子供に個人情報を適切に扱ってもらうことの難しさを感じています。
長女は赤ちゃんの頃からあまり人見知り・場所見知りをしないタイプでした。そして5歳になった今もそれは健在。年上だろうが初対面だろうが、一度会ったらみな友達みたいなところがあります。
親としては助かる面も多いのですが、少々困ることも。。
- 私が人見知りなので、相手との接し方に困る
- 不必要に個人情報をべらべら喋ってしまう
前者はともかくとして、後者はなんとかしないとなぁと思っています。
個人情報をばらまかないで…
知り得た情報はすぐに拡散してしまうところがあります。
妹が生まれることを言いふらす
twitter.comやっぱ娘、保育園で第二子のこと話してたようでw
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2019年4月23日
まぁ口止めしても無理だろうと思ってしてなかったんだけどもw
私が第二子妊娠を娘に伝えたとき(妊娠初期)、翌日には保育園じゅうに知れ渡っていました。
保育園の中だけならまだしも、道すがら出会った人にまで話してしまうので苦笑い…まぁそれほど嬉しかったんだな、ということでその件は黙認しました。
無関係な人に他人のプライベートを話す
しかし別の日、今度は保育園の友達に関することをダンス教室の先生に話してしまいました。。保育園とダンス教室に共通の知人はおらず、先生はもちろん名指しされた子のことを知りません。
至極プライベートな内容だったので先生はサラリと流してその場は収まりましたが、あとで長女に注意しました。しかし、他人のプライバシーを脅かした自覚はなく、なぜ話してはいけないのかあまりピンと来ていないようでした。。
近所の人に自宅の場所を話す
さらに別の日。産休育休に入って保育園のお迎え時間が早くなり、近所の人に会う機会が増えました。犬の散歩中だったりで、話しかけのハードルが尚更下がっているようです。
たいてい穏便に終わるのですが、歩きながら自宅が近づいてくると「長女ちゃんちあそこだよ!」と言ってしまうことが多々ありました。
回覧板を回している人はともかくとして、どこに住んでるか知らない人にまで自宅の場所を知らせてしまうもんだからヒヤヒヤものです。何度注意してもまた別の日には忘れています。。警戒心なさすぎる…
今のうちから防犯意識を高めておかねば
長女のこうした行動を見ていて、そもそも「個人情報/プライバシーとは何か」を私自身きちんと教えられてないなぁと感じるのでした。
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 所属(会社名/保育園名)
- 家族構成
- 家庭事情
- 収入
- 持病
- 抱えている悩み
あまりおおっぴらに話すべきでないこと、一部相手には話せることなど、その辺の距離感は逐一教えていかなければですが、「知らない人に不必要な情報開示をしない」ことは防犯の面でも早めに意識してもらいたいところてす。。
twitter.com個人情報開示の件、娘にそれとなく話してみた。
— 鮭走者みるく 👧7歳👶2歳 (@3865oiseau_bleu) 2019年9月14日
どの辺りに住んでるとか、何保育園の何クラスかとか、そういう「個人的なこと」は初めての人には言わないようにしよう…と言って納得はしてもらえたけど、「個人的なこと」とはどこからどこまでを指すのかは都度教えていかないとわからんだろうな…。。
警戒すべきか判断するのは難しい
保育園では警察署の方が定期的に防犯教室を開いてくれており、「いかのおすし*1」的なことはインプットされています。
しかしながら、犯罪者はイラストにありがちな「いかにも怪しいいでたちの不審者」とは限りません。子供から見て普通の人、あるいは顔見知りである可能性もあります。
- 祖父母
- 親戚
- 保育園の先生
- 保育園の友達の親
- ダンス教室の先生
- ダンス教室の友達の親
- パパ・ママの友達
- 公園、こども広場に居合わせた親子
- 宅配業者
- コンビニ、レストランの店員
- 近所のおじさんおばさん
- 外出先で出会った人
子供は日常生活でいろんな大人に出会います。知ってる人、知らない人、距離感は様々。自分に親しげに接してくる大人が信頼できる人物なのか、警戒すべき人物なのか、置かれている状況から正しく判断することは今の長女にはまだ難しいでしょう。。
来年小学生になる長女。今よりも親の目が届きにくくなってしまうので、防犯意識を高めるべく繰り返し対話していかないとなぁと思うのでした。
ネットリテラシーも然り
デジタルネイティブ世代だからこそ、ネットリテラシーについても早いうちから教えておきたいところです。
今は親のスマホでゲームしたりTVでYouTube見たり、といった利用にとどまっていますが、いつかは自分のスマホでゲームやSNSをする日も来るでしょう(何歳からキッズスマホを持たせるか、というのは悩みどころですが)。
個人情報/プライバシーの不必要な開示を避けるのはもちろん、トラブルを起こさない/巻き込まれない使い方をゆくゆくは話し合おうと思っています。
*1:「行かない」「乗らない」「大声を出す」「すぐ逃げる」「知らせる」の頭文字をとった防犯標語。