以前書いた「個人的に気になっているサブスクリプションサービス」という記事。その中で最も気になっていたのが、離乳食のサブスク「the kindest(旧ミタス)」です。
当時6ヶ月の次女はちょうど離乳食を開始したばかりだったので、7ヶ月が近くなってから試しに利用してみることに。
もぐもぐ期(中期)用のお試しセットを食べさせてみたら、ペロリと完食しました！
お試しセットの内容や食べさせたときの様子、継続するかどうか迷う点（価格面など）など、率直な感想を書いていきます。
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招待コード︰1dedc2d3af
- the kindestの離乳食について
- 980円のお試しセット(もぐもぐ期)を注文してみた
- お試しセットを食べてみた子供の反応
- 継続するかどうか迷う点
- the kindestの配送休止・解約について
- まとめ：1食600円をどう捉えるか、による
the kindestの離乳食について
「the kindest」は、株式会社MiLが運営する離乳食のサブスクリプションサービス。
つい最近まで「Mi+ミタス」というサービス名で展開していましたが、2020年5月18日に「the kindest」としてリニューアルしました。
安心・安全にこだわった離乳食
「安心・安全」を掲げ、なるべくオーガニック食材を使う、添加物を極力加えないなど、安全面・栄養面にこだわって作っているそうです。
食材提供に協力している農家の一覧が公式サイトに載っています。
常温保存でお手軽に使える
キャップ付き*1レトルトパウチの離乳食は、未開封なら常温で保存が可能。
解凍や追加調理が不要なので、忙しいときでもササッと出せるのがとても便利です。
月齢ごとに取り揃えられたラインナップ
以下のような月齢に合わせた商品が用意されており、申込時にどのコースにするか選択します。コース変更・お休みなども後からできます。
- 初期：ごっくん期(5～6ヶ月)
- 中期：もぐもぐ期(7～8ヶ月)
- 後期：かみかみ期(9～10ヶ月)
- 完了期：ぱくぱく期(11ヶ月～)
980円のお試しセット(もぐもぐ期)を注文してみた
LPページに長々と書かれている「オーガニックが～」「添加物が～」とかは個人的にはどーでもよくて(栄養価が～は少し気になるけど)、ただ離乳食を作るのがめんどくさいから時間を金で買って解決したいんだ！という動機でお試しセットを注文。
よく食べる子で、もう7ヶ月近かったので「もぐもぐ期」のお試しセットを選びました。初回は送料無料ですが、実際かかった金額は本体価格980円＋税＋手数料*2で1285円でした。
注文2日後に発送連絡が来て、翌日届いたものがこちら。
パンフレットとともに、以下の3種類が1食ずつ入っていました。
- サーモンとカリフラワーの炊き合わせ
- 鶏ささみと野菜のあんかけ
- ツナのミネストローネ
また、レギュラー配送になるとさらに以下の2種が加わった5種類が送られてきます。
- シラスの野菜煮
- レバーとカツオ節のポテトサラダ
AmazonPayだと手数料がかかる
申込後に気づいたのですが、AmazonPayを使うと手数料205円が加算されるのです。
申込ページはAmazonPayを積極的に勧めるボタンまであり、普段あまりAmazonPayを使わない私もつい選んでしまったのですが、手数料がかかる旨が書いてないのは少し不親切だなと思いました。。
お試しセットを食べてみた子供の反応
離乳食を開始してから半月以上が経った次女に、the kindestの離乳食を食べさせてみました。
ちなみに私も味見をしましたが、どれも素材の味のみ。それもそのはず、調味料も不使用とのこと。大人には少々物足りなく感じますが、赤ちゃんにとってはいいのかな。
※以下はあくまで我が子の反応です。食べる食べないは個人差あると思います。
サーモンとカリフラワーの炊き合わせ
一口目はちょっと「うっ」という反応をしましたが、すぐに慣れて完食。サーモンが少し大きめな部分もあったので適宜スプーンで砕きました。
鶏ささみと野菜のあんかけ
ささみが一部大きめでしたが、こちらもスプーンで砕いたらすんなり食べてくれました。
ツナのミネストローネ
3つの中ではこれが一番サクサク食べてくれた気がします。食いつきがよかったです。
