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ヲタクなワーママのゆるゆる雑記ブログ

スマートリモコン「NatureRemo」を導入したら、リモコンを探す地味な手間がなくなった話。声での操作も便利!

前々から個人的に欲しいなーと思っていたスマートリモコン「NatureRemo」。最近ようやく買ったので、使ってみた感想などご紹介します。

NatureRemoについて

nature.global

NatureRemoはスマートリモコンの1つで、赤外線リモコンで動く家電をインターネット経由で操作できるようにするデバイスです。

GoogleHomeなどのスマートスピーカーとも連携できますし、IFTTT連携を使えばさらに応用も可能です。

執筆時現在2種類(NatureRemo、NatureRemo mini)の機種があり、前者には温度以外に湿度・照度・人感センサーがあります。


今回購入したのは前者のNatureRemoです。家電量販店で約12000円で購入しました。

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コンパクトな外箱

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NatureRemo本体、電源ケーブル、壁貼り付け用シール、説明書が入っています

同封されているペライチの説明書はいたってシンプル。詳しいセットアップ手順は専用アプリをインストールしてガイダンスに従うだけ。Wi-Fi環境下で行います。

Nature Remo

Nature Remo

Nature, Inc.無料posted withアプリーチ

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セットアップが終わると使えるようになります

NatureRemoを使ってみる

リモコン登録

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NatureRemoに家電を登録します

さっそく家電を登録してみます。

やり方はとても簡単。登録させたい家電のリモコンを用意し、NatureRemoに向かって赤外線を当てるだけ。

さっそくリビングのテレビとエアコンを登録してみました。

ここで思わぬ誤算。なんと我が家の照明はリモコン式ではなく、NatureRemoに登録できなかったのです。。(引越し前の家の照明はリモコン式だったので、うっかり勘違いしていました…)

ルール登録

家電を登録したあと、ルール登録も試してみました。「ある条件を満たしたときに家電を任意の手順で操作する」事ができます。

NatureRemoの場合、トリガーに設定できるのは以下の条件。

  • エリアに入る/出る
  • 日時
  • 温度X℃以上/以下
  • 湿度X%以上/以下
  • 部屋の明るさ/暗さ
  • 人感センサー反応なし*1

トリガーは色々あれど、ひとまず毎朝起きてからEテレをかけていたのを自動化してみることにしました。

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15分刻みで指定できます

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平日7:45になるとEテレをかける設定

こんな感じで、

  • 平日7:45になったらテレビの「電源」→「地上波」→「2」を押す
  • 平日8:45になったらテレビの「電源」を押す

という2つのルールを作りました。

ここで注意したいのは「電源を押す」というアクションを指定した際、それは「テレビをつける」なのか「テレビを消す」なのかは区別されないということ。上記ルールの場合、あくまで7:45までテレビがついていなければこちらの想定通り動作することになります。

Googleアシスタント+IFTTT連携

スマホからリモコン操作するのもいいですが、声で動かせるようにしたくなるもの。

我が家にはスマートスピーカーがありませんが、スマホに搭載されているGoogleアシスタントを使ってNatureRemoを操作してみることにしました。

IFTTTを使えばGoogleアシスタントとも連携できます。IFTTTの基本的な設定方法は下記を参考にしてみてください。

IFTTTの初期設定 — Nature

IFTTT

IFTTT

IFTTT無料posted withアプリーチ


例えば、「テレビつけて」または「テレビ消して」と言った場合にテレビの電源を押すようなレシピはこうなります。

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IFTTTのGoogleアシスタントを使ったレシピ

「つけて」も「消して」も同じアクションになるので、optionalのところに複数パターンを登録して対処しました。

これで「OK Google、テレビつけて」と言うだけでテレビがつく仕組みのできあがりです!

思っていた以上に楽!!


さっそく娘も面白がって真似します。子供あるあるなんですかね、「おっけーぐるぐる」って言ってますw

しかしながら、娘の「おっけーぐるぐる てべり*2つけて!」でもきちんと認識してくれるのです!ある意味賢い?w

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娘の「おっけーぐるぐる」でもちゃんと認識できたw

NatureRemoを使ってみた感想

リモコンを探さなくてよいのは地味に便利

やはりこれに尽きます。手元のスマホでテレビもエアコンも操作できちゃうのは便利。

娘が「YouTube見たい」「コナン見たい」と言うたびにやれやれとテレビのリモコンに手を伸ばしていたのですが、あれリモコンどこだ?とうろうろしてしまう僅かな時間も地味にストレスになっていたことを思い知りました

ソファに寝転がってスマホを見ていたときも、体勢を変えずに操作できてよいですw

家電が現在ついているか否かは判断できない

スマホがリモコンになるのは便利ですが、その家電の電源が今ついているかどうかは判断されません。

なので、先程の「時間になったらテレビの電源を押し、1時間後に再び電源を押す」といったルールを登録している場合、途中で誰かが電源を切ってしまうと、消すはずの時間に逆にテレビがついてしまうことになります。

なので、ルール適用中の追加操作は場合によっては気をつけた方がいいです。

我が家はスマカメで遠隔から家の様子がわかるので、テレビがうっかりついたままかも?と気づいた時に遠隔で確認して消すことができました。

2階など、赤外線の届かない範囲は操作できない

我が家には2階にもう1つテレビがあります。これは私専用のテレビ/レコーダーで、いわゆるヲタ活のパートナーです。

推しの出演情報は日々チェックして録画予約を入れますが、たまに当日通勤中に知ってもはや手遅れ…なんてこともあります。

そんなときでもNatureRemoを使えば遠隔から録画も可能では?と期待したのですが、1階に設置しているNatureRemoからは2階のテレビに向けて赤外線が送れないのでダメでした。。

この場合、2階用のNatureRemoをもう1台買えばいいのですが、そこまで喫緊の課題ではないので様子を見てからにしようと思いますw

まとめ

我が家のNatureRemo体験、主にテレビ操作に関して書きました。

しょっちゅうやっている電源ON-OFF、録画リスト表示などが声で操作できるようになってすごく助かっています。

しかし、娘がよくテレビで見るYouTubeはボタン一発で起動できず、ボタンを押す回数も毎回まちまち*3なのでルール登録ができません。ここが解消されるともっと便利なのですが…

今の時期暖かいのでエアコンの出番がありませんが、夏になったら必要に応じてエアコンのルールも作ってみようと思いました。

*1:反応がなくなってから30分後に動作するトリガーだそうです。ちなみに逆の「人感センサー反応あり」というトリガーはありません。

*2:「テレビ」のこと。

twitter.com

*3:我が家のテレビの機種では「HOME」を押したあと何回か「右」を押して起動しています。