7歳長女は工作が好きで、保育園時代から現在に至るまで様々なモノを作っている。
空き箱で作ったガチャマシン、梱包材で作ったミニチュアブランコなど、その場で思いついたら制作に没頭することが多い。
そんな長女の創作意欲を大事にしたいと思っているのだが、そこにはいくつかの障壁がある。
小さな破壊神
ほぼ5歳年下の妹、次女はわんぱく盛りの2歳児。ジャイアニズムを振りかざし、道理が通らぬ相手である。
その次女が、長女の工作をいじったり壊したりすることがしばしばあった。揃えておいたものはバラバラにされ、勝手に持ち出されることもあった。
最近は成長して「これは姉のものだ」と認識している素振りも見られるのだが、やっぱり好奇心の方が勝ってしまうようだ。姉がいない隙にこっそりいじって、みつかるとビクッとして逆ギレする光景もしばしば。
小学校から帰ってきた長女が作ったモノを、保育園から帰った次女があっという間に破壊することもあった。。
突然始まる掃除
長女の脅威はこれだけではない。ある日突然片付けモードになった旦那に、作品を捨てられそうになることもある。
長女は作ったモノに限らず、遊んだおもちゃや文房具などもその辺に放置しがちで、たとえ自分で片付けたとしても後で次女に荒らされることもあり、とにかく部屋が散らかっていることが多い。
日中の経緯を知らない旦那が、見るに見かねて突然床に落ちているモノたちを捨て始めることがある。これは非常に厄介で、娘らにとって大事なもの*1さえも容赦なく捨てようとするのでこちらも目が離せなくなるのだ*2。
収納スペース問題
まぁ日頃からちゃんと片付けできていれば突然捨てられることもないのだが、とはいえ次々と色々なモノを作るので収納スペースが足りない。
一部の作品は壁に掛けたり、ダイニングのカウンターに飾ったりもしているが、それも最初に飾ったきりローテーションできずに積み上がっている。飾っていたとしても持ち出して遊ぶとまたリビングのどこかに落ちている…なんてことも。そして妹に壊されて捨てられる。
衣服や学用品など物置小屋になっている長女の部屋は少しずつ片付けているものの、まだ作品を飾ったりする余裕は生まれていない。
作品集を作る
私はいつからか、長女の作品を写真に収めるようになった。なるべく完成した直後に、壊されたりボロくなる前に。
写真には作った日付と作品のタイトルを書く。傍目にはガラクタにしか見えないものもあるが、そういうものは本人に作品の説明をしてもらって解説を書き添える。
このスタイルが定着してきて、長女も何か作るたびに「これも作品でしょ、写真撮って」と自分から促すようになった。
たまった作品写真は1年ごとにフォトブックにしている*3。実際のモノはかさばるしいつか壊れてしまうこともあるが、フォトブックにすれば作った当時の状態が保存される。作ったモノをちゃんと保管できないのは申し訳ないけれど、こうして作品集として形に残せてるので振り返れていいかなと思っている。
破壊神もいつかは創造神へ…
今はモノを「作る」のは長女だけだが、そのうち次女も色々作り出すのだろう。
保育園で作ったモノに加え、家で作ったモノも増えていくとますますリビングがカオスになりそうだw