今度はマサラ上映でスタァライトされてきた!
めちゃくちゃ楽しかった!!(語彙力0)
マサラ上映に行くきっかけ
ある日、Twitterを眺めていたらこのTweetが目に入ってきた。
twitter.com8月5日(土)19時池袋ホールミクサで開催
— AnimeDRIFTER/アニメドリフター(合同会社クーベルチュール) (@AnimeDRIFTERJP) 2023年7月14日
『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』✨
(たぶん)都内初となるマサラスタイル上映❣
🎫明日7/15(土)12時前売開始🎫🎫
前売・レギュレーション等詳細はこちら:➡https://t.co/UhDvUm2212#スタァライト pic.twitter.com/m7Jav4nhwI
"マサラ上映"という言葉は聞いたことあるが未経験。「RRR」とかインド映画でやるイメージがあった。
でも、スタァライトも過去にマサラ上映があったのは知っていた。これまで地方会場だったのでスルーしていたのだが、今回は都内での初開催。これは一度体験してみたい…と思い、すぐさま申込ページを開いた。
レギュレーションのところには、持ち込み可能なものが列挙されていた。
……銅鑼!?
銅鑼OKなの!?w
後方から埋まる席
前売販売開始から数十分後くらいにチェックすると、席はもう既に半分以上埋まっていた。しかも後ろ半分がピッチリと埋まっていて、前の方はまだ空きがある。初めてだし様子見ってことで前の方の席を取った。
後から気づいたが、これはスクリーンだけでなく客席の様子も楽しみたいから会場全体が見える後方席から埋まるのだろう…と思った。参加者のTweetやブログで見かけるマサラ上映の雰囲気は、どれも紙吹雪にまみれて一体感がある。
準備はどうすれば…
しかし紙吹雪や鳴り物OKといえど、どう準備すればいいんだ。。と悩む初心者勢。そもそも「応援上映」と呼ばれる類のイベントには行ったことがなく、勝手がよくわからない。とうとう何もしないまま当日を迎えてしまった。
マサラ上映について参考になりそうなブログを読みつつ、行きがけに百均で小さな鈴とサイリウムを買ってみた。
ミッチーやらV6やらで光り物や鳴り物はたくさん持ってるのだが、なんとなくスタァライトと関係のないグッズを持参することに少し抵抗があって*1持っていけなかった。
そして着く直前、これはもしや映画館と異なり飲食できないタイプのイベントか?と気づいたので、コンビニでおにぎりを頬張ってから会場へ向かった。
劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト マサラスタイル応援上映
2023年8月5日。池袋のミクサライブ東京へ。
地下2階のホールミクサでマサラ上映は開催された。
入場〜開演前
地下への階段を下りると、そこはもうスタァライトの空間。舞台創造科の方々で賑わっている。思いのほか、女性客も多かった。
物販もあり、ずっと欲しかったロロロ*2のパンフレットを買うことができた。ちなみにカスタネットも売っていた。
入口付近にはお花紙で作られた紙吹雪が置かれており、一掴み持って入ることができる。よかった、これで私も紙吹雪を投げられるw
各座席には小さな折りたたみ机が設置されており、予め紙吹雪や応援グッズなどを置けるようになっていた。
壇上に前説の方が登場し、注意事項をアナウンス*3。もうこの時点で紙吹雪が客席中央から舞った。早い早いw
今回の都内初マサラが反響よければまた開催したい、いつかキャストの方々もお呼びしたいとのこと。是非とも実現してほしい…!
