「また今日もだめか…」
ここ最近また、会社に間に合わない*1日がポツポツ出始めている。
ちまちまと減っていく時間休。4月からの3ヶ月でもう年間取得上限の半分を超えてしまった。その理由の9割が、次女の保育園登園が想定以上に遅れるためだ。
以前も似たようなエントリを書いたが、あれから少し状況は変わっている。
登園までのネック
3歳8ヶ月となった次女。意味不明なイヤイヤはほとんど無くなり、言葉によるコミュニケーションもとれ、自分でできることも増えた。そして保育園へ行くのもノリノリで行き渋ったことはない。
では何がネックになっているかというと、以下のような不確定要素である。
なかなか起きない
起きたあとのトイレ→着替え→食事→出発まではとてもスムーズにことが運ぶので、以前に比べてかなり早くなった。まぁうんちが出たりのんびり食ってるなど日によって差はあるものの、起きてくれるまでの時間に比べたら僅かな誤差だ。
しかしそのルーティンに乗せるにも、最初の目覚めが成功しないと話にならない。
起こすとパッと起きてくれる日もあるのだが、起きない日はどんなに起こしてもなかなか起きない。そんなとこまで私に似なくていいのに、寝起きの悪さ*2は親譲りなのかもしれない。。
歩くのにやたら時間がかかる
家から保育園まで大人の足で7分。しかし次女と歩くと最低でも倍の15分かかる。
車も自転車も乗れない*3し、年齢的にベビーカーは微妙になってきたので、私には徒歩1択しかないのである。
制服を着てリュックを背負い、意気揚々と歩く次女。しかし道端の草花や水たまり、金網や看板などに気を取られてはその度に歩みが止まる。急げば間に合うかもしれないのに、そんな私のことなどお構いなく立ち止まるので、15分どころか20分以上かかってしまうこともある。
twitter.comもう時間休決定だったけどせめて保育園は間に合いたいが
— 鮭走者みるく ♐8歳♏3歳 (@3865oiseau_bleu) 2023年6月28日
・たんぽぽのわた毛をみつけて吹く
・こっちの横断歩道がいいと指定
・珍しい車が気になる
ほか、いつも立ち止まるポイント多数。。
なんとかかんとか15分でギリギリ滑り込めたけど…
こうしてゆっくりと気ままに歩く次女を見て、私は何をそんなに急いでいるのだろう…とバカバカしくなる*4こともあるのだが、遅刻に際し会社や保育園に連絡を入れるのが(入力フォームだけで手早く済むものの)地味に削られるのであまりやりたくないのだ。
そもそも時間管理が上手くできてないのでは…?
…と思った方はご名答。私自身が時間の波に流されている感がある。
自分の支度は一瞬で済ませるし、8時前の時点でいつでも出れる状態にあるのだが、いかんせん次女の支度と移動に関する見積もりがうまくできていない。
私が朝目を覚ますとだいたい7:10〜7:30。長女と旦那は7:40〜7:50くらいに家を出る。ゆえに旦那は主に長女、私は主に次女の支度をサポートする。
8時前までには自分の支度や家事を済ませる。余裕がなければこの過程を始業後にすっ飛ばし、最低限着替えだけする。
この時点で次女が寝ている(二度寝含む)場合も多く、それ即ち危険信号である。かといって初めから起きていてもうまくいかないこともあるが…
見積もりではなく願望
- 9:00会議
- 8:55には帰宅したい
- 8:45には保育園を出たい
- 8:42には保育園に着きたい
- 8:27には家を出たい
と逆算すると「最低でも8:27までに出なくては!」という意識が働く。ただ、週に一度だけ8:30登園の日があるので、そのときは「8:10に出なくては!」とも思っている。このようになぜか15分で見積もるときと20分で見積もるときがある。そもそもなぜ普段はバッファなしの15分で見積もっているのか自分でも謎である。15分で着けないかも…という予想より15分で着きたいの…という願望になっているのかもしれない。
支度時間の変動に対応できてない
また、「遅くても8:27に出なくては!」と思っている割に、そこに至るまでの各タスクにかかる時間が全く見積もれていない。
- 8:27には家を出たい
- ????園服着てカバン背負って靴を履く
- ????食事をする
- ????トイレへ行きパンツに履き替える
- ????起きる
それぞれはさほど時間もかからないはずなのだが日によって変動が激しく、トータルで最低でも何分必要なのかわかっていない。ただ出発目標時間が刻々と迫ってくることに焦りながら各タスクが終わるのを見守る、そんな日々だ。
ざっくり見積もってみる
この記事を書いてみて、出発以前のタスク見積もりを全くしていなかったことに今更気づいた。ならばざっくりでも見積もって改善していきたいと思う。
そこで普段つけているライフログを見てみる。介助不要になった「食事」のログはないが、「トイレ」のログを見てみると
- トイレ︰4分
- トイレ(うんち)︰10分
がおおよその平均値とわかった。うんちが出たときのことを想定してここは10分としておく。
次女が食事をしている間に自分の支度や簡単な家事を済ませることも多い。最近は食べるのが割と早いので10分くらいと見積もってみる。
園服を着て靴を履くまでもあまり時間がかからなくなったが、一応3分はみておこう。
こうするとギリギリラインは
- 8:27には家を出たい
- 8:24園服着てカバン背負って靴を履く
- 8:14食事をする
- 8:04トイレへ行きパンツに履き替える
- ????起きる
となり、少なくとも8時には起きてトイレにいないとその時点で遅刻がチラつくことがわかった。起きない次女を起こすのはとても時間がかかるので、長女や旦那が出発する7:45頃には起こし始めてないとダメなのだ。寝てるからといって他の家事を済ませてしまいがちだが、そこはグッと我慢して起こすことに全振りすべきだったのだ…
逆算と見積もりが苦手
仕事でもそうなのだが、逆算と見積もりという行為が本当に本当に苦手だ。
まず正確に見積れない。1時間で終わると思ったタスクには大抵3時間費やす。「自分の見積もりに3を掛けると実測値に近くなる」という法則が成立しつつある。ログを見るまでトイレ(うんち)に10分かかってることも知らなかった。
そして時間を考えるとき、「これからかかる時間を現在時刻に足していって到着時間を導く」ことはできても「目標時間から逆算して現在時刻から取るべき行動を判断する」のが難しく感じる。こういうとき頭の中で常に足し算はしているが、引き算となると途端に思考停止してしまう*5。。
ひとまず出発までのマイルストーンは見えたので、「8:27までに出発する」ではなく「8時までにトイレに座らせる」を目標に頑張ろうと思う。
*1:フルリモートだが、9時からチームの朝会(基本的に顔出し)があるので誤魔化しが効かない。かつて人数が多かったときは力技も行使できたのだが、今の人数では厳しいので間に合わない=時間休となる。。
*2:ちなみに私は旦那がいないと起きれない。それゆえ、旦那泊まり出張の日の寝坊率は割と高い。
*3:車はペーパードライバー歴20年のゴールド免許。自転車はそもそも得意ではなく、長女の送迎で一時期乗っていたが転倒が怖いので、次女妊娠時から封印して現在に至る。
*4:そもそも9時始業ルール自体バカバカしく思っている。数分遅れたくらいで何が変わるというのか。昨今はリモートですぐ出勤ボタンを押せる領域に来ているが、かつてはエントランスのエレベーター行列→執務フロアのタイムカード行列という二重苦を味わったものだ。あれで遅刻扱いされることこそ本当にバカバカしい。
*5:あくまで時間の見積もりにおいてそうなる。普通の四則演算は問題ないのだが…