ゆるりとねっと。

ヲタクなワーママのゆるゆる雑記ブログ

まいっか!と言えるようになったのって、すごい成長だと思う

もうすぐ4歳になる次女。最近ますます流暢に喋るようになり、説明能力も上がってきている。多少勘違いや妄想も入るものの、自分が見たこと聞いたことを誰かに伝えたり、自分が感じた気持ちを言語化したりといった高度なテクニックもできつつある。

保育園からの帰り道だけでも、今日は誰ちゃんとどんなことしたとか、給食が何だったかとか、次女の方から報告してくるようになった。タオル入れ忘れてたよ、など先生からの伝達事項もそこそこ正確に伝えてくれる。

先日長女が私の実家で体調を崩してしまったとき、お世話のウエイトが自分より姉の方に傾いたことに不満を漏らした。そして姉の世話をする祖母が自分の食事を後回しにするのを見て「おばあちゃんごはん食べてほしい」と小さな心を痛め、寝込む姉に近寄らせないようにしたら「ねぇね大好きなの、ねぇねともっと一緒に遊びたいの…!」とポロポロ涙をこぼした。以前は泣いたり怒ったりする理由がわからないことも多かったのに、たどたどしくも自分の言葉で説明できるのだ。


そんな次女が最近「まいっか!」と流す場面をちらほら見かけるようになった。

探しているおもちゃがなかなかみつからないとか、着たい服がないとか、親がすぐ来てくれないとか、自分の思い通りにならない場面はたくさんある。ちょっとしたきっかけで幼児はすぐ機嫌を損ねるので、面倒なことにならないよう先回りして不機嫌の元を避けるのが習慣として染み付いていたのだが、それでも思いもよらないところから不機嫌になり、理不尽で面倒くさい事態によく巻き込まれるものだった。正直、イヤイヤの度合は長女より次女の方が激しかった。次女の方がより頑固で私を手こずらせた。

そんな、そんな次女が、だ。

使おうとしたおもちゃがなくて少し探し回ったのだが、その後

「まいっか、これで遊ぼう!」

と言って自分の気持ちをパッと切り替えたのだ。成長の片鱗を感じた。

もちろんいつもこうではない。どうにも譲れない何かがあって不機嫌になることは今でもあるし、理不尽でどうでもいいことから始まる姉妹喧嘩は茶飯事だ。不条理でよくわからない理由でごねることもある。だけど、それらは全体的にじわじわと減ってきているような気がする。前ほど次女にブチ切れることもなくなってきているからだ。


思えばもうすぐ9歳の長女にも、かつてこんな時期があった。3歳〜4歳にかけてだんだんと「謎の生命体」から「人間の子供」になってゆくのが喜ばしくもあり、またほんの少し寂しくもあった。あのときの舌足らずで可愛い言い間違いをしていた長女はもういない。

twitter.com

小学生の長女と会話していると、今の次女のような時期がホントにあったんだよね…?と驚く。あんなに幼かったのに、いつのまにか(ではないのだが)こんなに大きくなって…。当時の動画を見返すと本当に愛おしい。たくさん撮っておいてよかったと思うのだ。


次女の「まいっか!」を聞いて、次女も次第に「謎の生命体」から「人間の子供」へ変貌しようとしているんだなぁとしみじみ感じた。

甘えん坊で、隙あらば抱っこをせがみ、保育園の門前で自分の写真を撮らせ、「止まれ」の道路標示をなぞるように歩き、運動会が終わっても運動会の歌を意気揚々と歌い上げる、毎日のように見るこの姿は、いつしか見れなくなるんだ…。