森田剛ファンミーティング、斬新ながらも私の好きな剛くんの空気が流れていてよかった。
突然の告知
twitter.com【FCよりのお知らせ】
— 森田 剛_GO MORITA (@GoMorita_JP) 2023年11月14日
VOICE MEMO更新しました!
2023年11月14日、FCサイト更新のお知らせ。剛くんの肉声が聴ける「VOICE MEMO」コーナーの更新だった。
これは特に珍しいことではない。ホントに気まぐれだが、たま〜に更新があるたび地味にほっこりするコーナーだ。
しかしこの日のVOICE MEMOは重大告知だった。
「お知らせがあります。来年の1月15日に、ファンミーティングをやります(中略)」
詳細は後日とのことですごくひっそりした発表だったが、我々ファンは心躍った。まさかの剛くんが、ファンミーティングをやるなんて意外だった*1。
追加公演と配信まで
12月10日、ファンミーティングの詳細がシュールなイラスト*2と共にFCサイトで発表された。
日時 | 2024年1月15日(月) ・13:00-14:30 ・16:00-17:30 ・19:00-20:30(追加公演・配信あり) |
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会場 | 恵比寿ガーデンホール |
チケット | 8500円 (配信︰3500円) |
当初は2公演だったのだが、後日1公演追加された。しかもその追加公演はライブ配信ありだと言う。初めの抽選に漏れた人たちへの救済策が手厚い。
当選、からのソワソワ
私は推しに視認されることを避けるマン*3なので、この手のイベントを申し込むかかなり悩んだ。しかしこの機会を逃したら後悔すると思い、思い切って申し込み、見事第一希望で当選。
しかしだ。ファンミーティングという集いそのものがV6時代から見ても初めて*4のことなのだ。コンサートや舞台を除いて、メンバーと最も接近したのは10周年の握手会(2005年11月6日)のとき以来である…
何をするのか
コンサートだとかディナーショーだとかなら内容は多少想像できる。しかし今回はファンミーティングである。一体何をするのか。可能性がたくさんありすぎて謎に包まれている。
V6が解散して2年と少し。個人活動となってからはずっと芝居をしている。そんな剛くんが再び歌を歌うかというとあまり考えにくい*5。
となると一番ありえるのはトークショーである。大昔だがソロコンのMCもなかなかよかったと記憶している。しかし普段はあまり1人で仕切らないタイプなので、お仲間さんを交えたトークショーにもなりえそうだ。
視認されたらどうしよう
握手会やツーショ撮影といった接近系イベントはないだろうと思っている。ハコの大きさ(732席)と公演時間(90分)、公演数(3回)を鑑みて、ファン全員と1人1人顔を付き合わせる時間はまずないと思う。
しかし、しかしだ。抽選で無作為に数名当てるケースもないとは言い切れない。トークショーだけなら初めからトークショーと書くだろう。あえてファンミーティングと書くのだから、FC会員向けのお楽しみがあってもおかしくない。いやむしろ少し期待してしまう…
視認はされたくないが同じ空気くらいは吸いたいものだ。そして気を抜いたときほどやらかす過去がある*6ので、一応万全にはしておきたい。1週間前くらいからソワソワしていた私は、風呂上がりの保湿をきちんとやるようになった。付け焼き刃だが肌のコンディションは整えて挑みたかったのだ。
(注※↑ここまでは1/14までに書いています)
ファンミ当日
そんなこんなで当日を迎えた。何を着ていけばいいかわからず、結局いつもの格好に毛が生えたようなものになってしまった。とりあえず化粧をしたが大半はマスクで隠れる。眉はちゃんと描いて、前髪も固めた。
グッズの類は何も持たなかった。普段からアクスタを連れ歩く習慣もなく、アパレルグッズを着る勇気もないため、一見してファンとはわからない見た目になってしまった。
保育園へ預けたその足で恵比寿へ向かった。早めの昼食をとり、Xのトレンド「#森田剛」でソワソワしている皆の様子を見ながら自身もソワソワしていた。こういうときに限って時間の進みがめちゃくちゃ遅い。そして風が強くて寒いので前髪が飛ぶ。開場ギリギリまで地下で待っていた。
ファンミ第一部︰13時回(現地)
会場・座席について
12:25に列形成が始まり、予定より5分遅れて12:35に開場。グッズもすぐ買えたので早くも暇だった。座席に行けるようになったのは12:50のことだった。
ネットの座席表にはW列までしかないのに、チケットに書かれていたのはX列。来てみたらガチの最後列だった。せり上がっているしど真ん中の席なので見晴らしはよかった*7。
ステージ中央には小上がりのようなものがあり、下手には大きな盆栽、上手には月のマークが入った細長い台座がある。他にも何やら見えるが暗くてわからず。
いよいよ開演
