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キット購入が最難関だった︰「地下謎への招待状2023」感想(ネタバレなし) #地下謎

解けた!

期間終了間近でようやく、地下謎2023を解いてきた。

完全新作な今回の地下謎もなかなか楽しかったので、ネタバレしない程度の感想を残しておく。

地下謎への招待状2023

realdgame.jp

開催概要

開催期間2023年12月20日〜2024年3月17日
キット価格2800円
予約開始日・2023年12月18日〜(12/20〜1/14引換分)
・2023年12月27日〜(1/15〜1/31引換分)
・2024年1月10日〜(2/1〜2/14引換分)
・2024年1月31日〜(2/15〜2/29引換分)
・2024年2月14日〜(3/1〜3/17引換分)

2014年から始まった東京メトロ×SCRAPの地下謎シリーズ。人気が人気を呼び、毎冬の楽しみとなっていたコンテンツだったが、コロナ禍で一時休止を余儀なくされた。

2020年*1・2021年*2の中止のあと、2022年末に復刻版「地下謎への招待状2014REVIVAL」を開催。そして2023年からは完全新作である本作が開催されている。

www.yururito.net

謎解きキット争奪戦

謎解きキットは例年、いくつかの駅の定期券売り場で直接買えるものだった。しかしコロナ禍を経て2022年からWebでの事前購入制となり、受け取る駅と日付を予約する方式へ変わった

今回の地下謎2023も前回同様予約制だったのだが、後回しにしていて気づけば2月実施分の予約が全て終了しており、最後の3月分しかチャンスがなくなっていた。

twitter.com

気づいたのがたまたま予約開始前だったのでパソコンの前でスタンバイしたが、アクセス過多で500エラーが出まくり全く予約にこぎつけない。1時間ほど粘り続けてようやく予約できたが、その日のうちに3月引換分も予約終了した。

キット入手が難関だった

同じ予約システムでも前回はそこまで酷くなかった。しかし今回はリアル脱出ゲーム常設店での当日販売すら連日早朝から並んでも入手できる保証がないくらいの争奪戦らしく、一方でキットの高額転売も横行している。この状況を受け、3/5以降の当日販売は事前予約制に切り替わった。

www.scrapmagazine.com

いったいどうしたのか。「密」になることを極力防ぐため*3期間毎に販売数量を分散させているのかもしれないが、それによってキット確保の難易度が上がってしまった。

以前のように、ふらっと来て買っていくスタイルがもうできなくなるほど人気が出てしまったのは嬉しくもあり少し残念でもある。このスタイルが今後も続くようなら、キット購入は実施日未定でも早めにしといた方がいいなと思った(しかしこれには問題がある可能性がある。理由は後述する。)

ネタバレしない程度の感想

現地で解けなくなった謎

定期券売り場でキットを引換に行った際、注意書きの書かれた別紙を受け取った。そこには「第2章の一部の謎は現地で解けなくなっているため、こちらのサイトを見て解いてください」という内容が書かれていた。

第1章は日本語が読めれば誰でもできる簡単なもので、第2章の行き先候補が判明するターンだ。その5駅のうち、選択式の2駅がいずれも現地で解けなくなった*4という。

サイトには謎を解くための看板などの写真が載っており、これを見れば机上で解けるようになっていた。これにより1駅出向くステップをショートカットできたのだが、運営側にとってこれは不本意なものだったのだろう。

また、このサイトで気づいたのが、販売時期によってキットの内容が一部変わっていることだった。謎解きの手がかりとなる看板が2通りある。調べてみたところ、看板の施設の営業時間が年明けから変わったことに起因すると思われる。つまり、年内に購入したキットで年明けから謎解きに出向こうとすると解けなくなる可能性もあったのだ。これは初めからバージョンを分けていたのか、施設側の事情で急に差し替えたのかは不明だが、こういうこともあるのでキット購入から謎解き開始まではあまり日を空けすぎない方がいいなと思った。

街歩きに対する温度差

2014年から毎年家族ぐるみで参加している地下謎だが、9歳の長女が少しめんどくさがる素振りを見せ始めた*5。謎解きは好きだけど、あちこち歩くのが面倒だと言う。。

私は出不精だがこういう周遊謎解きは好きで、むしろあちこち歩いて色々な出会いや発見をすることこそが地下謎の醍醐味だと思っているので、こうした温度差が生まれてしまうと来年以降はどうしようかな…と思うのだった。

まぁ今までもこちらの都合で連れ回していたわけなので、無理に付き合わせることもないかと。子連れより単独行動の方が圧倒的に早いし楽だしね…。だから来年は私1人で行くかもしれない。ただ旦那は割と重要な謎解き要員でもあるので、付き合ってほしい気持ちもある*6。そうすると子供も連れて行かないと…ってなるし、悩ましい。

謎自体は楽しかった

前置きが長くなったが、今作の謎もなかなか楽しめた。

序盤で行き先候補が一気に5つ出てくるのだが、「東京の知られざる物語」がテーマとなっているだけあって、それぞれ謎の前後にその地域にまつわるストーリーが記載されている。そこへ出向く前にプロローグを読んでおき、謎解き後にはエピローグを読む。そんな感じで訪れる場所場所のことを少しでも知れるような作りになっていた。

次回こそは朝からやるぞ!と言い続けてはや何年。今回もまた、気がつけば15時くらいから*7謎解きを始める始末。。時間があまりないので、謎解きスポット以外の寄り道はほとんどしなかった。本当は脱線する寄り道も好きなのだが、謎解きをできるだけ早く進めるために我慢した。

ちなみに夕飯は第3章のスポットから少し歩いたところにある中華料理店でガーリックチャーハンを食べた。美味しかった。

これまでの地下謎ではヒントページを見ずに解いてきたが、第2章のラストで詰まり、しばらく解けなくてヒントページのお世話になった。考え方やアプローチは合っていたものの、あと少しの思いきりが足りてなかった。

限られた時間で第4章までなんとか解き、残る最終章は後日行くことに…のはずが、帰り道の車内で旦那がわずかなヒントと逆引きの発想から最終章の謎の答えを導き出してしまったw答えが出たので現地へ行く必要がなくなってしまい、ちょっぴり残念。

最後の謎のギミックは最終章のスポットとも連動していて、できあがったときは軽く感動をおぼえた。現地で解いていたらもっと喜べたのかもしれないが…(汗)

まとめ

というわけで思いがけず机上で解けた部分もあって駆け足で解いた地下謎。謎解き自体は面白かったけど、もう少し時間に余裕を持ってゆっくり周遊謎を楽しみたかったなぁという心残りもあった。次回こそ、次回こそは朝から行動したい…!

*1:realdgame.jp

*2:realdgame.jp

*3:謎解きスポットで参加者がたまりがちになるのはコロナ禍以前からの課題ではあったと思う。

*4:なぜ解けなくなったのか気になり、後日確かめに行ってみた。するとチェックするスポットの1つが工事中で見えなくなっていた。そのスポットの前には本来こう見えますという写真つきの案内があった。

*5:一方で4歳次女は謎解きで使うシールを貼る係にしたので乗り気ではあったのだが…

*6:あと1人でカフェなどで謎解きキットを机に広げる勇気が出ない。やっぱ旦那か友達がいてほしい…

*7:予定(習い事)のある土曜日じゃなくて、何もない日曜日にやればよかったかなぁと後悔。