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ヲタクなワーママのゆるゆる雑記ブログ

リモートワークの昼休みが「休み」にならない問題

思いのほか、このTweetにたくさんのいいねがついたので、ブログにも書き残しておこうと思う。

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ちなみに私は、2人の子供を保育園に預けて自宅でリモートワーク(9:00-16:30)をしている時短正社員である。

リモートワークで昼休めない理由

食事準備と片付けが発生

出社していた頃は外食派だった。場所柄飲食店がたくさんあり、どこかしら入れば食事が出てくるので、昼休みのほとんどをゲームやTwitter・ブログなど余暇に費やすことができた。

しかしリモートワークになってからは自分で調達せねばならない。近くに飲食店がなく出不精で、かといって一人分の出前を取る気にもなれず、家で食事を用意することが増えた。

リモートワークの昼休みは、食事そのものだけではなく食事準備と片付けでどうしても短くなってしまう。なるべくお湯注いだりレンチンしたりで済むようなものをチョイスしているが、浮いた時間で休めているかというと少し怪しい。なぜなら他の家事が溜まっていることが多いからだ。

家事消化チャンスが昼休みしかない

皿洗いや洗濯など、昨晩積み残した家事があるとそれを消化できるのは実質昼休みしかない。

朝は2人の登園準備でバタバタしているし、退勤後もすぐお迎えに行くのでまるで余裕がない。そうなるとお迎え前までに残された家事消化チャンスは昼休みとなる。

当初は、朝登園し終えてから仕事を始めるまで15分くらい準備時間をもてる余裕があった。その時に溜まった家事を少し捌くことができたのだが、最近は全くもってそんな余裕がない。9時までに勤怠システムに打刻できるかどうか、毎日保育園から家まで猛ダッシュする日々である。。

お迎えまでに消化しないと後で自分が苦しむ

お迎え後はやんちゃな子供たちがママママと構ってくるのでほとんどルーチン作業しかこなせない。このルーチン作業を円滑に進めるためには、溜まっている家事をお迎え前までに消化しておく必要がある。

たとえばお迎えから帰ってきてすぐにストローマグの洗浄・乾燥をできるようにするには、前夜の哺乳瓶やメルシーポットの洗浄・乾燥が既に終わっている必要がある。保育園から持ち帰った洗濯物を出してすぐ洗えるようにするには、それまでの洗濯物を洗濯・乾燥・収納まで終わらせておく必要がある。

後回しでもなんとかなるものもあるが、それが積み重なると苦しむのは未来の自分なので、なるべくなら自由に動ける昼休みのうちに片付けておきたくなるのだ。

積み残しをなくすためには前日の行動が鍵になる

前日に家事の積み残しをしなければ、翌日の昼休みを圧迫せずに済む。つまり前日の行動が鍵となる。

次女の寝相が気になるので、最近は寝かしつけ後そのまま寝室で過ごす。そのため、寝かしつけ後に家事をすることはほぼできなくなった。

2人で分担して回せるといいが

よくあるのが、片方が2人を寝かしつけに行き、その間にもう片方が残りの家事を片付けてしまうパターン。上手くいくと一番いい方法なのだが、旦那が家事担当なのにリビングのソファで力尽きることがたまにある。翌朝の出勤前までに挽回してくれることもあるが、それがダメだとしわ寄せは私の昼休みに及ぶ

また、旦那とはある程度家事をシェアできてはいるものの、「洗濯」「資源ごみまとめ」「米とぎ」など依然私に偏っている家事もあるので、そこらへんが積み残されている場合も同様の結果となる。ちゃんと連携とれているときはいいが、バタバタしていると伝え漏れてしまうこともある。

隙をみて片付けるのもなかなか難しい

そうなると、少しでもリスクを回避すべく寝かしつけ前までにある程度終わらせてしまうのが安全である。

実際、お迎え後~旦那が帰ってくるまでの間にこなすルーチン作業でいったん積み残しをなくしている*1。翌昼に積み残されうるのは、その後の夕飯・風呂後に発生する家事なのだ。

食べた直後に食器を水にさらす、放置ゴミを見たら即捨てる、など小さなところから積み残しの芽を潰す。常に意識しながら動けるといいのだが、子供たちとの生活ではなかなかうまく行かないことも多い。長女は遊ぼう遊ぼう、次女は乳くれ乳くれ、常に構ってほしがるのでずっと家事に専念もできない。そのまま「4人で寝よう」なんて誘われれば、もうリビングとキッチンは現場保存されたまま翌朝を迎えることとなる。

夫婦の時間差と温度差

在宅と出社の時間差

そもそも旦那と私で、家事ができる時間に差があり不均衡を生んでいる。旦那が出社・私がリモートワークだと、どうしても家にいる時間の長い私が家事負担を多く負ってしまいがちだ

コロナ禍で緊急事態宣言が出ていたとき、旦那の会社は一時的にリモートワークになった。このとき私は育休中だったが、旦那が率先して家事を担ってくれて*2とても助かっていた。しかしその後、私の会社がフルリモートになった一方で、旦那の会社はリモートワーク廃止となった。

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帰宅時間に2時間以上の差が開く。子持ち親にとってこの2時間は大きい。旦那がリモートワークのままだったらよかったのに、と何度も思った。旦那自身もこの不均衡は問題に感じていて、そのための転職活動を視野に入れている。

感じる温度差

とはいえ、仮に2人ともリモートワークになったら全て解決するだろうか?という疑念もある。休日もなんだかんだで私の方が家事をしている時間はより長い。物理的に不在なよりマシだが、結局のところ私が「自分でやるか」「旦那に任せるか」をコントロールしないと昼休みにちゃんと休めないのではないか…

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リモートワークの昼休みにしわ寄せをくらうのは私だ。そのことを把握してくれてはいるが、自分事ではないからか時々温度差を感じることがある。

お迎え後からずっと休みなく家事を捌いているのは翌日の昼休みを休めるようにするためなのだが、このへんのヒリヒリ感はあまり伝わってないなぁ…と感じるのだった。

*1:たとえば翌日の持ち物準備は帰宅後すぐに取り掛かるようにしている。

*2:とはいえ、自分が仕事してないから…と無意識的に家事を多く抱えていたのは否定できない。あと、このときは子供たちも登園できず家にいたので育児負担も大きかった。