10分遅れるとアナウンスがある中、ステージにはずっと2人の男性がいて、片や盆栽をひたすらいじっているし、片や台座の上で粘土をペタペタ捏ねている。謎の空間が目の前に広がり、客席はしばらく静寂に包まれていた*8。
暗転。2人の男性は引き続き作業している。「忘れちまえ、忘れちまえ」と歌う女性の歌が聞こえてくる中、和服姿の剛くんが登場。いや、これは剛くんではない……舞台だ。
何やら大切な人と会話をしている。あなたに先立たれたら耐えられないから、いっそ食べてしまいたい。文字にするとギョッとするが、そのくらい切実な想いを語る様子に惹き込まれた。
再び暗転。「ありがとうございました」その声は剛くんだった。オープニングが一人芝居とはなかなか斬新。
質問コーナー
すると、「ファンとミーティングしたいんで」と言って突然質問コーナーが始まった。質問者を数人決め、なんとステージに上げてしまうという。どよめく客席。剛くんが「質問ある人は挙手!」と言うと、かなりの数が挙がった。皆すごいな…
こんなに手が挙がるのは本人も意外だったようで、うーんと迷いながら客席から数人を指名していく。比較的後方列のファンが当てられており、中央やアリーナからも必死のアピール合戦が起きていた。
こうして選ばれた7人*9が1人ずつステージに上げられ、剛くんとお見合い状態になりながら質問をすることに。そして退場時には握手をしてくれる。すごい…無いと思っていた接近イベントである。
2つに分かれた小上がりにそれぞれ座るのだが、だいたいこんなイメージである。
トップバッターの女性のキャラが濃すぎて、剛くんもタジタジだったのが面白かった。剛くんが自分で当てたのだから、さすが笑いの神に愛されてるなぁと思うw
- 今後やってみたい・挑戦したい役
- 一人芝居の演出に関する質問
- 歌とダンスは今後するのか
- チームを牽引する秘訣は
- 今幸せか
- 何かを選択するときの決め手は
- (…あとなんだっけ…)
正確には覚えていないが、質問のニュアンスはだいたいこんな感じだったと思う。至近距離で対面するだけでも大パニックなのに、そこで落ち着いて質問するなど至難の業。中には感極まる方もいて、でも剛くんは一人一人に丁寧に、決して流暢ではないものの言葉を選びながら話していた。
気になっていた歌とダンスについては、やはり芝居を選び取ったので区切りをつけたのだな…と思った。芝居の中に歌やダンスの要素が入ってくる可能性はあるものの、ミュージカルは現状考えていないと。でも歌とダンスが「嫌いになったわけではない」、その言葉が聞けただけでもちょっと救われる気持ちだった。
見せたいものを語るコーナー
こういうの、待ってました!w
剛くんが皆に見せたいものを持ってきました!と嬉しそうに話しだし、黒子さんたちがしずしずと持ってきたのは多肉植物・アガベ5鉢。剛くんはそれらを一つ一つ説明してくれた。ホントに植物が好きなんだなぁ…とほっこりした。
そして次に持ってきたのはメダカ。飼っている黒いメダカ4匹を、手元のカメラで映しながら喋る剛くん。世話に使っている餌やスポイトまで見せてくれ、メダカの卵の取り方も丁寧に説明してくれる。なんだこの優しい時間は…w
そしてメンバー紹介。ずーっとステージにいた謎の男性たちの正体がここでようやく明らかに。粘土の塑像を作っていたのはまこっちゃんだったw
ステージ上で完成した作品は、終演後ロビーに飾られていた。
映像作品公開
そして最後は映像作品を皆で見るコーナー。いつの間にか用意されていた書道セットに向かって、剛くんがその場で題字を書く。
「又鬼」
一度見ただけでは感想が難しい…。剛くん演じるマタギがなんとも狂おしい。ストーリーはまだ咀嚼できていないが、独特の世界観が癖になりそうだった。
そして最後はステージを降り、客席の通路をぬって帰っていく剛くん。手を振りながら見送るのだった。
ファンミ第三部︰19時回(配信)
まとめ
森田剛ファンが一同に会した初めてのファンミーティング。あの剛くんが一体何をするのか謎に包まれていたが、芝居ありファンと交流ありのなんとも濃密な90分だった。
またこういうイベントやりたいと言っていたので、今後も楽しみである。
*1:こういうのはむしろ健くんの方が先にやりそうなイメージだった。現に2023年7月3日には「ファンミーティングをやってみたい」とも言及している。しかし現時点で開催予定はない。hochi.news
*2:おそらく"まこっちゃん"こと荒居誠さんのイラストだろうか?それとも剛くん本人か?
*3:なので、ミッチーのFCイベント(ツーショ系)は一度も申し込めていない。遠くからそっと見ていたいのだ…
*4:10周年のとき韓国では行われたらしいが、自分は参加していない。
*5:剛くんには時々でいいからまた歌ってほしい気持ちもあるが…
*6:すっぴんで参戦したときに限ってキャストと撮影会に当たってしまうことが何度かあった
*7:バックの特大スクリーンでも映しだされるので、オペラグラスと肉眼を併用した。
*8:後で言っていたがこの様子を剛くんが袖から見ていたらしい。
*9:6人か?記憶曖昧