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健くんが切り拓く、新しいV6のカタチ:「Ken Miyake NEWWW Live Tour 2022」感想(10/12 東京初日)

健くんにとって初めてのソロコンサート、さっそく初日の東京公演に行ってきたのだが、想像以上に素晴らしくて最高だった。

1公演しか見られないことがとても悔しいが、この感動を忘れたくなくてここに記すことにする。

記事後半にセトリネタバレあるのでご注意を。

Ken Miyake NEWWW Live Tour 2022

公演スケジュール

  • 10/12水夜【東京】東京ガーデンシアター ◀イマココ
  • 10/13木昼【東京】東京ガーデンシアター ※追加公演
  • 10/13木夜【東京】東京ガーデンシアター
  • 10/17月夜【大阪】グランキューブ大阪 メインホール
  • 10/18火夜【大阪】グランキューブ大阪 メインホール
  • 10/24月夜【愛知】日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
  • 10/31月夜【仙台】仙台サンプラザホール
  • 11/5土夜【神奈川】神奈川県民ホール 大ホール
  • 11/8火昼【兵庫】神戸国際会館 こくさいホール ※追加公演
  • 11/8火夜【兵庫】神戸国際会館 こくさいホール
  • 11/9水夜【京都】ロームシアター京都 メインホール
  • 11/11金夜【福岡】福岡サンパレス

神奈川以外は全部平日というスケジュール*1。しかも有明はかなり遠い…でも絶対行きたかったので、旦那と調整してチケットを申し込み、無事に当選。

また、ツアー前に発売予定だった健くんの1stミニアルバム「NEWWW」は諸事情で10/5→11/16へ延期となった*2ため、アルバム曲を予習して臨むことは叶わなくなってしまった。

10/12(水)東京ガーデンシアター(18:00〜19:55)参加レポ

会場

会場は国際展示場駅から歩いて15分ほどの東京ガーデンシアター。有明ガーデンという商業施設の中にある。

有明ガーデンの周囲はタワマンが立ち並ぶ

タワマンに囲まれたエリア。角のタリーズコーヒーで小腹を満たしながら、この辺のタワマンっておいくらなのかしら…?と調べるなどして時間を潰す。グッズ購入及び入場は予め時間が決められているため、早めに入ることはできなかった。

タリーズ角のあたりが入場口A

ちなみに2008年の剛くんソロコンは青海駅近くの旧ジャニーズシアターだった。偶然にも湾岸エリアで初ソロコンをした2人。勝手に運命を感じてしまう。

グッズ

ジャニーズ史上初の柔らかペンライト(音も鳴る)

グッズはネットで事前購入可能。ペンライトだけ売り切れて買えなかったので現地で購入した。

ぷにゅぷにゅした柔らかいくまペンライト。押すとプピーと音が鳴る。可愛すぎる。

使い終わったらスタンドに飾ることも可能

他にもパンフレット、トートバッグ、Tシャツ、靴下、ステッカーなど健くんが素材にこだわりぬいたグッズが売られていた。ロゴの「ミヤケケン!」はアニメのセラムンテイスト*3なのが可愛い。

座席

デジチケなので入場手続きをするまで席番がわからないのだが、見てみたらまさかのステージ前ブロック!しかもセンターなので着の身着のままで来たこと*4を軽く後悔した。ヤバい。

この時点で緊張しまくる

XBブロックはステージの真ん前。席に座り、こんな前で見れるの…?とワクワクしながら待っていると「あの、何番ですか?」と2人組がやってくる。座席がカブった?まさかそんなはずは…と思ったら、なんと私が列を2列間違えて座っていたことが判明した。

「そこ3列目からなんですよ」

…え?

3列目から…?

