リモートワークを週1〜3で始めて約2年が経ちました。1日の過ごし方がパターン化してきたのでまとめてみます。
前提
勤務内容
私はWebサイトの開発エンジニアをしています。現在所属しているチームでは外注や業務委託はしておらず、内製のため主なやり取りは社内のみ。1日のほとんどをパソコンの前で過ごします。
保育園から会社まで片道1時間以上かかるため、朝と夜はそれぞれ時短勤務(10時〜17時30分)にしています。
勤務先のリモートワーク制度について
元々育児・介護を理由とした特例的な「在宅勤務」はあったものの、それとは別に希望すれば誰でもできる「リモートワーク」制度が2017年にできました。部署毎に段階的なトライアル運用を経て、現在は正式運用されて*1います。
勤務時間はオフィスと同じ8時間(9時〜18時)*2ですが、場所の制限はありません。最大週4で実施可能です。
これまでリモートでは閲覧できなかったシステムなども徐々に解禁され、今では本番対応と一部システムを使う場合以外はほとんどのことがリモートでも可能です。
執筆当時(2019年)は上記のような状況でしたが、2020年のコロナ禍を機にほぼフルリモートになりました。
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リモートワークの1日
これから述べるのは子供が在宅していない場合のケースです*3。
私の場合、娘を保育園に送ったあとはずっと家で引きこもって仕事しています。
起床~保育園送り~始業
8:10〜8:30 起床
前はもう少し早く起きてたんですがね…。。
リモートの日はおかいつすら見れないこともしばしば。でも「会社に遅刻するから早くして!」とイライラしなくて済むのは精神衛生上良いです。
8:45 登園
起床が遅いと登園も遅くなります。早く起きていた頃はいつも通りの時間に預け、始業までの時間を少しゆったり過ごすこともできましたが、今はギリギリですw
ちなみに保育園側は私がたまにリモートワークすることを知っています。
9:00 始業
帰宅後は仕事の準備です。ゆるい部屋着に着替えたり、ゴミ出しをしたり、朝食を用意しながら始めます。
午前の仕事中
オフィス勤務時と同じですが、まずは今日やるタスクと会議などの予定を把握します。
前日の進捗報告や工数記録*4をつけるルーチンワークをし、未読Slackを読み流しながら必要に応じてリスト「inbox」*5に放り込みます。
頭の中のモヤモヤを外部に移してスッキリしたところで、今日やるタスクを粛々と進めます。
昼休憩(1h)
昼休みは各自自由に1時間取ることができます。きりのよいところまで作業したら、12時すぎくらい*6に休憩します。
きちんと1時間仕事から離れる
オフィス勤務のメンバーに姿を見られていない不安・成果が出ていないなどの焦りから、つい昼休み返上で仕事したくもなりますが、グッと堪えてきちんと1時間仕事から離れるようにしています。
とはいえ、実際は
- 昼食の準備
- 食事
- ちょこっと家事
などが入るので、1時間休めている実感はあまりないですw
食事の準備は「早い」を優先
料理苦手マンな私は、貴重な昼休みを料理に割きたくありません。前日のおかずの残りがあることも稀なので、たいていこうなります。
- ごはん+納豆+冷凍食品
- カップラーメンや袋麺
- コンビニ飯
- 近くの飲食店へ行く
中食や外食は移動時間がもったいないので、レンチンやお湯を沸かすだけで対応できるメニューに頼りがちです。
食事を流し込みながら、その日やりたいこと(録画した番組視聴、スマホゲーム、ブログ執筆、Twitter眺める、など)をやって息抜きします。
お迎え後の自分を助ける「ちょこっと家事」
- 食洗機終了後の食器を片付ける
- 洗濯・乾燥が終わった洗濯物を引き上げる
- 夕飯の下準備 ※ごく稀
- ゴミまとめ
- 風呂掃除
昼休みにこのような「ちょこっと家事」を進めると、お迎え後が少し楽になります。
ただ、子供不在で作業が進むからといって、ここでつい家事をガッツリしまうのは禁物です。私もたまにやってしまいますが、休憩した気分に全くなれないのでお勧めしません。。
