タイトルのまんま。子供にイラついて注意しようとすると、そういや幼少期の自分も同じことで怒られてたなぁ、と思い出す。
時間の観念がない
たとえば朝。
ぜんっぜん起きない。。
そんでやっと起きたかと思えば、ソファで二度寝を試みたりボケーッとしてたり。
いちいち「靴下履いて」「ごはん食べて」「トイレ行って」と毎日毎日同じ指示を出し続けないと動かないし、私は遅刻するかしないかの瀬戸際でアワアワしてるのに長女はマイペースでのんびり。
もう!!って思うけれど、
私もそうだった(今もそうだ)。
毎朝、大叔母の怒号で目が覚めた。
なんでそんなに朝から怒ってんだろ?って不思議だったけど、私が気づくよりもだいぶ前から起こし続けていたのだ。なのに全くビクともしないから怒りが頂点に達したのだった。
そして、時間の観念は幼少期よりはマシになったと思うけれど、それでも今だに逆算を誤って会社に遅刻することも少なくない。。
学生時代にほぼ皆勤賞*1だったのは、大叔母のおかげだったのだと思い知った。
食事の手が止まる
長女はとにかくおしゃべりが大好きで、ほとんどずっとしゃべっている。
家族みんなで食事をするときもおしゃべりするが、その間ずっと手が止まっていることが多々ある。
少し食べてはすぐ休み、しゃべったりおもちゃ持ってきていじったり、また食べろと促すと食べ始め…といった具合で、放っておくと食べ終わるまでにかなり時間がかかってしまう。
もう!!って思うけれど、
私もそうだった。
食べるという行為がめんどくさかった。
食べたくないわけではない。ただ、自分で箸やフォークを使って食べ物を口に運ぶのが面倒だった(食べさせてくれたら普通に食べるのだ)。
なのでつい、一度口に運ぶ度にひと休みしていた。
ちょっとだけひと休み…のつもりがずっと動かないので、再び怒号が飛ぶのだった。
やたらクイズを出したがる
保育園でもやってるのか、やたらと「なぞなぞ出して!」と言ってくる。
しかし頭が固い自分はなかなかウィットに富んだなぞなぞを考えることができない。ようやく捻り出した1問を、あっさり答えられて(ときにはなかったことにされて)次の問題を求められる。
そして長女はハマっているアニメやキャラクターに関するクイズを出してくる。
プリキュアなど自分もよく知っている作品ならいいものの、YouTubeでなんとなくでしか知らないようなものに関してやたら細かいクイズを出されてもわからないし、何度も同じクイズを出されると「またかよ…」と思ってしまう。
もう!!って思うけれど、
私もそうだった。
子供の頃、ファミコンやゲームボーイのスーパーマリオにどハマリしていた。ゲーム自体はなかなかクリアできないけれど、攻略本を隅から隅まで読み漁って攻略知識や小ネタだけは無駄に蓄えていた。
そしてそんなマニアックなネタやどうでもいいレベルのことを、家族との入浴時にやたらクイズにして遊んでいた。
母はなかなかクイズに正解しなかった。そりゃそうだ、攻略本やゲーム自体に触れてなければまずわかりえないほど問題がマニアックすぎたのだ。
でもホントはわかってほしかった。一緒にゲームをしたこともあったけど、同じ水準でマニアックなネタを語り合えるようになってほしかったのだ。
まとめ
長女の振る舞いを見ていると、こんな風にふと自分自身の幼少期を思い出すことがあった。
自分の幼少期の気持ちがそのまま長女の気持ちと一致するとは思っていない。だけど、近いところはあるような気がした。
子供の頃の気持ちは親の立場になるとすっかり忘れてしまうものだなぁ…と感じた。
*1:中学時代は皆勤賞、高校時代は熱中症でたった1日だけ欠席。