ卿を葬り去るところね…!あのシーンほんと好き。

まとめ

というわけで、朗読劇から3年経ってついに舞台として観ることができて非常に満足だった。

願わくば毎日Gロッソ通って繰り返し観たいくらいだが、なかなかそうもいかないので千秋楽配信をたくさん見ようと思う。

▼振り返り生放送▼

*1:直近のシーンだったから、正確にリプレイしててすげーと思った。

*2:「Gilded Dreams」のラスサビ前、「星のダイアローグ」と同じ歌詞が歌われる部分のこと。