ドラマにバラエティにCMに、様々な場面でミッチーこと及川光博さんを見かける機会は多いと思います。
そして歌手活動、ワンマンショー(ミッチーのライブツアーのこと)に興味を持ち、ツアーに初参加される方もいらっしゃると思います。
偶然にも、2018年は私の周りで3名の初心者ベイベー&男子(初めてミッチーのライブに参加する人のこと)が誕生し、ともにツアー参加することになりました。これまでずっと単独か母との参加だったので、こうして新規ファンが増えていくのは嬉しい限りです。(そして、3名とも2019年のツアーに参戦表明しています!)
というわけで、初心者ベイベー&男子に送る「ワンマンショーをより楽しむためのヒント」をまとめてみます。
ジャニーズや他のアーティストのライブと異なる文化があったりするので、この記事が予習の一助となれば幸いです。
初心者ベイベーではないけれど、ミッチーのライブは少し気になってる…という方は、よろしければこちらの記事もご覧ください。
まず、誤解しないでいただきたいのですが、これから書くことを全てしないとダメというわけではありません。
最低限守るべきことはたったこれだけです。
- 最低限のマナーを守る(入待ち・出待ち・上演中)
- バラードではライト類を消灯
- ポンポン持参(会場販売有︰開演前に作っておく)、使う時まで出さない
- C&Rの基本形は「○○ですか?」「○○でーす!」
簡単ですよね。
それを踏まえて、ここからは基礎知識とプラスαの楽しみ方について解説します。
まず、大切なこと
最低限のマナーはわきまえよう
ミッチーがどうこう以前の話です。
後ろの人の邪魔になるもの(花冠とか)を着けてくる、ステージの近くへ行ってミッチーを執拗に触る、ミッチーや会場の注意事項を守らないなど、迷惑になることはやめましょう。
また、複数公演あるツアーの場合、セトリのネタバレ配慮などSNSで発信する内容にも注意しましょう。
基礎知識
用語
- ベイベー=女性ファン
- 男子=男性ファン
- 初心者ベイベー=ライブ初参加の人
- 遠隔○○=ミッチーと会場の一人一人が遠隔で何かをすること。例)遠隔ハグ、遠隔ハイタッチ
初参加で知っておくべき用語としてはこれくらいで十分ですw
会場の席をざっくり分けて「前ベイベー」「真ん中ベイベー」「後ろベイベー」「2階ベイベー」と言った呼び方をします。自分がどこベイベーなのかは把握しておきましょう。
構成
最近のパターンでは休憩を挟み二部構成、トータル3時間くらいが主流です。
下記の流れはだいたい共通しています。
- 一部MC(C&R、バンド紹介など)
- ミッチー退出→バンドメンバー(理枝さん*1が多い)のパフォーマンス1曲
- バラード
- 15分休憩
- 二部MC「愛と哲学の小部屋」
- ポンポンダンス「死んでもいい」
- アンコール
曲目
(2020年は中止になってしまいましたが)毎年ワンマンショーツアーを行なっています。その際新譜も出ることが多いため、セトリは最新アルバム曲からの選曲が中心になります(ただし全曲やるとは限らないです)。
▼2023年は新譜がないので既存曲で構成されています。ちなみに昨年は「気まぐれサーカス」からの選曲が多かったです。
最新アルバム曲+ツアー定番曲*2を聴いておくとより楽しめると思います。
中でも、「死んでもいい」という曲だけは必須科目です。理由はダンスの項で説明します。
楽曲はSpotifyなど音楽配信サービスで聞けるものがあります。配信状況はこちらの記事を参考にしてみてください。
グッズ
グッズは会場販売もありますが、通販での購入も可能です。(ただし注文して届くまで1週間半以上かかるので、日が迫っている場合は会場で買いましょう)
ミッチーのツアーグッズは文具や雑貨など20~30代向けのものが多く、昔からグッズのネーミングセンスがオヤジお兄様ギャグ全開で面白いです*3。
上演中に使うグッズはツアーのコンセプトによってラインナップが異なる場合もあるため、公式ツアーグッズを用いるのが無難です。
うちわ文化は無いです
ジャニーズライブ定番のうちわはありません*4。
メッセージを載せた自作うちわやパネルも持っていってはいけません。そういう文化はありません。