まさかのアリーナ最前列ドセン。

嘘でしょ…。

少し距離はあれど目の前はステージ。遮るものはほぼ何もない*5

こんな神席を引いてしまって、開演前の緊張はピークに達していた。会場内では発売前のミニアルバム「NEWWW」の楽曲が流れていたが、緊張でほとんど聞こえてなかった。

東京公演初日のセトリと感想(ネタバレあり)

セットリスト

※青文字は新曲
※★は衣装替えタイミング

(いろんな音が鳴る)

  • HELLO ★肩がキラキラな衣装
  • MAGIC CARPET RIDE
  • 分からないだらけ
  • dreamy reality
  • "悲しいほどにア・イ・ド・ル"~ガラスの靴~

映像︰物憂げにドライブする健くん

  • Maybe ★カラフルスレンダーな衣装
  • SPARK
  • タイトル不明 Day by day*6
  • Destination*7
  • ミュージック・ライフ

MC

  • タイトル不明 PULSE*8

映像︰分裂していく健くん

  • Wait for You ★赤い手袋シャツとハット
  • PINEAPPLE
  • Full Circle
  • タイトル不明 SUNSHINE*9
  • The One*10

映像︰束縛される健くん

  • FALL*11 ★白装束

曲紹介

  • Answer*12
  • タイトル不明 この中で*13

映像︰物憂げにドライブする健くん、カーラジオから聞こえる「意味のないドライブ」

  • 意味のないドライブ ★ツアーT
  • Crazy Rays

とにかくセトリが神すぎる

どこをとっても最高なんだが、特に最初の5曲が神。

最近ラヂオでも流した、ベリベスHMV盤限定曲「HELLO」から始まるなんて予想だにしなかったよ…!!

遺跡のような場所で健くんが腰を下ろし、虚空に訴えかけるように歌うさまを見つめる。もう序盤からグッと世界観に惹き込まれ、続けてマジカペ→分からないだらけと直近のスタイリッシュな楽曲をぶちかます。

マジカペから女性ダンサーが6人登場。なんとあのYOSHIEさんご本人を含むYOSHIEダンサーズだった。安定感半端ない。

「V6の曲を”過去のもの”にしたくない。1人になっても歌い続けていきたい」とラジオ番組*14で話していた健くん。ラストライブで6人が魅せたキレキレのパフォーマンスも記憶に新しいが、今度はYOSHIEダンサーズをバックにつけた健くんが活き活きと踊り歌う。フォーメーションの完全再現ではない、ソロならではの新しい表現もある。まさにV6の楽曲たちを健くんを通して"再構築"しているようだった。

歌唱力に聞き惚れる

数十年前からは想像できないくらい歌が上手くて素晴らしかった。いつまでも聞いていられる…

V6のときは歌割りがあって自分のパートだけ歌えばよかったが、1人だと全て歌うことになるから大変だ…とかラヂオで言ってたけど、ちゃんと歌いこなせているから本当にすごい。Maybeなど高音と低音が行き来するような曲もバシッとキマっている。

健くんの代表的ソロ曲、悲しいほどにアイドルもこの令和の時代に聞けたことが本当に嬉しかった。イントロが流れた瞬間興奮したし、歌も完璧すぎて震えた。

SPARKでは水を得た魚のように華麗に歌い踊り、ミュージックライフでは和気あいあいとしたムードが漂い、毎曲毎曲「はい優勝!」と心の中で賞賛していた。

アルバム曲はラジオで先行解禁した「DREAMY REALITY」「Destination」しか把握できていない*15ので、ほとんどが初聞き。その場では「この曲好きだなぁ」「カッコいい」と感じたものの、それがどこで披露した曲のことか、これを書いている今はわからなくなってしまった。。もしアルバムが予習できてたら新曲についてももう少し解像度高く感想が書けたかもしれない…

ただ、健くんがファンのことを想って作ったという「Answer」はすごく沁みた。解散発表以降、私達に向けられたメッセージの端々を、この曲の歌詞から感じた。

形を変えて生き続けるV6

「NEWWW」というタイトルに込められた思いについてはラジオで語られているが、健くんが新しいアイドル像を打ち出そうとしつつ、V6の楽曲たちを大切にしているさまが随所に見てとれた。

後半、WfY→パイナポ→フルサと続くくだりが衝撃的だった。どれも6人での歌い分けやダンスが印象的な素晴らしい楽曲だ。しかも、どうしても歌いだしが剛くんであることを強烈に印象づけるものばかりだ……