継続するかどうか迷う点
子供はとてもよく食べてくれるので買った甲斐があったなーと思う反面、このまま続けていくかどうかは少し迷っています。
1食50g*3がおよそ600円。少ない割に高い
作る手間が省けるうえ、子供もぱくぱく食べてくれるのでとても便利ではありますが、価格がまぁそれなりに高いです。
お試しはともかく、定期コースとなると4週間(20食)で11980円＋税＋送料460円＋手数料。単純計算で1食（50g）あたり約600円。市販のベビーフードに比べたらかなり割高です。
たとえば、長女のとき外出先で幾度もお世話になった和光堂の「洋風ベビーランチ」（主食80g+おかず80g）ですら、コープなら228円で買えます。
市販のベビーフードや手作りの方が比較的安価で済むのは自明であり、厳選された素材や不足しがちな栄養素の添加など色々な手間暇という付加価値がついているのは重々承知しているのですが、それを考えてもいち消費者として1食600円を続けていきたいか？と言われるとちょっと悩ましいところです。
まぁ離乳食って半年間くらいのものだし、単価上げて新規顧客を増やして回さないと採算取れないのかもしれませんが。。
「毎日の離乳食」を全てはカバーできない
the kindestの離乳食は現状「おかず」のみのため、主食を毎回別に用意する必要があります。また、離乳食が進んでいけば食事回数も量も増えるので、50g✕20食はあっという間に使い尽くしてしまうでしょう。
なので我が家ではコープの離乳食も併用しています。8倍粥の冷凍キューブや色々な野菜ペーストが充実しているのでありがたいです。
長女の頃にはなかった、コープの離乳食セットをありがたく使わせていただいております✨ pic.twitter.com/3lqu1ReODt
— 鮭走者みるく ♐8歳♏3歳 (@3865oiseau_bleu) 2020年5月14日
そもそも1ヶ月なのになんで20食分しかないのか？という点については、ヘルプページを見る限り「平日の利用を想定している」からだとか。
ですので、ちょっと時間がある土日にはママが手作りしたご飯も食べれるように平日分の補いとして20日分をご用意させていただいております。
(よくあるご質問からの引用)
平日土日問わずこのパッケージで主食もおかずも全部おまかせ！的なものではなく、あくまで栄養補助的な立ち位置なのかもしれませんね。
そもそも何もかも作るのがめんどくさい！という私のようなニーズとはちょっと合わないかもｗ 幸い子供は完食してくれるのでありがたいですが…。
the kindestの配送休止・解約について
お試しセットを申し込んだあとは、特にこちらからアクションをしない限り自動で定期配送に切り替わります。
次回の配送予定：2020/06/14
こんな風にお試しセット配送連絡時に次回配送予定日が知らされるので、解約したい場合は配送日の8日前までにその旨を公式LINEから連絡します。お試しセットだけで解約するのもアリなのですが、1回様子見したかったので私はこのまま定期配送を利用しました。
参考までに、お試しから定期配送に切り替わるまでのスケジュールはこんな感じでした。
- お試しセット申込：2020年5月26日
- お試しセット配送連絡：2020年5月28日
- お試しセットが自宅に届く：2020年5月29日
- 定期配送受付連絡：2020年6月7日
- 定期配送発送連絡：2020年6月11日
- 定期配送が自宅に届く：2020年6月14日
ネットを見るとミタス時代に解約トラブルが散見されたようですが、リニューアル後はどうなのか…？
この辺りは今後休止・解約を実際にしてみたときに追記したいと思います。
【追記】休止連絡をLINEでしましたが、30分もしないうちに返信が来てすぐに対応してもらえました。
まとめ：1食600円をどう捉えるか、による
以上がサブスク離乳食「the kindest」のお試しセット(もぐもぐ期)レビューでした。
手作りではなかなか手を出せない食材があったり、パウチからすぐあげられて便利なのは確かですが、いかんせん価格が高いのがネックです。
1食600円をどう捉えるかですかね…栄養とか素材とかいいものを食べさせたいと思う気持ちも多少はあるんですが。。
どっちみち主食や副菜を別に用意する必要がありますし、コープで全部まかなってもいいかなぁ…と個人的には思っています(^^;
