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ルーチン家事の進捗共有に、Slackのワークフロービルダーを使ってみた

仕事でも家庭でも日常的に使っているSlackですが、1年前から「ワークフロービルダー」という新機能が登場していたことをつい最近知りました。

slack.com

なんか色々できそうじゃん、ということで早速家庭用Slackにも導入してみました。

注意なお、ワークフロービルダーはSlackの無料プランでは使うことができません。

ワークフロービルダーを知ったきっかけ

ワークフロービルダーを知ったきっかけは、会社Slackのチームチャンネル。

コロナ前からリモートワークを導入しており、チームメンバーは始業時と退勤時に

  • 「リモートで業務開始します」
  • 「オフィスで業務開始します」

のような一言を発するルールがあります。

毎日ほんの数秒で済むことですが、これが地味にめんどくさいと思うことも。。

すると、私が育休を取っている間に改良され、ボタンを押すと選択肢がプルダウンで表示されるようになっていました。

ここで初めてワークフロービルダーの存在を知ることとなったのです。

ワークフロービルダーの使い方

slack.com

ここでは詳しくは解説しません。公式のリファレンスを参照してください。

ワークフローのトリガーとして使えるのは以下5パターン。

  • 誰かがショートカットメニューからワークフローを選択する
  • チャンネルに新しくメンバーがjoinする
  • 特定の絵文字でリアクションする
  • 特定の日時
  • Webhook

先程のリモートワーク挨拶ボタンは、ショートカットメニューのトリガーで作られたワークフローでした。

ワークフロービルダーで進捗共有フォームを作る

家庭用Slackで何か使えないかな〜と思い、毎日やりたいけどめんどくさく感じていた「おうちタスクの進捗共有」に使ってみることにしました。

私が17時半頃に2児を連れ帰ってから19時までの間に、家事育児のルーティンタスクがどれだけ終わったかをSlackで中間報告しています。

19時という時間設定は、旦那が仮に定時上がりをした場合にそろそろ帰ってくる*1あたりを想定しています。旦那が帰宅後どこから片付ければいいかの判断材料になればと思ってお試し運用している感じです。

追記

ただ、これは「2人がほぼ同じ時刻に帰ってくる」ことが前提じゃないと意味がないため、平気で1時間遅れとかで帰ってくるようになってきてからはこの運用を中止しています。。

ワークフローの設定

トリガーは特定の日時、今回は「平日の19時」に起動するよう設定しています。

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「スケジュールされた日付と時間」の設定画面

ステップはフォームを使い、帰宅後から発生する主な家事育児タスクを羅列していきます。実際はもっと沢山ありますが、主だったタスクに限っています。

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カスタムフォーム設定画面

プルダウンで「シタ」「シテナイ」*2を選べるようにします。デフォルトは「シタ」にします。

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選択肢の設定

おうちタスクの進捗報告

平日19時になると入力フォームが立ち上がります。

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入力フォーム

デフォルトが「シタ」なので、まだ終わってないタスクのみ「シテナイ」に変更して送信。チャンネルに投稿されます。

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終わってないタスクを「シテナイ」に変更

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回答が投稿されます

まとめ

Slackのワークフロービルダーを使って、ごく簡単な報告フォームを作ってみました。

こういうちょっとしたこともサクサクと作れる手軽さがいいなと思いました。

トリガーとステップの組み合わせや、その他のアプリとの連携など、工夫次第で色々可能性は広がりそうです。

*1:まぁ19時前に帰ってくることは最近あまりないけどね!

*2:その昔、長女が喋りだした頃の娘語録をカスタム絵文字に登録しています