上映中
いよいよ上映開始。既に場が温まった状態で迎える冒頭のトマトバアアァン!!!は当然のように盛り上がる。
歓声と拍手、鳴り物の音でキャラの台詞がかき消されることも時々あったが、もはやここに来ていて劇スを見たことがない人なんていないだろうし問題ないのだw
冒頭トマトからタイトルバックまでで既に面白すぎた。この時点でマサラ上映に来てよかったと感じた。映画館で静かに見ているときはグッと堪えていた心の中の叫びや情動を、各自が思い思いの方法で表現する。やっぱみんなここのシーン好きだよなぁとか、そこツッコむんだwとか、1人静かに見るときには体験できない一体感がそこにはあった。
以下は印象的だったリアクションである。
- 間に合わないキリンに「頑張れー!!」と送られる声援
- 華恋と後輩たちのシーンで後に続くように「\おはようございます!/」「\よろしくお願いします!/」
- 進路面談で新国立を挙げるまひるや双葉に「\行けるよ!!/」
- 5歳のかれひか「\かわいいー!!/」
- かれひかが打ち解けるカスタネットのシーンでシンクロするたくさんのカスタネット音
- キリングトレインで手拍子
- 「なんだか…強いお酒を飲んだみたい」でプシュッと缶を開ける音(初回より3回目の発言後の方が多数いた)
- 脱線横転してる電車の上に立つ華恋「無傷…!?」
- 暗い部屋にいる雨宮に「電気つけなよ〜」
- 決起集会で塔のセットを立てる「\せーーーの!!/」
- マキが華恋に聖翔を勧めると「マキちゃんありがとう!」
- 「ただいまー」「\おかえりー!!/」
- 主演舞台での華恋の台詞「君は本当に優しいくまさんなんだね」にはっきり「はい!!」と答える男性
- 怨みのレヴュー、香子とクロの背後の野次に合わせてやいのやいのする観客
- 競演のレヴュー、まひるに演じてよ…!と迫られたひかりに「逃げてー!」
- 狩りのレヴュー、まだ状況が読み込めてない純那に「気づいてー!」
- 第4の壁に気づく華恋にサイリウムを振りまくる観客
当然レヴューシーンの盛り上がりはすごく、さながらライブか?ってくらいの熱量がある。皆殺しのレヴューが始まるときのあの「くるぞ…くるぞ…」ってゾクゾク感が、一斉に響く鳴り物や手拍子に表れている。ななが刀を抜くアップ、後から来るもう1本の刀を手にしてからの立ち回り、見せ場の度にワーッと歓声や拍手が沸き起こり紙吹雪が舞い上がる。
全てのレヴューにおいてこのような事態が続くのだ。なんと幸せな光景だろうか…
今まで何度も見た劇場版スタァライトなのに、こんなに盛り上がる中で見るともっと楽しめるのかと目から鱗だった。
終了後の片付け
上映が終わると会場みんなで後片付けタイム。床に散らばった紙吹雪を拾う、拾う、拾う。
自分の席周辺も多かったが、中央付近の方は凄まじかった。(あのへん紙吹雪のプロいたでしょw要所要所で綺麗に舞ってたもんなぁ…)
twitter.com昨日8/5ホールミクサ『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』マサラスタイル上映
— AnimeDRIFTER/アニメドリフター(合同会社クーベルチュール) (@AnimeDRIFTERJP) 2023年8月6日
見事に2時間演じ切っていただいた舞台創造科の皆様です。また再演が叶いますように!#スタァライト pic.twitter.com/cLjJWB6NqB
拾ってみてわかったのだが、確かに4cm四方より小さいと拾いにくい。そして座席の隙間にも結構挟まるので素手よりも軍手やほうきが欲しいと感じた。
知らない人同士が協力して紙吹雪をかき集める、マサラ上映で盛り上がったあとにやるので不思議と一体感があって面白かった。
マサラ上映初参加の感想
初めてで浮くかな?と心配してたマサラ上映だったが、全くもって杞憂だった。そこにはスタァライトを愛する舞台創造科たちで紡ぎ出す、アツい空間が広がっていた。
そしてあらためて「劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト」そのものの良さをひしひしと感じた。良いものは何度見ても、どんな形式で見ても良いのだ…また同じシーンで泣いた。
twitter.com狩りのレヴューの純那が再起するところと、華恋再生産〜最後のセリフで毎回泣くけど、まさかマサラでも泣くとは思わなかったw#スタァライト
— 【低浮上中】しゃとーぶりあん🐻🐟 (@oniku_daisuki) 2023年8月5日
私のようなささやかに鈴を鳴らす程度の初心者でも、クライマックスでは紙吹雪を思い切って投げることができた。自分たちが映画の舞台装置となる不思議体験、これは確かに癖になりそう。
マサラ上映ってなにそれ怖いと思っている人は、是非騙されたと思って一度体験してみてほしい。