ライト類は取扱注意
ペンライト、サイリウム、キンブレなどのライト類は基本的に使わないことが多かったですが、近年ではツアーグッズとして出る場合もあります。ただ、ライトがグッズに出てないツアーで自前のライトを持ち込むのはやめましょう。
また、これは暗黙のルールだったりしますが、ライトがグッズに出ているツアーであってもバラードではライトを消しましょう。
バラード以外の曲では逆に、曲限定でライトをつける場合もある*5ので少し注意が必要です。
ポンポンは必須
逆に、ポンポンは半ば持ち込み必須アイテムです。最近のツアーではコンセプトカラーのポンポンがグッズとして売られているので、それを買うのが一番手っ取り早いです。もちろん自作も可*6ですが、ツアーのコンセプトカラーは毎年変わるので色を合わせたい場合は注意しましょう。
グッズのポンポンは購入後上のような状態なので、自分で作る作業が発生します。2個で20〜30分はかかると見て、時間に余裕を持ってやりましょう。上演中に開くのはガサガサ音が出るので厳禁です。できあがるとこんな感じになります。
また、ポンポンは「死んでもいい」以外の曲では使わないので、合図*7が来るまでカバンにしまっておきましょう。
応用編
服装・おしゃれ
コンセプトカラーを身に着ける:2023年はイエロー
繰り返しになりますが、いつからかツアーには毎回コンセプトカラーがあります。最近のコンセプトカラーは以下の通りです。
- 赤と黒:2018年「BEAT&ROSES」
- 紫:2019年「PURPLE DIAMOND」
- エメラルドグリーン:2020年「SOUL TRAVELER」
- ピンク:2022年「GROOVE CIRCUS」
- イエロー:2023年「踊って!シャングリラ」←New!!
決して強制ではないですが、コンセプトカラーに合った服装・アクセサリーなどをしていくとよりテンションが上がります。
ミッチーとデートするつもりで?
服装について、以前ミッチーは「ミッチーとデートするような格好で」と言っていたことがありましたが、ドレスコードは事前告知が無い限りありません*8。
バッチリおしゃれする人、ガチガチにコンセプトカラーで固める人もいれば、普段着に毛が生えたような服装(私だよ!)な人もいます。コスプレは最近少ないかも…。とにかく服装は自由でいいと思いますw
コール&レスポンス
※2021年~2022年は声出しNGでしたが、2023年ツアーより声出し解禁されました。
ミッチーに対するリアクションはグッズのタンバリンを振って行っています。
また、以下記載の定型文はサンプリング音源を流して盛り上げています。
いくつか定型文がありますが、覚えるのはこれだけで十分!とても簡単です。
- ミッチー「皆で呼ぼう、せーの!」会場「ミッチーーー!!!」(※「光博さーん」など、呼び方指定があるときはそれに従う)
- ミッチー「愛と!哲学の!こ、べ、」会場「や!!!」
- ミッチー「○○ですか?」会場「○○でーーーす!!!」(OKですか?など。○○部分は臨機応変にw)
初心者ベイベーへの呼びかけ
必ずと言っていいほど、初心者ベイベーに呼びかけることがあります。(稀にないこともあります)
「初心者ベイベー!」と呼ばれたら「イェーイ!」とリアクションしましょう。そのあと初心者ベイベーだけでC&Rをすることもよくあるので頑張りましょうw
ダンス
ミッチーのライブの醍醐味の1つと言えるダンス。過去のライブ映像を見てもわかりますが、観客席も踊りまくってます。
いきなりこんなに踊れないよ…と不安かもしれませんが、踊る踊らないは自由です。踊らなくてもなんら問題ありません。
初級︰ダンサーさんの手の動きを真似してみよう
ただ、ちょっと踊ってみたいなと思った場合はステージ上のコーラス、ダンサーの手の動きを真似するとそれっぽくなります。ポイントは、ステージと鏡合わせになるように踊ることです。
中級︰「死んでもいい」を練習しよう
この曲だけはまるまるフルコーラスで振付があります。ポンポンダンスの連帯感を味わうなら、この曲だけでもマスターすると楽しいです。
