毎日毎日、仕事に家事育児にと忙しい。でも趣味も諦めたくないし、ヲタ活も充実させたい。そう思う人は自分含め多いのではないかと思います。
以前、推しの情報を取りこぼさないための「情報収集術」について記事を書きましたが、今回はヲタ活を可能な限りやるための「タスク管理術」について自分が実践している方法を紹介します。
ヲタ活のためのタスク管理
私はGTD(GettingThingsDone)という手法でタスク管理をしています。詳しい内容はこちらの記事を参照してください。
タスクボードを用意する
まずは全てのタスクを見える化するためのボードを用意します。ボードはデジタル/アナログどちらでも使いやすい方で構いません。
私はパソコンとスマホ両方から確認したいため、Trelloを使っています。(そのため、この先の説明ではTrelloのスクショを多用します)
Trello
Trello, Inc.無料posted withアプリーチ
情報を得たらすぐにinboxへ放り込む
掲載情報や出演情報など、推しに関する何らかの発表をTVやネットで見聞きすることがあると思います。そしてそれは起床後、通勤中、昼休み、帰宅途中など様々なタイミングで訪れます。
そんなときは、忘れないうちにすぐ「inbox」リストにメモします*1。急いでいるときは件名だけ書いておき、詳細はあとで追記します。
TVやネットで仕入れた情報だけでなく、自分でふと思いついたこと・気になっていること・いつかやりたいことなども同じく「inbox」に放り込みます。
また、必要に応じて詳細情報も追記します。公式サイトのURLや大事な情報が、すぐ確認できるようにします。
適宜リストに振り分ける
挙げだしが終わったら、「inbox」の中身を1つ1つ確認して適切なリストへ振り分けます。2分でできそうなことは、その場でやって完了にしてしまいます。
ヲタ活において特によく使うリストは「カレンダー」「資料」ではないかと思っています。
「カレンダー」:録画予約、抽選申込、当落確認、支払期限など
例えば先の例で「陰陽師*2の当落いつだっけ?」というのはググればすぐわかるので即やります。そして「○月☓日 陰陽師当落発表」という新たなタスクを書き、特定の日付にやるべきことなので「カレンダー」リストへ振り分けます。
録画予約に関しては、この先1週間以内*3に放送されるものは「今日やること」「次やること」に振り分けていますが、それよりも先の場合は予約の期日を設定して「カレンダー」に置いておきます。
ライブや舞台は、発表されてから申込まで少し期間があくことが多いので、発表された時点で申込期間をチェックします。記載があれば開始日・終了日を設定して「カレンダー」へ、なければいったん「資料」に置いておき続報を待ちます。
他にも、こまめにチェックが必要なものもタスク化します。
これは以前「V-Land」というアプリ内で閲覧できる写真の入替日が発表された際に作ったタスクです。これに沿って、取りこぼしなく全写真のチェックができました。
「連絡待ち」:購入品の配達待ちなど
受注生産や予約販売など、ネットで購入してから届くまで期間があくものがあります。その場合は買った時点で配達待ちのタスクを書き、「連絡待ち」リストに振り分けておきます。
発送が数ヶ月先の物だとしばしば「これ予約したっけ…?」と忘れて二重購入してしまうことがある*4ので、こうして重複を防いでいます。
「資料」:イベント、映画、新番組などの覚書
「映画○○ 制作決定!」などのような新作情報・イベント情報は、すぐにメモして「資料」リストへ置いておきます。続報が出て発売日、放送日、公開日、開催期間などがわかったら追記します。
必ずチェックしたいものはもちろんですが、ちょっと興味あるかも?行くか行かないかわからないけど…といった類も念の為メモしておきます。メモしてあれば、たまたま近くまで来た際に立ち寄ることも検討できるのです。
「今日やること」に集中して取り組む
「今日やること」リストはその名の通り、今日やると誓ったタスクです。普段はここに振り分けたタスクをひたすらこなしていきます。
上の画像はヲタ活関連のタスクのみ表示させていますが、実際はここに仕事・家事・育児のタスクも入っています。その中で、優先順位をつけながらやっています。
