映画「君は月夜に光り輝く(キミツキ)」の感想を、今更ながら残しておきます。
3ヶ月前、ミッチーが出演するからという理由だけで事前情報も何も知らないまま観に行ったのですが、とてもピュアでいい話でした。
映画「君は月夜に光り輝く」
作品情報
公開日 | 2019年3月15日 |
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配給 | 東宝 |
監督 | 月川翔 |
キャスト ※敬称略 |
永野芽郁
北村匠海 甲斐翔真 松本穂香 今田美桜 優香 生田智子 長谷川京子 及川光博 |
原作 | 佐野徹夜『君は月夜に光り輝く』 |
公式サイト | https://kimitsuki.jp/ |
原作はこちら。
ミッチーの役どころ
twitter.com🌔登場人物紹介🌖
— 『君月』公式 (@kimitsuki0315) 2019年3月9日
深見真:及川光博
まみずの父親。
律と離婚しており、まみずとは会えていない。#君月人物紹介#及川光博#パパミッチー pic.twitter.com/lN8Tvjmarh
深見真︰
まみずの父親。律と離婚しており、まみずとは会えていない。
(公式サイトより引用)
鑑賞の感想
鑑賞ステータス
日付 | 原作 | 備考 |
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2019年3月20日 | 未読 |
作品全体の感想
twitter.com恋愛モノとか感動系あまり観ないんだよねぇ、とか言ってすみません。
— 🥩肉🕺💞🎪しゃとーぶりあん❤🧡💛💚💜💙 (@oniku_daisuki) 2019年3月20日
めっちゃいい話でした。主演2人の純粋さがよかった。
噂に聞いていたまみずパパのシーンでウルッとした(´;ω;`)まみずと親子なんだなーってことが示唆される良いシーンだ…#君は月夜に光り輝く
主演2人のみずみずしさが良い
不治の病(発光病)で長らく入院生活をしている顔も知らないクラスメート・まみずに、クラスで書いた寄せ書きを渡しに行くことになった卓也。
その後、卓也が再訪時にまみずの大切なスノードームを誤って壊してしまったことをきっかけに、まみずの願いの代行をすることになります。
初めはまみずのワガママに振り回される構図ですが、回数を重ねるうちに2人の距離が少しずつ縮まっていきます。特に、ふざけてるように見えて靴のサイズをさり気なく聞き出す卓也のテクニックはすごいと思いましたw
難病を患っているという設定ながら、2人のみずみずしさで空気が重くないというか、いきいきと「生」を楽しんでいる2人に好感を持てました。
引っかき回すサブキャラがいなくてよかった
個人的にあまりドロドロした恋愛ものは好きではなく、いわゆる恋のライバル的なキャラクターが登場すると構えてしまいます。
卓也がまみずの代わりにメイド喫茶でバイトを始めたとき、そのバイト仲間・リコは明らかに卓也に興味を持って近づくのですが、結果的に何事もなくてよかったですw
卓也の友人・香川は以前からまみずのことが好きですが、忍ぶ愛って感じなんですよね…。まみずが演じることができなかった「ロミオとジュリエット」を卓也相手に演じたのも、それだけ思い入れがあってのことですし…。
看護師・岡崎もときに厳しくときに優しく2人を見守るいいキャラクターでした。まぁ卓也はグミあげたり、面会時間後にきたり、屋上に連れ出したり、色々と病院に迷惑かけてるわけですが。。
\追加キャスト発表/#ジャングルポケット#斉藤慎二 さん‼️
— 『君月』公式 (@kimitsuki0315) 2019年2月8日
代行で遊園地に来た卓也が出会う
1人遊園地を楽しむおじさん🎡🎢
インパクトたっぷりの姿は
ぜひ劇場で🎬✨
🗣前売券好評発売中‼️https://t.co/5XW9nO92tC#北村匠海#ジャンポケ#斉藤 さん#はぁーい‼️#オフショットもお楽しみに pic.twitter.com/NQCV4mxaIG
あと、卓也がまみずの願いを代行しに行く先々で居合わせるジャンポケ斎藤さんも面白かったですw
最後の代行
まみずが生前に、卓也に残したボイスメッセージのシーンがグッときました。最後の代行、それは「まみずの分まで生きること」。
卓也の姉は恋人を発光病で亡くし、その後命を落としています。そのこともあり、卓也も次第にまみずに先立たれる絶望を感じていました。そんな卓也を想ってのメッセージだったのでしょう。
病院の中で避けられない死をただ待つしかなかったまみずが、卓也との出会いと「代行」によって生きる喜びを感じ「あなたのせいで生きたくてしょうがない」とまで感じるほどになった。これまでの卓也の1人行動シーンが、卓也とまみずの2人で過ごしたかのように塗り替わるところは泣けてきます…。
ミッチーの感想
小さな町工場で何かを作っている職人ぽいです。キラキラ感は皆無w
泣きのシーンが涙腺にくる
ベイベーに限らず多くの方が挙げていたまみずパパのむせび泣きシーン。ここは思わずもらい泣きしそうになりました。
その直前、卓也に「娘さんをください」って冗談半分に言わせようとするくだりは口調や言動がまみずにそっくり。離れていても親子なんだな…ということが示唆されています。
そうしてふざけたあとに、感情がブワッと湧き上がりむせび泣くまみずパパ…(´;ω;`)短いシーンながら、色々な非言語情報が詰まっている名シーンだったと思います。
家族が再会できてよかった
まみずの治療費のために偽装離婚してまみずと会わないようにしていたまみずパパ。
もし卓也が来なかったら、ずっとまみずに真実を言えぬまま看取ることもできなかったのかも…と思うとせつない。。
結局、卓也の度重なる説得の末に病床のまみずを看取ることができたのですが、間際にまみずが両親2人の手を取り合うシーンが好きでした(パンフによると永野さんのアイデアだそう)。
まとめ
普段あまりお涙頂戴系は好んで観ない方ですが、キミツキはそんな私でもスッと物語に入り込めました。
ミッチーのシーンはじめ、「死と向き合うこと」について色々と考えさせられる作品でした。