…と言いつつついついやってしまうのですが。。
午後の仕事中
さて、休憩のあとは午後の仕事を始めます。
オフィス勤務時はたいてい食後〜夕方に眠気に襲われますが、リモートワークだと眠気と無縁です。好きな音楽を聴いたりしながらテンション上げてやってます。
そのかわり、オフィス勤務時よりも長く仕事するため終業後はどっと疲れます。
終業~お迎え
18:00 終業
会社の制度上、リモートワーク時は残業禁止です。なので否が応でも切り上げなければなりません。
とはいえ、15分〜20分くらいはみでちゃうんですけどね…。。
終業後は機材の片付けと、お迎えの準備と束の間の休息。余裕があれば風呂準備もします。 ※仕事でひどく疲れた場合は、Twitterでダラダラしかできませんw
18:35 お迎え
気持ちいつもより早めにお迎えへ。
通常であれば、このくらいの時間に旦那が入れ替わりで帰ってきて夕飯準備をしていてくれますが、リモートワークの日は旦那の出張日であることが多いのでたいていワンオペです。。
19:00 帰宅
ここからは食事・風呂・寝かしつけ、いつもと同じ流れです。
通勤時間(=1人でボーッとできる時間)が少ないため、ある意味オフィス勤務時より疲れますw
たまに外でリモートワークすることも
出不精なのでたいてい自宅で仕事しますが、たまに外ですることもあります。
ただ、8時間勤務縛り*7があるため、近くの飲食店・カフェなどにとどまります。いつかコワーキングスペース巡りとかもしてみたいんですけどね。
また、夜はお迎えのこともあるので、外で仕事するのはせいぜい午前のみ(昼休み中に帰宅)のパターンが多いです。それに、カフェの椅子はずっと座ってるとお尻痛くなるので2時間くらいでギブアップしますw
半日出社・半日リモートワークもできる
制度上、半日だけリモートワークも可能です。私が実際にやった半日リモートワークの例では、
- 午前出社→午後からリモートワーク→夕方から保育園の懇談会(1h早抜け)
- 午前リモートワーク→お迎え後娘の予防接種(午後半休)
- 午前リモートワーク→午後出社→夜飲み会参加
のように、何か用事がある場合に効力を発揮します。
ただ、単純に移動がめんどくさいので、よほどのことがない限り半日出社・半日リモートワークはやりませんw
まとめ
リモートワークの1日の流れについて書きました。
通勤時間がなくなる分、睡眠時間や先取り家事に充てられるのは嬉しいですが、運動不足が加速するうえ8時間みっちり仕事するのでいつもよりヘトヘトになってしまいます。
リモートワークもオフィス勤務もそれぞれに良し悪しがあるので、上手くバランスを取りながら続けていきたいです。
*1:まだ他部署ではトライアルかもしれませんが、エンジニア職:ディレクター職は正式運用中です。
*2:制度上は、時短勤務者のリモートワーク時間は時短申請した時間に準じます。が、自分の場合はリモートワークで時短する意味がないので9時18時にしています。 1日リモートワークすると、時短勤務の1.5時間分の減給が防げる。会社ルールでは月に16営業日までできる計算だから、月24時間分の給与が失われずに済むってことなんだよなぁ。そう思ったら変に躊躇せずもっとリモートワークしよっと。。
*3:在宅しているとパフォーマンスは体感で2割くらいまで落ちます。。
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*4:工数記録は社員全員やっており、リモートワーク者に限りません。
*5:最近、GTDでタスク管理をしています。仕事・プライベート問わず気になることを全部inboxに移し、「これは何か?」「行動が必要か?」「手順が複雑か?」「2分以内でできるか?」などの観点からリストの行き先をそれぞれ決めて管理します。
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*6:ついのめりこんで13時くらいになってしまうこともありますが…
*7:移動のための中抜けは多少なら黙認されているようですが、チキンな私はできませんw