ゆるりとねっと。

ヲタクなワーママのゆるゆる雑記ブログ

潜在的危険と常に隣り合わせ、という怖さ

自分が子供を産んでからというもの、乳幼児が亡くなるニュースには一層敏感になった。そして見聞きするたびに辛くなった。

特に事故や事件については他人事に思えず、明日は我が身と気を引き締める思いだ。


先日、幼い子供が亡くなる痛ましいニュースが相次いで飛び込んできた。


■6/16 マンション8階のベランダから5歳女児が転落死(横浜)

news.yahoo.co.jp

■6/17 在宅勤務の父親が保育園送り忘れ、2歳女児が車内に取り残され死亡(つくば)

news.yahoo.co.jp


どちらも子供が2人いた。しかも年の差は5~6歳で、我が家の家族構成と近い。

横浜の例は母親が下の子(3ヶ月)の世話をしているとき*1だったし、つくばの例は上の子を小学校に送り届けたあとに起きた事故だ。

ネットでは親の不注意を断罪する声で溢れている。確かに決してあってはならないことだが、「ありえない」「自分は絶対こんなミスしない」と100%言い切れるだろうか?

私はとてもそうは思えない。普段どんなにどんなに気をつけていたって、ふとした瞬間にミスは起きる。それが最悪の場合、死に繋がる。

ミスしないよう99%努力することはできても、残り1%のアクシデントの可能性を摘むことはできないと思っている。だから怖いのだ。


子供を育てていると、見逃すと命にかかわるような潜在的危険がそこかしこに現れる。

少し前に娘2人を連れて駅から歩いて帰ったとき。点滅していた信号が赤になる瞬間、長女だけがふらっと1人で横断歩道を渡り切ってしまった。

私は次女を抱っこしていて走って追いかけることもできず、長女は既に渡り切っていたのでその場に留まっていて欲しかったのだが、今度はあろうことか赤信号の横断歩道をこっちに戻り始めたのだ。。

そこの横断歩道がたまたま、歩行者側が赤になっても車側はしばらく赤のままだったのが救いだった。横の車は止まっていたので事なきを得たが、とにかくヒヤッとしたのは言うまでもない。

横断歩道の渡り方や信号の見方なんて毎度毎度教えていたし、いつもなら勝手に1人で飛び出すなんてしないタイプの長女が、その日はたまたまやってしまった。急いでいたわけでも、横断歩道の先に何か気になるものがあったわけでもない。このとき、不意に起こるアクシデントの恐ろしさを痛感した。


職業柄、システム障害に時々出くわすことがある。テストパターンの考慮不足による想定外の挙動、バージョン管理ミスによるデグレなど、障害の内容は様々だ。

社内では発生した障害に対し、なぜ起きたのか・どうしたら防げたのかを振り返り、再発防止策を立てるフローがあるにはある。

しかし納期のある複数案件を並行で走らせているところに、過去の障害にきちんと向き合って適切な再発防止策を立てられているか、といえば正直自信がない。

ついつい「○○を心がける」「リストを作ってチェックする」という人の行動による解決方法をとりたくなってしまうが、根本的な再発防止としては不十分である。人はふとしたきっかけで忘れたり、思いがけないミスをしたりするからだ。

個人の心がけやダブルチェックなどももちろん大事だが、万が一が起きても致命傷にはならずに済む仕組みを整えねば根本的解決とはいかない、とよく言われた(とはいえ実際難しいのだが)。


転落事故も置き去り事故も、悲しいくらい何度も発生している。

横浜の例が報じられる前にも後にも子供転落事故のニュースが相次いでいたし、何年か前にも保育園に送り忘れて置き去りになったニュースがあった。

報道で「起きてしまった結果」だけ見るとにわかに信じがたいと思うかもしれない。しかしこれは決して他人事ではない。この記事によると、子供を車に置き忘れる事例は国内外問わず起きている。

news.yahoo.co.jp

記事中で紹介されているような、子供の置き忘れ防止機能を搭載した車がもっと広く普及したらいいなと思った。

親の過失を責める前に、そのようなミスに気づける仕組みがあったらまだ救える命があったかもしれない…と思うと悔しくてならない。

*1:別の報道では「下の子の世話をしながら母親が寝ていた」と報じられている。おそらく授乳してそのままうたた寝してしまったのだろうか?授乳後の睡魔は私自身も幾度も経験しているだけに、残念でならない…