先日、2歳次女が保育園帰りに腕を亜脱臼してしまいました。
その際「ファストドクター」で往診に来ていただき事なきを得たので、その体験記をここに記しておきます。
金曜の夜に亜脱臼
交差点で強く手を引いてしまった
保育園からの帰り道。次女と手をつないで横断歩道を渡っているとき、左折車がこちらに曲がってきました。いつもなら次女のペースに合わせてゆっくり歩くのですが、左折車のスピードが若干速く感じたので、思わず握っていた左手をぐいっと引っ張ってしまいました。
急かしたことで次女が抵抗し、その場にしゃがもうとするのでますます焦る。こういうとき普段ならさっと抱きかかえて渡ってしまうのですが、あいにくこの日は雨。片手が傘で塞がっており、つい強めに手を引いてしまったのです。
渡りきってから「(自分のペースで渡りたかった)」と泣く次女をなだめ、抱っこで帰宅。帰ったときにはすっかり泣き止んでいました。
左腕が上がらない…おかしい…
帰宅後いつものようにご機嫌でテレビを見ていた次女ですが、よく見ると左腕はずっとだらんとしており、物を取るのは全て右手。時々指先は動くものの、ちょっとでも左腕が動くと「痛い~」と言いました。
あれ、これはもしや脱臼か…?と思い、スマホでググってみると「肘内障」という単語にたどり着きます。幼い子供に多い亜脱臼…書かれている症状はまさに今の次女の状態そのものでした。
しかしこの時点で19時半を過ぎており、今から行ける病院も少ない。翌日は土曜日で近くの小児科は休診。てか幼児の脱臼ってそもそも何科に行けばいいの?あれこれ調べていると、このコラムを発見。
そうだ、ファストドクターを使ってみようと思い立ちます。
ファストドクターに往診依頼
ファストドクター、名前は知っていましたが利用するのはこれが初めて。スマホから往診依頼やオンライン診療ができるとのことで、郵便番号で調べてみると対応エリア内。よかった…
サイトのフォームから*1必要事項を入力。入力するのはこれだけで、あっという間に終わりました。
5分もしないうちにオペレーターから着電。質問に応えながら症状などを詳しく説明します。
来てくれるまで家で待つ
10分ほど話して電話を切るとSMSでマイページURLが送られ、少しすると往診予定時間帯と医師の所属・氏名が表示されました。この時点で20:30でしたが、往診予定時間は23:30〜となっていました(金曜日だったから混んでいたのかも…)。でも遅くてもいいから来てほしかったので、キャンセルはせずそのまま待ちました。
医療証などの書類写真を添付したあと、ひとまず超特急で部屋を片付け、飯風呂をサッサと済ませて長女を先に寝かせました。往診の時間まで家で普段通り過ごしながら待てるのはありがたかったです。
医師が移動開始したタイミングでも通知が来ます。このとき更新された往診予定時間を見ると0:10。これは実際に来てくれた時間とほぼ一致します。
往診、治療
そして医師が到着。家の前で電話で知らせてくれました。
早速次女の左腕を診ていただきました。「これは肘内障ですね」ということで、次女の腕をチョイチョイとねじるとあっという間に元通り…!ものの3分もかからずに、ずっとだらんと下がっていた腕は自力で挙げられるようになりました。すごい…
請求は後日
診察終了するとマイページも更新され、5日後に請求額が表示されました。
今回は県外の医師だったため、いったん全額自己負担。後日役所で医療費返還申請をすれば返ってくるそうです(埼玉県の場合)。
まとめ
夜間・休日往診サービス「ファストドクター」の利用体験記でした。
よりによって金曜日の夜で焦りました…こういうサービスは、いざという時のために登録しておくと安心ですね。。
*1:専用アプリやLINEからも依頼できます