岡田准一写真展「Guys 俺たち」に行ってきた。
おそらくこれが「V6の現場」と呼べる最後のイベントなのだろう。静かに、噛みしめるように見届けてきた。
岡田准一写真展「Guys 俺たち」
開催概要
会期 | 2022年4月8日〜2022年4月21日 |
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場所 | スパイラルホール |
チケット | FC会員︰2200円 一般︰2400円 ※日時指定・完全入場予約制 |
公式Twitter | 岡田准一 写真集&写真展『Guys 俺たち』公式 (@V6_Guys) | Twitter |
岡田くんが撮り続けてきた、解散を決めてからの2年間。約7000あるという写真の中から300点ほどを展示している。
また、全国5都市で開催されている衣装展の1パターン(花柄)はこの会場内に展示されている。
開催初日には各種メディアに取材記事が掲載された。
5月1日には「岡田准一と楽しむ“Guys 俺たち”」と題して、岡田くん自らが会場内を案内する企画も配信された。
複合文化施設「スパイラル」の3階
場所は表参道駅の近く、複合文化施設「スパイラル」3階にあるスパイラルホール。
建物内の階段を上っていくと本展の入口が見えてくる。
ここで一度チケットを見せ、さらに展示入口でも提示した。私が入った回では会員証や身分証の提示は求められなかったが、日によっては本人確認があった回もあるようなので忘れ物に注意。
「Guys 俺たち」へ行ってきた感想
暖かな空間を作ってくれたことに感謝
私は4月10日(日)の14時回、および4月14日(木)の13時回に行ってきた。色々な思いを胸に訪れたたくさんのファンと、V6の2年間を切り取った写真の数々。そこには穏やかな空気が漂っていた。
岡田くんがメンバーの写真を撮っていることは前々から公表していたけれど、こうして写真集・写真展として我々に見せてくれるとは思ってもみなかったので、こういう場を作ってくれたことに感謝している。
岡田くん視点で見るV6最後の2年間
私たちがこれまで見てきたのは、そのほとんどが*1オンステージの彼らである。今回の展示では主にバックステージの、しかも6人の間でしか見せない顔がちらほらあった。
真剣な眼差しや、愛嬌をふりまくもの、気の抜けた表情や躍動感を感じるものもある。人が写っていないものも多々あって、いつのどういう状況かわからない写真もある。でもいずれにも言えるのは、これらは岡田くんがV6として過ごした日々を記録した写真なのだということである。
岡田くんが残そうとしたV6最後の2年間を、我々は感じとろうとする。V6が押しも押されぬアイドルグループたらしめているのは、日々切磋琢磨する勤続26年の男たちの姿だ。その片鱗を見せてもらった感覚があった。
写真展レポ(ネタバレあり)
ここからは写真展のレポートとなる。展示物などのネタバレを含むので注意。
待機列~展示入口
ホワイエでは待機列形成があった。BGMで「目を閉じれば」「鏡」がほんのりとリピート再生されている。
ちょうどそのエリア(物販裏側)で流れている動画があるのだが、これがのっけからたまらない。岡田くんがメンバーそれぞれと和気あいあいな様子で撮影するひとコマ。本展でこの動画が見られるのはここだけなので、待機列に並びながらしっかり見ておきたい。
うねうねと並ぶこと15分ほどで展示入口に到達。チケット確認と諸説明の後、来場者特典が手渡された。
展示室
フロア内はこんな感じ。(三角柱の向きは正確でないかも)
六角形の部屋
入るとすぐ六角形の白い部屋があり、内側・外側にそれぞれ小さな額縁がぐるりと配置されている。本展のキービジュアルや「WANDERER」などで見たことのある写真も含まれていた*2。
あまり広くないのだが、部屋をとり囲むように行列ができあがっていた*3。しかも全く動かない。額縁の写真をもっと間近で見たかったがこのご時世あまり近寄ることもできないので遠巻きに眺めた。これは後述する壁一面の写真を最前列で見るための行列らしいのだが、特に順路は決まっていないとアナウンスがあったので気にせず奥の部屋へ進んだ。
メインフロア
奥の部屋は広く、天井は暗い。岡田くん取材記事の背景に写っている場所がここである。
入って左手には壁一面に写真が敷き詰められたエリア(7段×40列)があり、ここがかなり渋滞していた。一番上は双眼鏡を使わないときついかもしれない。152cmの私は早々に諦め、見れる箇所から見ていった。
時系列順ではなさそうだった。もしかしたら写真の順序に理由があるのかもしれないが、人垣がすごいのでそれを気にする余裕はなかった。Kinkiの光一くんなどジャニーズメンバーが一緒に写っている写真に多くの人が溜まっていて、私は遠巻きにちょっとだけ見た。
一方、右手側はそこそこ大きめの写真パネルが並んでいた。踊る6人・佇む6人もいれば、ステージの雰囲気的な抽象的な写真もあった。
フロア内に立つ6本の三角柱は、メンバーそれぞれの写真2枚と花柄衣装が展示されていた。うち1枚は写真家・上田義彦氏がラストライブ終了直後に撮ったもの。あのときの感動が呼び起こされるようだった。もう1枚は岡田くんが撮った5人の表情。メンバーの魅力あふれる仕上がりとなっていた。岡田くんのところにはコメントと撮影に使ったカメラが飾られている。
一番奥に掛かる巨大タペストリーに思わず見入ってしまった。ラストライブ終了直後の6人集合写真。「LIVE TOUR V6 groove」初回盤A封入のものと少しばかりポーズが異なる。6人の変わらぬ絆を表現している、とてもいい写真だった。ずっと見ていたい*4。
フォトエリア
スタッフさんに「この先戻れませんがいいですか?」と聞かれつつ、次のフォトエリアへ。健くんがインスタのストーリーズで上げていた場所がここ。
カメラを渡すとスタッフさんが撮影してくれる。剛くんの真下にしゃがんで、6人に囲まれて撮った。スタッフさん、頼んでないけどパネルのみも数枚撮ってくれるのでありがたかった。
物販
フォトエリアを抜けると物販エリア。現金・クレカ・各種QR決済も可能。
スペースはそれほど広くないが、L字型の売り場に商品が丁寧にディスプレイされていた。トートバッグにハンカチを巻きつける飾り方を見て、購買意欲がくすぐられた。
重さ1kgの写真集は六角形の台に平積みされていた。
ここからここまで"大人Guyz"とはしなかったが、思った以上にたくさん買ってしまったw
写真右上のフォトボックスに、グッズのほとんどを収納できる。まさに"V6を綺麗な形で箱にしまう"感覚だった。
まとめ
写真展「Guys 俺たち」は優しい時間が流れているようだった。V6の最後の2年間に触れることができてよかった。
また、写真集「Guys 俺たち」には、写真展に展示されていない「最後の集合写真」が収録されている。岡田くんのコメントにもあるけれど、ほんとに6人らしくてクスッと笑ってしまった。
*1:特典映像などで舞台裏を見ることはあったが
*2:この部屋の写真は全て写真集に収録されているはず。岡田くん曰く「精神と時の部屋」 【取材会レポ・Vol.5】
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続いて、敬愛する上田義彦さんに撮影いただいた「最後の写真」、さらには写真展の構成について📷#岡田准一写真集_写真展 #Guys俺たち #V6 pic.twitter.com/rUzhrWpPjj
*3:後日行ったときは混雑しておらず、間近で見ることができた
*4:ちなみに入場時間は決まっているが退場時間は特に設けられていないので、ゆっくり見ることはできる。