取りこぼしを防ぐために
定期的なタスクは作成を自動化
追っている連続ドラマやアニメなど、定期的に発生するものはタスク作成を自動でやっています。IFTTTでトリガーを特定の曜日・時間に指定すればすぐにできます。
TVerやRadikoなど、最新話を1週間限定で公開しているものは忘れがちなので、必ずIFTTTで自動化しています。
完了時に次の段階のタスクを作る
これは完全に手動運用になってますが、特定のタスクを完了した時点でその次の段階のタスクを作るようにしています。以下のような例があります。
- 「録画予約」タスク→完了したら「録画消化」タスクを作る
- 「購入予約」タスク→完了したら「配達待ち」タスクを作る
- 「抽選申込」タスク→完了したら「当落発表」タスクを作る
「いつかやる」リストが溜まっていく問題
こうしてタスクを振り分けていくと、「いつかやる」リストがだんだん肥大化していきます。。
時間は有限で、1日にやれることは限られています。目の前の仕事・家事・育児を優先してしまい、やりたいけど今はできないな…とつい「いつかやる」リストに放り込みがちです。
そんな先延ばしタスクをなんとかするために、取り組んでいることを紹介します。
タスクを細分化する
タスクの単位を細かくします。達成のハードルを下げ、達成感を得やすくすることで継続的に取り組めるよう自分を仕向けます。
しばしば録画番組(特に連ドラ)を未編集でHDDに溜め込んでいることが多いのですが、これを推しの出演部分だけ抜き出してダビングするのは楽しい半面、なかなか時間のかかる作業なので後回しにしがちです。
また、漫画や雑誌を発売日に買ったはいいものの、なかなかしっかり読む暇がなくついつい積ん読になることも。。腰を据えて取り組もうとすればするほど、自分の心理的ハードルが上がってしまいます。
なので「1話分だけ編集する」「1冊だけ読む」なんなら「15分だけ見る」「1曲だけ聞く」という超短期タスクで少しでも触れる時間を作っています。
細かくしたタスクはたいてい新規タスクとして切りますが、場合によっては既存タスクのチェックリストにして進捗状況が見えるようにすることもあります。
無理矢理にでも期日を作る
いつでもやれるから「いつかやる」に行きがち。ならばいつまでにやるかを無理矢理にでも作ってしまいます。
例えばブログのネタはあれこれ湧いては執筆が追いつかず捌ききれないので、「このネタはいつ頃投稿したいか?」を考えながらどの順で書くか勝手に決めてしまうこともあります(まぁそれでも滞留しちゃうんだけど…)。
先述のタスク細分化と併せて、細かくなったタスクに対して短い期日を作ることで、少しでも進められるようにしています。
例えばあるブログ記事を書く場合は
- 見出しを考える(明日まで)
- 画像を準備・加工する(5日後まで)
- 本文を書く(10日後まで)
- 投稿する(10日後まで)
といった具合です。
よく積みがちな円盤については
- 開封する(2日後まで) ←これが意外とできなかったりする
- 特典映像Aを見る(5日後まで)
- 特典映像Bを見る(10日後まで)
- 本編を見る(20日後まで)
と区切ることもありますが、なかなか他のタスクに埋もれてしまいがちで、なかなか計画通り進まなかったりしますね…。。
自制心を保つ(時間の浪費を減らす)
タスクをこなすためには余暇時間の確保が重要です。が、ついついしたくなるのがTwitterやゲーム…
- ダラダラTwitter見ない
- ゲームにのめり込まない
これに尽きますね…
まぁこれが一番難しいんですが。。
*1:育児しているとそれでも取りこぼすことがあります。スマホがすぐ手に取れない状況のときはピンチ。
*2:2022年2月開演の健くん主演舞台www.onmyoji-stage.jp
*3:我が家のレコーダーが1週間先までしか予約できない仕様のため。。
*4:何度かやらかしています… SWITCHが2冊届いて、え?なんで?と思ったら8/24と9/3にそれぞれ予約してたわ…。。そういやこれだけtrelloでタスク管理してなかった…
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