MVがそのままダンスレッスンになっているのですが、1998年発売のベイベーセット「ご覧あそばせ」*9はVHSなので、その後発売されたDVD「及川光博の世界」などで予習をおすすめします。同DVDは歴代MV集なため、ミッチーの歴史を知る資料としても良いと思います。
上級︰より極めたい方は練習DVD、ダンスレッスンへ
もうすっかり踊るのが楽しくなってしまった。もう少し細部を確認して次回に備えたい。なんならダンサーさんばりに極めたい、という次元まで来た場合。
練習DVD*10やダンサーさん直々のダンスレッスン*11などもあります。
愛と哲学の小部屋(愛哲)
MCコーナー「愛と哲学の小部屋」、ファンの間では「愛哲」とも呼ばれます。
これは開演前に会場から寄せられた質問・悩み相談にミッチーがズバッと回答していくコーナーです。
開場後、専用コーナーが設けられているので所定の用紙に質問や悩み相談(おねだり系はダメ)を書いて投函すると、運が良ければミッチーに読んでもらえるかもしれません。
このコーナーで飛び出した数々の語録・ミッチー哲学が最近書籍化しました。
出待ち入り待ち
※2021年から、コロナ感染拡大防止の観点から出待ち入待ちNGになっています。
ミッチーのライブは公式が会場での出待ち入り待ちを認めています(会場以外、駅や空港などはNGです!)。これはファンとミッチーの信頼関係あってのものなので、近隣の迷惑にならぬよう、声を荒らげずエレガントに行いましょう。
会場や日程によっても待ち時間は異なるので、時間に余裕があれば参加してみると楽しいかもしれません。
まとめ
つらつら書いてきましたが、あらためておさらいです。
- 最低限のマナーを守る(入待ち・出待ち・上演中)
- バラードではライト類を消灯
- ポンポン持参(会場販売有︰開演前に作っておく)、使う時まで出さない
- C&Rの基本形は「○○ですか?」「○○でーす!」
- 「死んでもいい」と新譜を予習(余裕あれば定番曲も)
- 「初心者ベイベー!」と呼ばれたら元気よく
- 振付はステージに対して鏡合わせ、ダンサーさんを参考に
- レッツ自己解放!
ではでは、めくるめく初心者ベイベー体験を☆
*1:コーラス担当の伊藤理枝さん。リエ&パーティーモンスターとしても活動中。ミッチーのツアーにはデビュー間もない頃から長らくコーラス担当として参加されていました。その後数年間お休みしていましたが、2016年からツアーに復活されました。理枝さんはじめ、ミッチーのツアーバンドメンバーは魅力的な方ばかりです。
*2:ツアーによってやったりやらなかったりですが、「CRAZY A GOGO!!」「Shinin'Star」「バラ色の人生」「Song for you」「S.D.R.」「ファンキー☆ミュージック」あたりは知っていると楽しいです。
*3:最近はお兄様ギャグも控えめな感じですが。個人的に一番好きだったのは「可憐だ…(卓上カレンダー)」です。
*4:大昔のライブやイベントでグッズとして売られていたことはありましたが、記念用でありライブ中に使うことはなかったと記憶しています。
*5:今年はリストバンド型ライトですが、バラードだけ消していればまぁまぁ大丈夫かもしれません。
*6:昔は全員自作で持ち込んでいましたが、2014年からポンポンがグッズ化しました。
*7:周りの様子で出すタイミングはわかりますが、「振るもん出して」など言われることもありますw
*8:ラジオ「坂本美雨のディアフレンズ」でゲスト出演したときも、ワンマンショーにドレスコードはない発言をしていました。
*9:今や幻のグッズかもしれませんw
- アーティスト: 及川光博,田辺恵二,ザ・マングース
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1998/05/27
- メディア: CD
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*10:「カオリンの Let's Dance☆」は期間限定販売でした。私も持っていませんが今思うと欲しかったかも…。
*11:さっちんのLet's Dance★:ファンクラブメンバーに限らず申し込めば誰でも参加できます。