しかも、このパートから健くんは衣装替えをしている。真っ赤なシャツと手袋、そしてハット。健くんがこのタイプのハットをするなんて珍しい*16

脳裏に過ぎったのがTIMELESSの剛くん。

赤は剛くんのメンカラだけど、気のせいじゃないよね…?そういうことよね…?歌い方もやや剛くんに寄せてきてたような気がした。

あとはラストの2曲。映像のカーラジオから流れる「意味のないドライブ」はどうやら原曲のようでハッとなる。健くん以外の声も聞こえる…

それまで披露したV6の楽曲は、Yeah〜みたいな録音音声も健くんの声で撮り直した音源を使っているように見受けられた。でもこのときの「意味のないドライブ」はオリジナル音源を使っていたようで、ステージの健くんも自分のパートしか歌わなかった。V6が一瞬そこにいたような気がした*17

そしてラストにCrazy Rays持ってきたのもたまらん…グルヴコンでセトリ落ちして、V6のコンサートで一度も披露されなかった幻のCrazyRaysがここで…!!!

そのままこの曲のインストで〆。YOSHIEダンサーズ紹介して投げキッスをして晴れやかに捌けていった健くん。可愛い、儚い、そして強い…。素晴らしかった。

おちゃめなMC

箇条書き・順不同・ニュアンスで。

  • ジャニーズ史上初柔らかペンライト!
  • プヒプヒ鳴らすファンに「蚊の鳴く音かと思った」
  • 光量を上げる&点滅を優先させたため、値段の都合で単色ライトになった。色増やしちゃうと1万超えちゃうからそれはさすがに…って
  • 光量上げたからオープニングでペンライトついてるとめっちゃ光る。暗転しないのよ、明るくて→あそこは消灯をご所望なのねw
  • 試しにペンライト皆消してみてよ→消させる
  • 本当はアルバムのブックレットを見てからパンフを見てほしかった
  • アルバム、ツアー終了後になっちゃってね。。11/6にならないかって調整したけど間に合わなかった
  • 今日はゲネプロもあったから実質2公演みたいなもん、明日2公演だよ!?大丈夫なの?V6が2公演やってたの何年前よ?

終演後のTweetもおちゃめ。

願わくば円盤化を…

健くんがどれほどV6が好きで、V6を大切にしてきたかが伝わるコンサートだった。もはや舞台やアート作品のようでもあった。

V6があったから今の自分がいる。だからこれからは1人でもなお、"新しいV6"を表現し歌い続けていく、そんな意気込みを感じるのだった。

剛くんも坂本くんも、現状ソロコンの円盤化はされていないので望みは薄いが、どうかもう一度見たい。なので円盤化をぜひともお願いしますジャニーズさま…。

*1:大きめの会場押さえは1年以上前から動かないとなんだねぇ…とMCで言っていた

*2:健くんがコロナになってしまった(8/29発表→9/10復帰)ことや、制作の都合によるもの。mentrecording.jp

*3:健くんのインスタストーリーズにうさぎちゃんが出てきたことがあるので意識していることはほぼ確定と思われる。

*4:これまでもノーメイクや適当な身なりで来た日に限って神席を引いたりアフターイベントに当選したりしている。。

*5:ステージ正面に置かれたスピーカーの箱くらい

*6:白黒のぐるぐるした模様が映し出されていたような

*7:スリラーというか操り人形みたいな不思議な振り付け

*8:背景がなんかテカテカしてたのこの曲だったっけ?

*9:長い布がふわふわと舞っていたのはこの曲だっけ??最後は星屑のようなアルファベットが散らばる

*10:紗幕の後ろでゴンドラに乗っていたのか、紗幕の幻想的な星空を浮遊しながら歌っているようだった。星空はやがて花畑に変わる

*11:この歌は何語だ?赤いリボンを両手に持って舞う

*12:開演前最後に流れていた曲。セットに歌詞字幕

*13:歌詞に"ロックダウン"がある。最後は扉を開けて出ていった。アルバム未収録。

*14:2022年10月1日オンエア「表参道Ao Presents Oshare Life」より。 www.interfm.co.jp

*15:湘南美容外科クリニックCMソングの「FALL」はインストしか流れないので歌を聞くのは初めてだった。

*16:しかもこの3曲が終わったらハットを外していた。

*17:しかもこのとき、背景スクリーンにはブイロクの木が映っていたらしい。見逃した。。最前列だと健くんを裸眼でガン見できる半面、照明やステージ全体の演出を見落としがち…